今日も今日とてずーっと温めてた話をしましょうかね。
これに関しては個人的な好き嫌いなどの感情もあると思うので、こういう意見もあるんか〜程度で見ていただければと思ってます。


では、さっそく本題に。
自分のロックフィッシュ入門はPEラインでした。
堤防からのショゴとか狙ってたようなライトタックルのまま突入した記憶がある。
んで、すぐ根がかりをして今のような回収率でも無く、ラインが切れて高確率でリーダーの結束から〜なんて感じだったのを覚えている。

ジャングルジムさんやデコイさん等々色んなメーカーが根がかり率軽減を謳っていても、やはり根がかりするときはする。当時、学生だった私にとって毎釣行シンカーをロストし続けるのはとても痛かったし、魚にもなかなか出会えなかったし、その度にリーダー結束からやり直すこの釣りにストレスばかり感じていた。

当時はロングスピン最強！やはりPEだ！遠投ゲームだ！なんてSNSに流れてた情報を鵜呑みに愚直にもPEでやり続けた。


それからしばらくしたある釣行でことは起きる。
よく足元まで丁寧に！　足元こそがパラダイス！　足元に魚は結構いる！　なんて言うじゃない？実際居るんだけど。
当時は、愚直にもSNSを信じ切って遠投ばかりしてた。
が、その日はベタ凪で足元のストラクチャーがしっかり見えた。
試しにと穴撃ちをしてみたのだ。すると尺くらいのムラソイやクロソイが釣れたのだ。
あんだけ通い詰めて、あんだけ遠投しても釣れなかった時間は何だったんだろうかというほどに。


実釣は百聞に如かずと言わんばかりに、そこから飛距離捨ててフロロかナイロンにすれば良くね？と。思いついたのだ。

フロロは根ズレに強い。というどちらかというとプラスなイメージをよく耳にするし、ナイロンは伸びが気になる。というどちらかというとマイナスなイメージもよく耳にする。事実ではあるが、使い方次第だと私は思ってる。

が、当時の私は世間に流されフロロを最初に選んでた。
やはりゴワつきとクセがとても気になるし、PEよりもバックラッシュをしまくってた記憶がある。

何種類かメーカーのラインを試した記憶があるが、どこも多少の違いはあれど、やはりしっくり来なかった。


人生において不思議なタイミングって幾度かあると思うんですが、思い返すとそのうち一つがここだった気がします。
当時、ジムこと村田基さんの釣り動画（特にメキシコバス編）にハマっていた。
ナイロン20〜30lbを使って、豪快にフッキングしている姿は観ていて引き寄せられるものがあったし、悩んでいたことにドンピシャだった。
とにかく衝撃が走ったのを覚えている。

見終わった途端にAmazonでサンヨーナイロン　ライン　APPLOAD GT-R Nspec LMITEDの20lbを注文していた笑

んで、さっそく巻き替え、週末にポイントに入った。
足元から穴撃ちしていくが、ゴワつきも無ければ、クセもなく、それでいて感度もよかったのだ。
これだ！これを求めていたのかもしれない。と自分自身で納得しているとゴゴッと当たりが。


PEラインの感覚でフッキングするとグングン暴れた。
ナイロンだとこんな感じなのか楽し〜なんてしているとフックアウトしていた。。。
なんでだ？いや、伸びがある分しっかり巻き合わせなのか？とすぐに答えに辿り着いた。
その日の釣りが終わる頃にはしっかりジムのフッキングを真似をするように笑

と、まぁナイロンなりのデメリットな部分も見えたが、それ以上に自分に合うこともわかった。
ロックフィッシュのラインは人の感覚な部分はあるとは思うが、ナイロンラインだからこそなのかな〜と思う部分はラインが沈んでいかないのでフロロよりかはそもそも根ズレすることが少ないように感じた。
バイトに関しても、一度咥え込んでから離すまで（合わせるまで）がラインが伸びてくれる故かはわからないが、PEやフロロに比べ長い気もした。

最後になりますが、これを見てロックフィッシュのラインで迷ってる人が居たら是非ナイロンラインを試していただきたいが、これはあくまで個人的な主観というか感覚の部分が大きいと思う。
フロロを選んでいる人は少なからずあるかもしらない伸びだったり、しなやかなのが嫌なのかもしれないし。
ただ、自分の釣りしてて思うのは明らかにバックラッシュが少ないのはナイロンラインだということ。