ブローウィン80S北陸SPカラー
春の富山湾。海岸の砂浜が青く光る光景と夜明けのタイミングが重なるとすごく美しい。
「春はあけぼの」
清少納言の『枕草子』の冒頭で、「春は(何と言っても)夜明けの時間が(趣があって)良い」という意味。
全国的に有名になってもう何年経つだろうか。
『富山湾ホタルイカパターン』
もう皆さんも聞き慣れたパターンだろう。今になって詳しく解説するほどでもなく、春の富山湾はホタルイカが接岸して…それをフィッシュイーター達が荒食いをする。
言葉だけで聞けば簡単そうだが、実は地元の僕でもここ数年は厳しくなってきている。
その理由としては、ホタルイカパターンで魚釣りをするアングラーよりも、ホタルイカ救いの方々が多いことから、中々ポイントへ入ることが難しい。
全国から釣り人が押し寄せてくるシーズンだけあって、殆どのポイントは叩かれまくっている。
大人気のメバルが少ない。いや、少ないと言うか、スレている個体も多くて喰わせるのが難しくなっている。
ざっくり上げるとこんな感じでしょうか…
あれは確か去年の話、地元の方々とホタルイカパターンで話すことがあって、BlueBlueもホタルイカパターンにアジャストできるサイズのルアーがあるのに、シーバスに特化したカラーが多くて使う気になれない…と。
その言葉が僕の心に火をつけていつかは…
そう思ってた気持ちが次の年に実現するかもしれないなんて…
BlueBlue広報の方からお話をいただいて、
広報『北陸の春に強いカラーを作ったら皆さん使ってくれますか?』
自分『間違いなく使います。』
広報『分かりました。一度試しにサンプルを作ってみましょう。』
そのまま話が進んで、工場長の泉さんにも話をして、一発目のサンプルを塗って頂いた。

実績の高いピンク系。そしてこのマグマホロ。
最初はホタルイカパターンに強いカラーを。って話だったから、試しに目玉を塗ってもらったんだけど…
いや待てよ?春はホタルイカパターンだけじゃなくて、シラス系やアミ系のベイトも絡んで複合ベイトになりやすい。
むしろ、ホタルイカを極端に嫌う個体もたまにいて、シラス系やアミ系を好んで捕食する巨メバルも少なくない。
そうなれば、目玉を描いてしまうとホタルイカに突出しすぎてなんだか気持ちがホタルイカパターンから離れることができない…
そんな事を思いながら、目玉の部分を自分で削る。

きた。コレだ。理想の色、見た目は普通のブローウィン80Sだから、どんなパターンでも当てはめていける。
本当はスネコンとか色々考えたけど、ブローウィン80Sにした理由が幾つかあって、
『皆さんにチューニングをして遊んでもらいたい』
その気持が強くてブローウィン80Sで作りました。
リップを削ってもよし。なんならリップを折って使ってもよし。
フックサイズを変えたり、板オモリを貼ったり。
スネコンではできない遊び方がブローウィン80Sだとたくさん楽しめるでしょ?
そんな考えでブローウィン80Sで作ることにしたんです。
現場に持ち込んで、実釣でテストをしていく。

うん。間違いない。このカラーを作る上で、喰わせに特化させることを意識した。
春の富山湾は水の透明度が高い時が多い。ハイプレッシャーなエリアでも問題なく口を使わせる事ができるカラー。
クリアピンク系は定番色かもしれないけど、その定番色こそが最強なのかもしれない。
これを求めていた…
30センチオーバーの尺メバル
マイクロベイト着きのシーバス
根魚からシーバスまで。春の北陸のパターンを完全攻略できるようなカラーにするため、来年製品化に向けて煮詰めていこうかと思います。
実はもう一色既に決まって…
乞うご期待。