おはようございます＾＾




今回は前々回に書いた、『　Blooowin！でビッグプレミア青物！？　』の詳細を。




この日は連休の真っ只中で、朝は南の方で赤い彗星やカマスを釣りに行って（こちらは後日ご紹介）、お昼からは雨予報でしたが北の地磯でロックショアゲームに行ってきました。






１１時過ぎに家を出てポイントへ向かってると、もうその時点で土砂降り(￣◇￣;)



しかし！




雨がなんだ！！




寒いのさえ我慢すれば（＞＜）






降り口に着いてすぐさま準備を済ませ、ズルズル山道を滑りながら降りていくと、潮が走ってる良い雰囲気の海面が見えてきた。



地元の漁師さんから事前情報として、８～１４キロのデブ鰤の群れが入ってるという有力情報を入手していたので期待が高まる！



でも・・・。



青物なんて半日もあればすーぐどっかに行くので、実際良い情報を聞いて行っても時既に遅し！ってのがいつものパターンですが＾＾；（笑）





まずは様子見で愛用のエンゼルキッスを投げる。



九州限定発売のタングステン使用のエンゼルキッスは重量が２８gで、僕の場合アベレージ６０m～７０m位飛びます。




この日は手前と奥に潮目ができており、手前の潮目は見た目は綺麗な潮目でも、実際は流れがあまりなく、魚がいるなら奥の潮目だなと感じながら投げていました。



1時間くらい投げるも潮目が寄らず、エンゼルキッスが奥の潮目に届かずモヤモヤ。





そんな時、ルアーボックスに入ってるBlooowin！を思いだし、かっ飛びミノーってどれ位飛ぶのかな～っと試してみることに。





Blooowin！をセットして、『　シュッ！　』



・・・・。




(;ﾟДﾟ)




飛びますね～



飛距離にしたらアベレージ７０～８０mちょい位でしょうか？



自重２３gとエンゼルキッスより遥かに軽いにもかかわらず、飛距離はサイレントアサシンと同等かそれ以上飛んでます。



エンゼルキッスもそこそこ飛ぶんですが、飛行姿勢があまりよろしくないんですよね。




投げてて２～３割の確率でぐるぐる回って飛んだりとするので＾＾；



その点Blooowin！は飛行姿勢も安定しており、姿勢を崩すのはエンゼルキッスの半分未満。（個人差があります）




素晴らしい♪



アクションも青物が好きそうなウォブリングで、デッドスローからファーストリトリーブまで対応して水面から飛び出しません。






話を戻して要訳すると・・・　エンゼルキッスでは届かなかった潮目にBlooowin！だと届いたってことを伝えたかったのです！！（笑）



やはり思った通り、奥の潮目は潮がガンガン効いていて、出るならここだな～っとキャストを繰り返す。



表層に反応がなかったのでちょっと沈めて探ることに。



このBlooowin！。　　あまりこのサイズでは売っていないシンキングタイプで、通常のミノーでは攻められないレンジにもコンタクトできます。



１０～２０カウント位フォールさせて、１秒１回転の速さでリトリーブしてくる。



ここでBlooowin！の第２アクションが発動！




最大潜行レンジを超えると、ウォブリングだけでなくＳ字アクションのダブルアクションが起きるようになります。



手元に動きが伝わってきて、『　うわぁ～エロい動きだなぁ～(*´д｀*)　』と考えながら巻いていると・・・





コツンッ






『　ん？　』





そのまま巻き続けていると・・・





『　ゴンッ！！　』




おりゃあああああああああああ！





渾身のフッキングを入れてファイト開始！




・・・・ん？　　　あれ？　　動かない。



瞬時に分かりました。　相手がどデカイサイズだと。




すぐさまファーストランに対応できるよう体勢を整え、辺りを見回して根の位置や足場の場所を確認し、ファイトを有利に進められる立ち位置をしっかりと把握する。




ジイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ！






ヤバヤバヤバヤバ



これブリじゃなーーーーーい(;ﾟДﾟ)！！



真下へ一直線の走りは明らかにブリとは異質で、カンパチかヒラマサと判断。



４０m位出されたファーストランが終わって、テンションの抜けに注意しながら手前の沈み瀬地帯を回避できるよう、すぐさま高い足場に移動してファイトを再開する。



自分のタックルは、いつものヤマガブランクスのブルースナイパー１０２Ｍにソルティガゲーム３５００にPE１.５号にリーダー４０Lb。



ヒラスズキタックルで糸も細いため、無理は全くできない。



足場を移動し終えて巻き始めようと思った矢先、次のセカンドラン発動(￣◇￣;)




ドラグの音って病みつきになりますよね♪



あまりの引きの強さにビビリながらも、内心テンション＆アドレナリンＭＡＸで最高に楽しい！





また２０m程出されるとランが弱まり、今度は僕の反撃を開始。




まずは頭をこっちに向かせて、ショートポンピングで一気にこちらへ寄せる。




と！



手前に来た時に根に走られ切られるので、沖でやり取りを行いながら疲れさせる作戦。




沖にも数箇所瀬があるので、イチかバチかの作戦なんですけどね＾＾；



でも作戦が成功したようで、出されては巻いて、出されては巻いてを繰り返してたら相手がへばってきた。




そろそろかな～っと思い、最後の寄せにかかる。





そのまま巻くと右のハエ根でやられるので、わざとラインをだして更に右へ走らせ、比較的安全にやり取りできる所へ誘導する



決着の時・・・・






おりゃああああああああああ！！！！！！




頭をこっちに向かせて一気に巻く！　そう、一気に巻く！！



時々反転して走り出そうとするが、その時はラインを１mmも出さずに止め、また頭をこちらに向かせて一気に巻く！




けど相手も簡単に白旗を振るはずもなく、瀬際に寄って来た瞬間最後のロングランで抵抗をしてきた。



しかしこれも想定して足場を移動していたので、無事瀬に擦れることもなく相手のランが終わった。




プカプカプカ～





デカーッ(;ﾟДﾟ)



最後の最後でやられないように海面で十分に息を吸わせて、ゴロタの隙間に波でズリ上げて無事御用となりました。















つ、疲れた～(;´д｀)




けどめっちゃ楽しかったー＾＾



１４cmのBlooowinが小さく見えますね（笑）

















魚体が見えた時に、ルアーの掛かりどころが良かったのを確認できたので安心してやり取りができました＾＾













腹デップリ～♪



デブとまではいきませんでしたが、コンディションはいい感じです＾＾




それにしてもこの魚・・・



おかしいんですよね～












口元や尾鰭付近はヒラマサ。




顔や目や体つきは鰤。




はて？(￣◇￣;)





市場の人や漁師さんに聞いて回って分かりました！



こやつ、ヒラマサと鰤を交配して生まれた『　ブリヒラ　』だということが判明。



鰤は鮮度が落ちるのが早く、時間が経つと赤身とかすぐに黒ずんだり匂いが気になり始めます。



それらを解消するために、人工的に交配させてブリとヒラマサの良いトコ取りの魚を作ったようです！



要するに～




体型や脂、身の付き方はブリですが、美味しさや引きの強さはヒラマサという、なんともレアでミラクルな魚種なようで（＾∇＾）



ラッキー♪



調べたら自然交配ではできないみたいなのですが、ヒレピンで天然物みたいだったので、ちーっさい頃から自然界へと逃げた個体かもしれません。




肝心の食味は、今まで4日間寝かせていたブリヒラを今から捌いて食べてみます＾＾






ちなみにサイズはこんな感じで↓














１０６cmの１２.５キロでした＾＾






それとBlooowin！ですが、使われる時はフックの交換をオススメします。



こちら大隅は足元からドン深な磯が殆どで潮通しもよく、青物が良く釣れる場所です。



ヒラスズキメインで釣りに行っていても、思いもよらぬ大型青物が掛かったりとそういう経験をされてる方は多いと思われます。



ヒラスズキだけでしたら純正のフックでも大丈夫だとは思われるのですが、こちらの磯、又は青物狙いで使われる方には交換をオススメします。



僕はがまかつをメインで使っていて、刺さりの良さはカルティバよりも群を抜いて素晴らしいです。



ヒラスズキのショートバイトも綺麗に拾ってくれるので良いですよね＾＾



返しが小さいのが少し気になりますが＾＾；




フックセッティングは個人で色々あると思われますので、楽しみながら考えられてみて下さい♪


刺さりを優先するか強度を優先するか。　　どっちもありだと思います＾＾



先日薩摩半島に行く機会があったのでそこでBlooowinを使いましたが、あちらのシャロー地帯ではちょっと厳しいかなっと感じました。



フローティングではなくシンキングなので、薩摩半島でもある程度の水深の磯（足元から１～２m）で使われるのをオススメします。




開聞とか野間とか坊津とか＾＾




昨日は激時化の磯へ磯ヒラに行って使ったのですが、外洋のトルクフルなうねりの波のサラシでも、綺麗にレンジキープして波を受け流していました。



そして巻き始めのアクションの初動作が綺麗です。




レンジキープ力の高さから、ヒラスズキのバイトを高確率で拾ってくれると思います。



細身で体勢を崩さないので見切られにくいってのもありますし＾＾





という長々とインプレを書かせていただきましたが、本当に素晴らしいルアーです。



今の所釣り仲間でBlooowin！を持っている人がいなく、僕だけしか持っていないので「しめしめ」と思い使っています( ´▽｀)♪（笑）





お近くの釣具屋さんで見掛けた時は是非手にとって見られてみてください＾＾





僕の感じた事を同じように体感するはずです。




長文失礼しました！





お次は『　シーライドミニで真鯛釣れちゃいました♪　』をお伝えしまーす＾＾







２０１３年　１／１～３／２現在　ショア
『海の部』
ブリヒラ（ヒラマサとブリのハイブリット）　１０６cm　１２．５キロ
ブリ　　　　　　　２匹　最大１０２cm　１０．５キロ　１０kg×２　
太刀魚　　　　　８匹　最大指４本半

『陸の部』
イノシシ　　　　　１頭　最大５．６キロ　メス

２０１３年　１／１～３／２現在　たろう丸釣果（オフショア）
ブリ　　　　　　　１匹
カンパチ　　　　２匹　
ハガツオ　　　　　４匹　最大２．３キロ
真鯛　　　　　　　５匹　最大８１cm　６．５キロ
キジハタ　　　　　４匹　最大２．５キロ　
オオモンハタ　　１３匹　最大２キロ
アカハタ　　　　　１匹　最大０.９キロ
アカアラ　　　　　１匹
アラカブ　　　　　９匹　最大３５cm
イサキ　　　　　　１匹
クロテン　　　　　１匹　最大２．５キロ
アカヤガラ　　　　１匹
オジサン　　　　２１３匹　最大１．４キロ
マトウダイ　　　　３匹
ホウボウ　　　　　６匹
ニベ　　　　　　　１匹
銀松　　　　　　５匹