22ステラのライントラブルについて

さて、1月に予約したステラ4000MHG。
4月の頭に届きました。
これです。美しい。。。
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心配していたスローオシュレートによるライントラブルについて、全然ないじゃん!って思っていました。
最初は。。。
使い始めて10釣行ほど経ったころでしょうか。待望の??ライントラブルが起きました。


その様子がこちら、、、
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ハイ、こちらでラインご20mくらいオジャンですねえ泣
ちなみに他のリールではこのようなトラブルが起こったことがありません。
原因はなんだろう?とも思いましたが、糸巻きすぎてたかな??と思い釣りを再開し、その日はそれ以上トラブルはありませんでした。




そして、後日の釣行にて1回目のライントラブルで大分糸が減った状態でのこと。少し横風が吹いたタイミングでした。
キャスト後、ベールを戻してリーリングを開始したあと、コツコツと巻きに違和感を感じたのでルアーを回収後、スプールに目をやると正常な巻き取り部を超えて、ラインストッパーのあたりにまでラインが巻かれていたのです!
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また、ラインも確認するとラインローラーと反対側のベールアーム側で巻き取りされていたようです。
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どうやらここで巻き取られたことでスプールからはみ出してしまったようです。
ラインストッパーのあたりは当然フカフカに巻かれており、このままキャストしたらどうなるかは火を見るより明らかでしたが、検証のためキャストしたら1回目同様のライントラブルが起きました。

うーんこれは、、、原因はベールアームの形状ですね。右がエクスセンス4000XG。左がステラ4000MHGです。
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ステラのベールのほうが縦長でRの角度がキツいのがわかるかと思います。
恐らく指を掛けやすくして操作性を向上するための形状だと思いますが。これがトラブルの基ですね完全に。
実験しましたが、エクスセンスではベールアームからラインを拾ってリーリングを開始するとすぐにラインローラー側に糸が誘導されていくのに対し、ステラのベールはこの角ばった部分に阻害されてそのまま巻き取られてしまうのです。

そして、スローオシュレートも相乗効果です。
正しくない位置に密巻でたくさん巻かれるのです笑
トラブルが加速します!笑




さて、対策ですがいくつかあります。

①毎キャストのたびにラインローラーを目視で確認して糸がラインローラーに来ているか確認する。
→まあ、ダルくてこんなことやってられませんよね
 え。ナイトゲームなんか特に。

②ベールアームを他の丸い形状のものと交換する
→これに関しては前モデルである18ステラも含めて
 他の機種と互換性があるのか分解していませんので
 未検証です。

③オートリターンでベールを戻す。
→これが最も現実的です。オートリターンでベール
 を戻した場合、100%ラインローラー側に糸が
 行きます。だけど、シーバスロッドみたいな長い
 ロッドで人さし指フェザリング〜オートリターン
 って結構手が疲れるんですよね。。。

④ステラを買わない
→これは本末転倒な気がしますが笑
 だけど、案外的を得ている気がします。いかに
 最上級の巻き心地でも、釣具というのは道具です
 からトラブルが起きて使いづらいようでは話に
 なりません。





今回、SHIMANOの問い合わせセンターに本件を問い合わせして設計不良、テスト不足ではないかと指摘しましたが、バッサリ否定されました。
まあ、そりゃそうですよね。認めたら全数回収になっちゃいますから。
一度発売してしまったので、もう引き戻れないんでしょう。まあ、気持ちはわかります。私もジャンルは違いますが、製造業に携わってますので。

だけど、こんなやり方じゃあ、ユーザーが離れる可能性だってあります。安い買い物でないですしね。
初めてこんなこと思いますが、、、


SHIMANOさん、しっかりしてください!そして俺のライン代、返して!笑

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