良き道具にこそ匠あれ

平日に釣りに行く事が困難な釣り人が平日の夜やる事と言えば週末に思いを馳せながらニヤニヤしつつ道具の手入れであったり下準備であったりだろう。かく言う自分もまだ火曜日だと言うのに既に気持ちは週末あの場所へと飛んでいる。久方ぶりにスズキを狙ってみようと思い立つと不思議なもので今までさして興味も無かったものに急に焦がれ出す。実は釣れないだろう事はなんとなくわかっているそれと言うのも一昨年急に「そうだスズキ釣ろう」と10年以上ぶりに思い立ちかつての思い入れのあるポイントへ3箇所ほど3ヶ月かけて足繁く通ったものの釣果はゼロスズキサイズのボイルすら一度も耳にする事すら出来なかった。地形が完全に変わったのか護岸工事の影響で大潮時の流れで底の泥が舞い上がり河川内が濁ってしまうのが原因かまぁ1番の原因はブランクによる自分自身の腕と勘が鈍ってしまっている事だろうとは思うが。気になったのはどこのポイントでもランカーが着いていた場所でチヌが釣れた事以前何処かの記事でスズキの減少の要因の一つにクロダイの生息域の拡大によりスズキがステイする場所をクロダイが占領しているような事が書かれていた。その記事を鵜呑みにするわけでは無いが「猫跨ぎ」と呼ばれるほどに食す文化の無い地域に住んでいる自分としては確かにチヌは増えている印象はある。水温の変化の影響などもあるのかもしれない昔はよく釣れていたタイリクスズキの幼魚も釣れなくなってきている事から産卵場所に何かしらの問題が発生しているのかもしれない。まぁただの1釣り人でごく稀にしかスズキを狙わない人間にはサッパリわからないがそれでもやはりスズキを手にしている妄想を止められないのが釣り人僅かな可能性にかけて道具の準備に精を出すのだ。

ふと思い立ち物置の奥底へ追いやられていたかつての一軍ルアー達が入っているタックルボックスを引き摺り出し使えるものは無いかと漁っていると懐かしい記憶と共にかつての相棒達が顔を覗かせたその中から数点の画像を貼っていくので皆さんも「あぁこれでよく釣ったなぁ」とかつての思い出に耽ってもらえるのでは無いかと思う。

20260511_200526_Original.jpegまずはこれオークデザインさんのガロンこれで美味しい思いをした人は多いのでは無いだろうかランカー用みたいな謳い文句だったがセイゴも普通に釣れていた

20260511_200545_Original.jpeg足場の高い場所でピックアップ寸前のバイトにびっくりアワセをかましてすっぽ抜けた結果足元の護岸に激突して死亡したボンドかパテで埋めたら何とかならんかなと思案したまま放置して今に至る

20260511_200617_Original.jpegフォビュラスのボア投入初日にランカーを2匹釣れてきてくれたその翌日に勢いで3個追加で購入した川でも磯でも良い仕事をしてくれたがこの値段のものを磯で投げ続ける事に躊躇するようになりいつしか川でも使わなくなってしまった週末思い切って使ってみよう

20260511_200639_Original.jpeg原工房のルアー達 何年も釣りから遠ざかり再び竿を手にした時にブーツを購入しようとサイトを検索した時に工房長がお亡くなりになっていた事を知った。ルアーは使わなければ生まれた意味がないしかし今は例え置物と化してしまおうとこのルアー達を投げる事は躊躇してしまう無くしたら二度と戻らない事がわかってるルアーをキャストするのはルアーだけじゃなく思い出や思い入れを飛ばしているようなものでかなりの勇気を要するそして今の時点でその勇気は自分には無い

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最後はコイツ ティムコのFVM 実はコレまだ在庫が4個ほどある夜ヒラで絶大な破壊力を誇っていたベタ凪であろうとヒラを引っ張り出してくれたこのルアーにはどれだけ助けられたか数えきれない

皆さんもタックルボックスの奥底に眠っているルアーかなりあるんじゃなかろうかたまには道具箱の整理がてらかつて使っていたルアーと一緒に思い出を引っ張り出す平日の夜を過ごすのも良いものですよ