６月９日

時は来た。



ここ最近でもっとも良い海況。これは今年も行くしかない。



外洋へ。
前にも書きましたが、私のホームである県央の海は内湾ではないため、風やうねりをまともに受けがち。必然的にカヤックで出れるような海況は多くないのです。まして仕事の休みと重なるとなればさらに稀なこと。
その稀なタイミングがやってきたようです。

浜辺で準備をしていると、あとから忍乗りの方が登場。
そんなわけで外洋カヤック人口が少ないので、こういう機会も稀です。お話させいただいて、ご一緒することに。

沖を目指す前に、まずは近場の磯周りをチェック。５〜６ｍのシャローなロックエリアです。スイミングテンヤ40gにハウルシャッドをつけてズル引き。



サイズはそこそこだけど、久しぶりに会えたアイナメ！
さらにどんどん漕いでいきます。



岸際はややうねりがあるも、沖に出てしまえばこのように凪いでいました。シラス船が出ているため、邪魔にならないよう航路を推測し、慎重にコース取りをします。

すっかり沖にでると、同行者の方にイナダがヒット。
こちらもジグに切り替えてジャーク。



こちらも久しぶりに会えたイナダ。魚探の電源が切れてしまい、群れが確認できないけど連発！！



見えづらいけど、ダブルヒットまで出ました。
使用ジグはこちら。



バスロッドを流用しているので、ウエイトはこのくらいがちょうどいい。
釣った魚は血抜きをしながら全てストリンガーへ。フックが足りないなークーラー持ってくるべきだったなーなどと、贅沢なことを考えていると……。

ドスン！

船体に何かがあたったような衝撃。ストリンガーの方を見ると、お大型の魚体がイナダとアイナメのついたストリンガーを持ち去っていく……っ！



はい、サメでした。
同行者の方は気づいて早めにクーラーにしまっていましたが、そんなもの持ってきてないバカ（私）は見事にやられました。

絶望しつつも、ジグをしゃくり続け、なんとかお土産用に1本イナダを確保したところで風が吹き始める。

と同時に船酔いが……。20ft以上のボートや漁船ならば何の問題もない海況でも、たかだか12ftにも満たない忍は、ちょっとの揺れでもヤラれます。特に前日寝付けなかったのがよくなかったな。

今回はこれにて帰投。
予想よりも早めに風が吹いたため、若干消化不良ぎみ。同行者の方と相談して、涸沼で2回戦ということに。



今回は沖のフェイバリットエリアではなくわりかし岸沿いの潮目の中での一本。こっちはランカー！

これから海水浴シーズンが始まるまでは、県央外洋カヤックの、ほんとに短い最盛期です。細心の注意を払い、安全に楽しんでいきます！！