初めに季節も進んでもう5月。2025年に入り、もう4ヶ月が終わってしまったと思うと時の進みは早いものですね。
例年に比べて釣りの頻度は変わらないものの、内容は大きく異なる今年。
そんな今年の出来事として今後の釣り人生に大きな影響をもたらすであろう、東京湾での釣りを経験をしてきました。
その出来事について今回はfimoブログで残そうと思います。
東京湾での釣り
今回はダイワロケでボートシーバスゲーム。
それも、大野ゆうきプロ、世良勇樹プロとご一緒させていただいたボードゲーム。
普段慣れない釣り場で、レジェンドお2人の釣りを間近で見られたのは本当に今回の釣りの宝でした。
その様子は今後YouTubeで公開されますので是非ご覧下さい!
本題の前に
さていきなり本題に入る前に1つ前置きとして話をさせてください。
よく自分の周りでも「ボートは釣れて当たり前」「ボートは簡単だから」という声を耳にします。
はっきり言わせてください。「そんなことは一切ありません」
個人的に愛知でガイドからレンタルまで自分で経験をしてきて思うことは、ボートにはボートの難しさがあります。
それは、オカッパリも同じで魚が入ってくるタイミングであったり、捕食するタイミング、キャスト精度、ルアー選択、もちろんエリア選択。
そういった技術がないとコンスタントには魚が出せないのがこの釣り。
陸よりは移動が早い分手数は増えますが、自分で操船となると、たとえ魚探があったとしても、釣れる魚を見つけることはそう簡単では無い。
あくまでお金をお支払いし、ガイドしてもらうことで、その苦労の部分をショートカットし、シーバスに出会えるわけです。
なのでこのブログで簡単というようなニュアンスで書いていても、簡単な気持ちでそのような表現をしている訳では無いということをご理解ください。
東京湾と伊勢湾の違い
まず乗船時に感じた違いとしては、川へのベイトの入り方。
伊勢湾では主にこの時期どこの川にもボラが居ます。水域を大きく変えたとしても一番最初に陸から目に映る魚はボラ一択。
これはもちろん東京湾のタイミングもあるかもしれませんが、東京湾で一番最初に確認したのは川で鵜がコノシロを捕食する姿。
ライトを照らせば、YouTubeで1度は見た事のある東京湾でコノシロが泳いでいる映像。めちゃくちゃ多いわけではなかったがいい感じの数が入っていました。
いざ船でフィールドへ出ると次に感じたのは明るさ。
タンカーの船着き場の作り方や工場地帯の作り方、そういったのはほぼ伊勢湾にあるようなフィールドと変わらない。しかし、圧倒的に明るさが違う。
愛知県だと工場地帯が広がっているのは三重県の四日市あたりの方から愛知県の飛島エリアから知多半島沿い。
簡単に言えば伊勢湾岸高速道路と呼ばれる道路沿いに集中しています。
しかし愛知の場合は所々工場地帯がないところも多く、光による影響を受けていない場所も多い。
(木曽三川最河口部など)
でも東京湾は湾沿いどこも、シーバスいるんじゃないかと錯覚するほど、もうとにかく明るい。
それはシーバスも着くポイント沢山あるわ…
そう感じました。
ということは無限にあるフィールドから自分たちが釣れる魚を見つけだす。その過程が難しいわけですね。
今回は世良さんのおかげでそのような過程を味わうことなくポイントにエントリー。
最初のポイントも愛知で似たようなポイントがあるんですがそことは全く違うような高反応。
水深も愛知とあまり変わらない。
個人的には光量の違いによってここまで変わるか。と思わされるような第一印象でした。
もちろん、潮の当たり方やベイト。そういった変化も起因するのでしょうが。。。
個人的にはそのベイトさえもやはり、光量によって動いているのではないかと感じてしまうほど。
だって伊勢湾にもコノシロもサッパもバチもアミもいるんですよ!
いるのになぜそこまで大きな違いが起こるのか。
本当に興味深かったです。
そこからポイントも何ヶ所か周り、実際に魚の反応を得ながらシーバスを探していく。
ただの予測でしかないが、シーバスの数としては伊勢湾も東京湾もそれなりに数はいると思う。
だが、圧倒的に違うのがやはり明暗が絡んだポイントの数。
シーバスが居着くポイントが多いということは、それだけ伊勢湾よりは繁殖もしやすいだろうし、育ちやすいんじゃないか。そんなふうに感じました。
魚探の反応
自分も操船をさせてもらいながら河川などの魚群探知機をみていたが、東京湾の河川のシーバスはまばらに広範囲にいるイメージ。
魚探の反応だと、ビリヤード台を川に考え、散らばったビリヤードの玉がシーバスのようなイメージ。そこにプラスαで、固まった群れがいる。
愛知では広い河川の中でも狭い範囲で固まっているイメージが多かったシーバス。
自分の愛知のイメージから、愛知のボートシーバスでは主に、如何にスレにくく長く反応させ続けられるか。如何に手数を増やして群れを探し当てるか。
そんな釣りが自分では主体となっています。
一方東京湾ではシンキングペンシルやミノー。
オカッパリにほぼ近いタックルでオカッパリと似たような釣り方で反応が得られる。
やはりここでも正直光量の差を感じました。
まとめ
見つけてしまえば同じ魚。
釣り方も釣るためのアプローチの仕方も変わらない。
でも見つけるまでの探索方法がエリアによって違う。
それはオカッパリやウェーディングでも同じで、いかにフィールドの状況を把握し、シーバスに出会うまでの最短ルートでタックルを選定するか。
それぞれのフィールドに良さがあり、フィールド把握能力が大事だと感じた一日でした。
]]>