鱸大好き
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❼シーバス釣りのショアジギングへの応用について
https://www.fimosw.com/u/seabassangler2/46ey1pa8k9ehey
2025-04-16T19:30:00+09:00
シーバスはまあまあ理解しているつもりだが、青物、ショアジギングは全くの初心者で、釣行データはまだ半年も取れていない。(シーバス釣行は全てエクセルでデータ化している)
毎年の出来事ではないと思うが(毎年続いて欲しいが…)、秋頃からずっと釣れ続けていた海峡の堤防・岸壁の青物、河川でのシーバス・チヌ・ヒラメ等含め、冬になり一切釣れなくなっても、この地磯だけは釣れるという事実。
とにかく、ベイトの移動により、釣れるポイントは移動するという事だ。ベイトがすべて。
そう考えると、何故ベイト(マイワシの大群)がこの地磯を選んで来たのかという事実が疑問となる。以前の考えでは、ベイトが自ら望んで居心地のいい場所を選んできた、と述べた。
反対に、今度はこう仮定して考えてみた。ブリが、この場所へベイトを追い込んできた…と。そう考えていくと、2~3月頃は一般的にブリの産卵時期と重なるようで、産卵後、ブリの稚魚モジャコは……、
以下、調べてみた
【ブリの稚魚の生態】
卵から生まれた仔魚は体長3ミリほどで、流れ藻に産み付けられます。
流れ藻に寄り添って泳ぎ、プランクトンや小魚を食べて成長します。
外敵から身を守るために流れ藻の下に隠れながら暮らしています。
1.5cm位まで成長すると、流れ藻について北上を始めます。
自分が通っている地磯には、ホンダワラやヒジキ等海藻がびっしり生えているのである。干潮で干上がると地磯中にヒジキの絨毯が現れてくる程で、流れ藻の発生地帯と化している。
ブリは産卵のため、ベイトを追い込み、逃げられない様に集団で取り囲んでおいて、食料として継続して確保し、捕食しながら、海藻に卵を産む…。シーバスも毎年卵を産む場所がほぼ同じ場所(※詳細は❺を参照)なので、それと同様に考えてみたのである。
と、いうことは単純に考えて、秋口から、彼らのゴールである年明けの産卵を意識して食べまくり(荒食い)、卵を産みやすい場所に餌を追い込んで食べつつ産卵する。と、いうことである。
自分としては、産卵後の親がどこに移動していくのかも知りたいところだが…。
まあ、この仮定が正しければ、ブリの稚魚の成長は一般的に、1年で30㎝、2年で50cm、3年で約60cm、4年で約70cmと言われており、魚が移動していかなければ毎年ここでツバス~メジロクラスがコンスタントに釣れると思われるのだが、モジャコは流れ藻にのって北へ移動しながら成長していくという事であれば、この限りではない…。予想不可…。
釣行記に戻る。
2月初旬の朝マズメいつもの地磯。後中潮初日、東南東の風6m、干潮が7時で転流が8時、満潮12時、最強流速は11時で西流れ8.6㏏、水温は10度。で、気温は0度。風も強いし体感的にかなり寒い…。
最干潮からスタート。誰も居ないのですぐに入れるが、風が強く、南東の風の為、高波もあり、一度波を全身にかぶる所だった位。しかも曇っていて、今にも雨が降りそうな薄暗い雰囲気。
とにかく寒い、が、着いたとたんに小舟が岸と平行に巡行し、その巡行後の波に添うように鳥山が発生!全く鳥の気配が辺り周辺になかったのに何故?突然である。
昨日も沖で大型船が通った後の航跡波(こうせきは)に沿うように大量の鳥山が発生していたな…。船が通ると波が立つがそれとベイトの動きに何らかの関連性があるのか…?この視点も実はシーバス釣りからの考えと合致している。
やはり、鳥がたくさん飛んでることが、昨日釣れた朝マズメと変わらない。同じような潮位で、大量のブリがマイワシを追いかけまわしている様子。それを鳥達が分かっていて上から狙っている状況は変わらず。
ただ、昨日と違うのは早い段階で沖の方へ魚が行ってしまった事で、鳥も沖の方へ付いて行った。鳥が岸に近付いて騒いでいた時にバレットファスト140s投げてもやはり届かず、モンスターショット125sを投げるとかろうじて届くが反応は無く、ナブラもすぐになくなり、寒いし…、釣り人のライバルは居ないのだが…。
そうこうしていると手前でボイルがあり、すぐそこにモンスターショット投げても反応なく…。釣れた昨日とは違い、プラグに全く反応が無いので、寒いから帰る前にと、鳥山は全くなくなったが、まだ手前にブリは居ると信じ、流れも徐々に出だしたので、撃投ストライク65g投げると…、数投目、2回目のボトム着底が10秒以内で着底(浅い…)、からのジャカジャカ巻きからのワンピッチジャーク2回目で待望のバイトあり!だがフッキングせず!これは…。多分だが、長細い撃投ストライクに、サイズが微妙に合わない短めの1/0サイズのダブルフック付けていたからかなと…。2/0のサイズのフックだと、多分フッキングしてたのでは?それが敗因か。それとジグの後方にフックつけていれば拾えた個体だ。ただ、この地磯では根掛かりが気になるし…。その後寒くて終了。しかもプライヤー地磯に忘れた…。
次にチャンスが来たのが、2月中旬の朝マズメいつもの地磯。
後中潮初日、南の風3m、干潮が6時で転流が8時半、満潮12時、最強流速は11時で西流れ7.8㏏、水温は10度。で、気温は5度。
本当に、いつも同じ潮位で流れも風も同じ、シーバス釣りと同様、釣れるパターンというものが確実にあるので、同じタイミングに釣り座に立つ。
朝7時スタートすると、前回釣れた場所にショアジギンガーが居た。挨拶して話してみると地元の人で、自分と同じ考え方をしていた。釣れるからこの時間この場所に居るという事。遠くの場所にも一人。
自分は最初からいつもの釣り座へ移動。曇りで雨も降りそうで、凪で無風、気温もそう低くない、これはただの勘でしかないが…、何となく釣れそうな雰囲気がムンムンする!
釣り場に行くまでは、水温も低いし、もうベイトもいないだろうと思い、諦め加減であったが…。とりあえず、表層トップからお気に入りのマリア ラピード130fで様子を見る。
ルアーで感じ取ると、少し右に流れてきている、2kt位かな?
15分もすると数匹の鳥が、いつも出ている岸と平行の潮目沿いに、流れと一緒に水面にゆらゆらと流れに乗っているのが見れた。
シーバス釣りと同様、鳥達は波に乗りながら、フイッシュイーターから突き上げられて逃げてくるベイトを水面で待っている?と仮定し、その状況を眺めながら、これはチャンスだと思い、トップからジグに変更する。
ここで実績のあるジグパラゼブラグロー65gで。これが正解であった!数投すると流れも感じるし、まずは前釣れた好きなポイント(流れと駆け上がりがぶつかる小サーフ入り口のポイント)に投げて、流れを感じるので左側にアップで投げて行くと、左斜め30度位の遠投でフォール中に待望のバイトが!
水面下数メートルでのバイトで、急だったのでフッキングできず、すぐにバレてしまうも、そのジグを回収後、急に鳥が10匹前後集まってきて、そうかと思えば右斜め30度位の50m先でボイルが!ボイルの大きさから、明らかにでかい魚だ!と思えた。それに呼応する様に鳥も集まり、あちこちで騒いでいる、ボイルもあちこちで数回起きる!これは絶対釣れる!
と、思えた矢先、左斜め30度位にアップで遠投し、最初のフォール中水面下4~5m位でいきなりラインの放出が急激に早くなる!先月と全く同じ状況!しっかりと合わせて…というかもうすでにフッキングしている!おそらくフックが細いから刺さり易いのだな。フックはカルティバファイアツイン1/0、60g程度のジグ対応番手。
魚のパワーが通常より強い!というか重いのか?ここで思うがロッドか?それともリール6000番hではパワーが足りない?ぐいぐいと寄せにくい、自分のパワーと体力不足か?ベイトの食べ過ぎ?(→結果、抱卵している…重量級であった)
ハアハアと息切れしながらやっと寄せてくる。ボトムに向かって潜らないので、ブリと確定できたが、釣り座のすぐ下にテーブル状の岩礁帯が扇状に突き出ており、何かラインが擦れている抵抗感を感じる…。以前もここでヒラマサを…ラインブレイクで…。
ただ、ナイロンリーダー60lb(14号)のふたヒロ半(4m弱)にしておいたので安心して耐えることが出来た。
最後に、波の入りやすい低い場所にずり上げて終了。
https://x.com/seabassangler2/status/1891017090242359682
正直、まだまだ釣れそうな雰囲気である。自分の釣り座から扇状約60m範囲内のあちこちでボイルがすごく、鳥も水面下にダイビングしまくっている!楽に届く範囲なので、正直これはジグでなくても、どんなルアーでも釣れそうだ。しかし自分は体力的に限界…納竿…。
だが、帰り際に聞いた話では、先程の地元のショアジギンガーは、トップでは全く反応なかった様子で、結局その人もジグで釣れていた。65cm程度だとの事。
次回は3月…。実は仕事と体調不良で行けていない…。ただ、ボイルや鳥山は3月下旬まで続いた。]]>
鱸大好き
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❻シーバス釣りのショアジギングへの応用について
https://www.fimosw.com/u/seabassangler2/46ey1paxb9ietf
2025-04-12T19:25:00+09:00
今は、自分が見つけた地磯に、大量にマイワシが居る状況。とにかくその数が多い。
12月下旬頃から、他の堤防等での青物についての釣果等、釣具屋に聞いても、ネット情報でも全く釣果が無くなっているのに、ここだけは居る!まさに穴場である。
マイワシは体長15cm程度。その数があまりに多過ぎて、青物に追われて地磯に大量に打ち上げられているのも時々見かけるほど。毎朝夕にカモメや渡り鳥等が大量に飛んできて、鳥山が出来、海中からのボイルや鳥のダイビング等も見られる。このお祭りは、結局3月中旬まで続いた…。
何故ここの場所だけに集中しているかと言うと、自分の推測では、❹に書いてある通り「魚の住みやすい環境」が今この場所だからという事。その場所は、季節毎に変わるという事。
シーバス釣りとは少し違うのか?ベイトが沢山いる場所に青物が集団で入ってくるので、他の場所よりも多くベイトが居る場所をいち早く見つけ出し、その場所へ行かないと釣れない…。シーバスは居着く個体も居るという事。ここが違う点なのか?まだ理解できていない。
見つけた地磯では、ベイトが居るのを結構な頻度で確認はできるが、釣れるタイミングで釣行することは、スケジュール上難しい。
というのも、この地磯では、自分の見立てでは、朝マズメ、最干潮から上潮に転じる、流れの走り出す瞬間で、同時に南や西の風が吹く時(風速3~4mがベスト、強すぎても弱すぎてもダメ)が釣れる時間となっている。これのどれが欠けても釣れないのである。その釣り座釣り座で釣れるタイミングというものはあると思う。
例えば夕マズメに、最干潮からの上げ潮に転じる流れの走り出す瞬間でもだめだったし、朝マズメでも干潮がらみでないと潮位の関係で釣り座に立てなかったり、近い場所で釣行が出来ても、反応すらないのである。朝マズメも、夕マズメも問題なく鳥山が出来たりボイルはあるのにである…。風の影響も強く、この地磯の地形では、南や西の風が適度に吹くと、早い流れが岸に近付き、ボイルが近い場所で起こるので届く範囲で狙えるという事にもつながる。
ベイトは居るも、いつでも釣れるという訳ではなく、釣れるタイミングというものがある。
それらすべての条件が重なったのが、1月の最後の日である。
同じく朝マズメ、いつもの地磯。前中潮初日、南西の風3m、干潮が7時で転流が8時、満潮12時、最強流速は10時で西流れ8.6㏏、水温は10.5度。で、気温は1度。寒い…。
タックルは、前回の反省を生かし、ロッドは同じでリールを24セルテート6000HにPE2.5号、ショックリーダーをナイロンに変更し60lb(14号)に強化、3.5mのロングリーダーとする。
ライントラブルを避けるためスペーサーを試してみたが、自分の性格上面倒くさいのでやめ、PEに直接ナイロンリーダーをFGノットで結ぶ。それでもトラブルは今まで全くない。
ショアジギングでは一般的にトラブルを防ぐ為、スペーサーが必要らしいが、フロロカーボンショックリーダーではないし、自分のロッドの先径(2.4mm)の太さ等では問題ない様子。FGノット連結部のコブも、リーダーの長さを調整してキャスト時にリールとバッドガイドの間にある状態にし、リールに巻き込まない程度にしている。たまたま問題ないのだろうな…。
ただし、ナイロンリーダーについては、シーバス釣りの時から劣化が早いと感じており、一日の内でも長い時間使うと、ランカーシーバスが釣れた時に、7号なのに突然切れることがあった。ショアジギング用は14号と太い事もあり、いきなり切れることは無いと思うが…。一応気を使って、2~3時間の釣行で、都度新しい物に交換する様にはしている。フロロよりは安価だし。
さて、現場に着くと未だ水位が低く、釣り人は誰も居ない。以前と同様小さなサーフの奥の前回釣れた釣り座に入る。
ただ、水位は低くても以外に波が高い。ジグを色々と試すが反応ない時間が続く。
転流後、85gのノーマル撃投ジグ投げると、以外に流れがあるのを感じる。西流れなので沖で右側に流れる。
そうこうしているうちに、手前にイワシの大群が入り水面がざわざわしつつ、ここより100m程度離れたサーフの対岸側で何度も鳥山が…。移動したい…。ここには鳥はあまり寄ってこないし、こっちで30分しても何もないので行ってみるかと決心する。
ここでの鳥山はいつも潮目に沿って岸と平行に出ており、いつも同じような流れがあるという事かな、と思いながら移動する。
場所移動をすると、鳥山が沖の方へ遠のいてしまう…。その距離岸から200m以上ある。まあ届かないなと思うが、ボイルもあったので水面下~中層レンジが重要だと思い、ジグではなくプラグを選択。
バレットファスト140s(グローベリーチャート)を投げる。いつもよりかなり水位が低いが、先程大きな船が通ったせいか、突然のビッグウェーブで波に飲み込まれそうになる!危ない危ない!
だが、そのビッグウェーブの後、鳥山がいきなり広範囲に広がり、若干岸まで近付いてきてもいる。
いつのまに鳥がこんなに集まったのか?あっというまに数百匹の鳥山が目の前に広がり、興奮度MAX!やばい!あちこちでピーピー鳥が鳴き叫び、潮目に沿って鳥が次々に突っ込んでいる!水面下に青物が居ると予想、こういう時の為に作戦を練っていたミノーの出番とばかり、さっきからバレットファスト140s投げているが、イマイチ鳥山まで届かないので、そろそろ飛距離の出るモンスターショット125s(キビナゴ)にしようか悩むも…。
鳥山がより近付いて来てはいるな、と感じる。なのでシーバス釣りと同様、魚がいて興奮状態の時にはカラーも大きさも少しでも目立たせた方が釣れると思い、投げ続けてているがやはり届かない…。
だが続投していると、着水から数メートルでバイトがあった!その直後である、最初は根掛かりかと思ったが、グングン下に突っ込もうとする躍動感ある魚だ!
万が一ヒラマサであったらボトムに走るので怖いと思い、ポンピングで寄せるも、魚が重過ぎてロッドがイマイチ非力な気もした…。何とか寄って来るも主導権は若干あっちだなとも思った…。
魚が岸まで寄ってきて岩と岩の間で粘って隙間に入っていく、しかもデスロールしている…、ラインブレイクしそうであった…危ない。なんとか岩と岩の間を通してランディング。80㎝5キロオーバーでも、ヒラマサではなくブリだったので、まあ楽。それでも疲れたが…。
ブリの体表に、デスロールした際にラインのぐるぐる巻きになった跡があったので、何かしらナイロンラインで良かったかなとも思えた。
https://x.com/seabassangler2/status/1885149356279685560
これがもしヒラマサだったら…多分ボトムに向かって急降下していくだろうと思うので、どうなっていただろうか?でも、ナイロンリーダー14号が3.5mもあれば、大丈夫かな?ロッドは…もう少しハードな方がいいのか?
その後も、とにかく鳥山数百匹が乱舞している!まだまだ釣れそうだが、自分はもう年齢的にも、先程移動もしたし、この1匹だけの釣果で体力をかなり消耗している…。鳥山を見ながら納竿…。ただ、その5分後位には鳥山が消える。チャンスは一瞬だったようだ…今回はジグ不発。
刺身とブリしゃぶにする為捌くと、胃袋から新鮮な18㎝程度のまるまるとしたマイワシが数匹。青物たちは潮目沿いに逃げまどうマイワシの大群を、海面下から水面まで追い上げて狩りをしている様子であった。それを上から鳥達が狙っている、典型的なパターン!人生で初であった。
次回は2月編。真冬に突入するも、まだまだ釣れる…。
タックルデータ
〇DAIWA オーバーゼアグランデ99H(プラグ 30-80g・ジグ 30-100g)
〇DAIWA 24セルテートSW6000H
〇サンライン SIGLON PE×8 40lbを300m
〇サンライン システムショックリーダーNY 60 lbを3.5m
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鱸大好き
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❺シーバス釣りのショアジギングへの応用について
https://www.fimosw.com/u/seabassangler2/46ey1paup3j6ir
2025-04-05T18:30:00+09:00
気温も水温も急降下。気温は最低0度、日が昇ると3~7度、水温も11~13度となる。風も北風の強風が多くなる。
冬のシーバス釣りに関しては、海峡エリアは水深(最深部で50m程)もあり、水温が安定し易く、激流の流れもあり、ベイトも少ないが居るので、シーバスの冬の産卵の時期にも重なり、特に大潮の前後、プリスポーン(産卵前)の荒食いをしている大型シーバスが釣れるとあって、水温が低くなる12月~2月頃まで、このエリアのシーバスアングラーのテンションが爆上がるのである。
自分も毎年冬になると、プリスポーン~アフターシーバスまで狙って釣っていたが、抱卵したシーバスは釣りあげると…リリースしたとしても産卵に悪影響な気がして…。一部の釣り人は大型の抱卵シーバスを嬉しそうに持って帰っているが…。アフターも産卵後の体力がないうえに釣りあげられたら、リリースをしたとしてもそのまま生き続けられるのかどうかわからない。
釣りの神様である村岡昌憲様がおっしゃられていた(お告げである)。
「数十万個の卵を持つ抱卵したシーバスを食べるという事は、数年経ってもシーバスの数に悪影響が出る」と…。
昨年から自分は冬にシーバスを釣らなくなった…。本当にランカー鱸が釣れるのだが。
しかも最近全くシーバス釣りに行っていない…。鱸は本当に大好きなのだが…。
とにかく、12月下旬にもなると急に寒くなり、北風の強風が吹く日が多くなる。特に北西の風。北西の風の強風は、今まで通っていた海峡の長波止や岸壁ではあまり影響ない。というのも、山が強風を防いでくれているからだと思われる。風は問題なく釣り易い、激流も変わらず、ただ、寒い!防寒グローブをしていても手が寒い位。
そして、何よりもベイトが圧倒的にいなくなった!同時に青物も居ない、のに、今まで釣れていた場所にこだわっているショアジギンガーでひしめき合っている状況に嫌気がさして、他の場所を探しに行く。
とにかくベイト探しである。鳥が飛んでいる所、旋回してベイトを探している場所、あるいはその挙動を感じる場所。しかも青物は朝に食事のほとんどを済ませるとの事なので、朝マズメの時間帯に集中して鳥やベイトを探していく。
ベイトは必ずどこかに移動しているはず、どこか自分たちの都合の良い場所に移動しているはず。そう信じて、ショアで青物を釣る為、魚達の住環境を頭の中で考え、仮説を立てて探していく。(妄想…)
たまたま、鳥(カモメや渡り鳥)が飛びまわり、ベイトを探している様な雰囲気の地磯を見つけることができた!本当にたまたまなのだ。
ただ、今考えてみると、この地磯、小さなサーフも所々あり、ボトムが基本砂地で岩礁が点在している。ジグを試しに投げてみると100gでもカウント30秒とかなり深いことが分かった。
なので、鳥やベイトを見つけることができなくても、地磯の地形を熟知し、魚達の住みよい住環境から青物の居る場所を想定するという方法もあると思う。シーバス釣りからの応用である。
そして、場所を絞った後に決定的だったのが地元の方の証言である。
「ここ(地磯)では昔(数十年前)定置網をして漁をしていた。今はもうしていないが、あそこと、あそこにあったんだよ。ブリとか青物がよくかかっていたよ。」
後ほどの釣果で分かったのだが、この証言のまさにあそことあそこと言っていた場所が、釣れる場所(ポイント)であった。魚の通り道を漁師さんは知っている。プロだから…。漁師さん達も生活がかかっているので、本気で魚の事を考えているから当然な事なのだ。
なので、ベイト、鳥、同時に大変重要になってくるのが、情報やコミュニケーションである。
ただ、情報は釣具屋やネットでは人気のある場所しか知ることが出来ない。釣果が良く出た場所なので、知って行ってみてもすでにタイミングが終わっており、釣れないという事も多い。それでも釣具屋の方との信頼関係があれば、旬な穴場の場所を教えてくれる時もあるので、普段からのコミュニケーションや、普段買いや時々大きな買い物は重要である。釣具屋さんにも潤って頂かないといけない。釣り人にとってもまわりまわって死活問題になるので…。
そして、それらの情報や自分での開拓精神をもとに場所を絞ってしまえば、あとは地元の方とのコミュニケーションで、有益な情報が手に入る事もある。問題なく車を止める駐車場の情報を教えてくる時もあり、大変ありがたく、プラスでしかない。
なので、とにかく笑顔と低姿勢で、釣り場周辺で声を掛けることは大事である。(怪しいと思われる時もあるかもなので、そこは気を付けながら…)
もちろん、絶対にゴミを捨てたり、住民とのトラブルになるようなことはしない!
※以下、googleのAIに聞いてみた※
地磯で釣れる理由は何ですか?
→釣れる理由と魚の行動を理解する
その際は地形が大きく関係するが、磯はショアの中でもそうした潮流、地形変化、エサの関係が揃いやすい場所になっている。 磯はエサを食べる側の魚にとっても身を潜めやすい。 また、急激に深くなる場所、ダラダラと深くなる場所など、多少の違いはあってもどこかに「深場に続く浅瀬」がある。
という様に、水温が低くなる冬となっても、水深があり、潮通しの良い地磯は、真冬でも(真夏でも)水温が安定し易く、流れがあるとプランクトンも流されてくるし、ベイトにとってもフィッシュイーターにっとても、地形を含め住みやすい環境が整っているという事になる。ましてやベイトを狙う鳥にとっても、人気のない地磯は人のプレッシャーも低くなり、すべての生物にとって好都合で好釣り場となりうる。
※一年中この限りではないと思う。水温が上がって過ごし易い季節にもなると、より快適でベイトの居る河川やサーフ、堤防等に移動していく魚もたくさんいるため。
ただし、地磯は波除の防波堤があるわけでもないし、海峡では特に大型船やタンカーが行きかい、ふいに大きな波が来やすい。風の影響も受けやすいので荒れやすく、波にさらわれやすい危ない環境で、足場であるゴツゴツした磯は転倒しても危険という、釣り人にとっては命に係わる特別要注意な場所である。
~以下海上保安庁サイトより(令和3年6月)~
磯釣り中の事故は、過去5年間で79名、うち海中転落者は49名となっており、海中転落 者49名のうち、死亡者・行方不明者は33名(約67%)となっています。この海中転落者49名のうち、29名が救命胴衣着用(死亡者14名、約48%)、20名が救命胴衣非着用(死亡者・行方不明者19名、約95%)となっており、救命胴衣着用の有無に限らず、多くの方が亡くなっています。
釣れていたベストシーズンよりも季節が進み、水温が高くなったり低くなったりの影響でベイトが見られなくなり、堤防や河川で釣れなくなったとしても、奥の手として地磯がある。
ただし、以上の様に地磯は特別危険な環境でもある。
ということで、ロックショア装備を考える。
まず、磯靴を探す。最初はピンスパイク長靴を使っていたが、万が一浸水したら意味がないし、大物がかかった時の踏ん張りも効きにくそうで、移動もし難そうである。
初心者なので、まずはダイワ フィッシングシューズ DS-2650CDを購入。コスパはいいと思う、動きやすいし、ヒジキや海藻があるごつごつした岩の上でも滑ることなく素早く移動もできる。ただ、簡易防水なので、大型船が通った後の大波が来た時、波をかぶってしまったら、すぐに水が靴内に入っていた…。完全防水とはいかないか…。まあ地磯初心者には問題ないと思う。
フローティングベストはシーバス釣りから愛用しているRBB ゲームベストⅡ。安心感があるが、これはシーバス釣りで愛用していたもので、本当なら撃投ボディプロテクターが欲しい!だが、まだまだ初心者なので経済的にも我慢…。
タックルは
〇DAIWA オーバーゼアグランデ99H(プラグ 30-80g・ジグ 30-100g)
〇DAIWA BG3500H
〇サンライン SIGLON PE×8 35lbを300m
〇シーガー プレミアムマックス ショックリーダー 42 lbを1.5m
である。
1月2日正月の朝マズメの地磯。大潮3日目、西南西の風3m、転流が8時、満潮12時の最強流速が11時で西流れ8.1㏏、水温は12度。
とても天気が良く快晴で、冬には珍しく微風。明るくなり8時前位に現場に着くと、すでにフカセ釣りのおじさん2人がいたので、そこから離れた場所をトップで攻めるも、ラピード130fでは30gなのであまり距離は出ないし、何か雰囲気もない。
一人ショアジガーが来て少し話し、その人がより奥の方へ行ったので、気になって自分も小さなサーフを超えて向こう岸へ行く。この移動が良かったと思われる!
これら3人の釣り人に感謝する!
初めての釣り座に入り、沖に向かってジグパラゼブラグロー60g(ピンク色改)をまっすぐに投げると、西流れなので右に流れている。数投すると、今度は手前にヨレが出て来て、沖からサーフ内に流れが入ってきている様子が見て取れる。
なので、沖に投げて着底し、ワンピッチジャークをしていても、結構手前までジグが流されつつ、手前は反転流も出だして、とても良い雰囲気、だな、と思った瞬間!
沖に投げてからの2回目の着底後、3シャクリ位の結構手前で、バイト!これは!と思う。
相手はまだ気付いていなかったのか、重いがすんなり上がってきそうだが…、途中で思いっきり下に潜る!そのパワーが強烈過ぎて!BG3500Hの最大8kgのフルドラグを、いとも簡単にラインを出す!どんどん出続けている!
瞬間的に、何としても取るぞ!と意気込み、手前の磯のボトムやテーブル上の岩礁等状況が分からないので、何とも言えないが、とにかくラインブレイクは避けたいと、必死にポンピングで寄せる、きつい!
凄いパワーで、ロッドもバッドからフルベンドしているが、少しづつ寄ってきており、もう少しで姿が見えるかな?とも思うが、水面まであとどれ位かはいまいち分からない(初場所もロックショアも全てが経験不足…)
初めてのパワーとスピードに、興奮もあってハアハアと息切れもすごい!
そしてそして、最後の突っ込みがあり、左に走ったかと思うと、また急激に下に潜る!8kgのドラグを振り切って5秒位は下に突っ込み、直後プツンッ!とラインブレイク!
しばらくボーゼンとしてしまう!カンパチか?ヒラマサか?下に突っ込むスピードとパワーが半端ないのと、シーバスよりも力強いブリよりも、パワフルであった!間違いなく今までの釣り人生で最大パワーの魚種!ブリとは習性が違う魚だなと感じた…。
ここで思う。リーダーがひとヒロ(1.5m程度)だと、急激にボトムに走る魚に地磯では対応できない。テーブル状の岩礁帯があると、その下に潜ってしまうと、PEラインの本線部分でラインブレイクがあると。スペーサーも検討しないとな。
悔しくて、5分以内に再度リーダーセットして、また沖に投げる。(ただ、準備しているリーダーが短くてまたヒトヒロの長さで…)
先程と同じ様な流れだが、少しづつ潮位が上がってきているのを感じる。先程立っていた釣り座の位置は浸水しそうに波がかぶってきている。それでもまた同じような位置に着き、今度は撃投ジグピンクグロー65gを、沖に流れがあるのでややダウンに投げる。先程バイトのあった場所にめがけて少し右に遠投し、着水し数秒で、着底迄まだまだなのに、フォール中に水面下5m程度で食ってきた!
というのも、最初ラインがフォール速度より速いスピードでどんどん出るので、おかしいな?と思いつつ、食っているかもしれないと思い、念のため合わせを入れるとすっぽ抜け!シングルフックだからか…
諦めずにすぐに再度同じ場所に投げると、やはり落ちパク!活性が高いと思われる!しっかりとフッキングをした後、ボトムに向かったりしない挙動で、途中でブリだとわかる。さっきのカンパチ?ヒラマサ?と比べると非力だが、やはり80cm!引きはしっかり堪能できた。地磯に波がきた時に一緒にずり上げる。
https://x.com/seabassangler2/status/1874740395068055739
このリールBG3500hは地磯ではきついと思った!若干パワーが足りない気がする。ブリは大丈夫だが…。地磯は8000番以上のリールが最適なのか?
購入したばかりの出し惜しみをしていた24セルテート6000Hだと良かったかもだが…PE3号程度じゃダメな気もする…。
地磯は堤防よりも技術もパワーも経験も必要だと痛感。
とにかく、今回取れたブリであっても、ひとヒロの長さのリーダーだったので、芋虫ノットぎりぎりまでリーダーが擦れていてギザギザの状態であった。
次回からのロックショアはロングリーダーを採用し、より太いリーダーも必要だなと思った。急激な突っ込みに堪えうるナイロンリーダーを検討しよう!もちろんリールも24セルテート6000Hを活用しようと思った。ドラグ性能も重要である。
後で聞いた情報だと、この場所付近で昨年メーターヒラマサが数本釣れたと聞いた…。あれは…平政だったのか?
次回は1月下旬~2月中旬、より水温が低くなるも、それでも釣果は続く…。
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鱸大好き