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タチウオジギングで大型を選んで釣る方法④
https://www.fimosw.com/u/salmon/ibmn3p22dr5aom
2025-08-17T14:45:00+09:00
第一回テーマ
【大型を選んで釣る方法】
①ジグ選び編
②巻き編
③テクニック編
④タックル編
解説④タックル編
いよいよラスト、タックル編です。そろそろこの長文に慣れましたよね(ニッコリ
と言う事で、タックル編は「ロッド」「リール」「PEライン」に分けて解説します。
【ロッド】
これは個人的趣向も入ってるのですが、スバリ、「硬め長め❤」です。
なぜ硬め長めが良いか、まずか「硬め」から解説します。
硬さに関しては昨今東京湾では軟らかいロッドが主流、それは②巻き編でも解説した通りです。が、今回は鉛をメインに速く派手に誘う大型に特化した釣りであり、クイックネス重視の釣りをやるわけです(①〜③を見てくれてるのを前提に話してます)。
無論、大型魚に負けないバットパワーが必要なのは言うまでもありませんが、
潮受けしやすい重めの鉛にしっかり動力を伝えきるパワーが必要になります。
ちなみに、軟らかいロッドで重めの鉛を入れた場合、ティップがもたれすぎ、初動でジグの動きが死にます。せっかく機敏に操作したところで水中ではヌル巻きになって小型が先に食うことになります。
次に「長め」ですが、ここで言う長めは6.6フィート以上をイメージしています。
正直、長さに関してはそこまで拘る必要は無いと思います。が、個人的には出来れば長い方がタチジギには有利と私は考えています。ちなみにここで享受出来るメリットは大型魚に限った話ではありません。
それでは私が「長さ」に拘る理由、それはズバリ「操作性が良い」と言う事。
えっ?短い方が操作性高いやろハゲ!って思う方もいらっしゃるかと思いますが、ここで言う操作性は、ロッドを操作しやすい操作性ではなく、ジグを操作しやすい。つまり、手元の操作性を言ってるわけではないのです。
メリット①角度への対応
タチジギをやってく中で、ラインの入る方向は様々です。前に払い出したり船下に入り込んだり。場合によっては隣のアングラーのラインを避けながら釣りをする事もあります。その際に「長いロッド」は大きなアドバンテージとなります。長いロッドはティップの位置が数十センチ先になり、これを扇状に動かした場合、短いロッドに比べて対応範囲が広がるのはお分かりかと思います。
タチジギに大事なのはライン角度に対し正対するのか、背を向けるのか、横向きなのか、ロッドを立てるのか寝かすのか、それによって同じジャークでもジグに与える力量とジグの移動距離は大きく変わるといった視点です。長いロッドはその対応幅を広げ、調整を可能としてくれるのです。
特に横引きする浅場、ミヨシの船下への送り込みなどには絶対的なメリットを発揮します。
メリット②フォールバイトへの対応
長いロッドの広い操作範囲は上記で説明しましたが、これはフォールバイトへの即合わせにも「移動距離を稼ぐ」メリットを発揮します。硬さも相まり、合わせ動力をジグに伝えるには「長い硬い」要素は重要になります。
【リール】
速巻きメインの釣りになるのでハイギアを推奨します。出来れば一巻78センチ以上、具体的にはオシコンならばHG200以上、出来れば300番がベストです。ドラグは6キロ以上、グラップラープレミアムのような5キロでも出来ますが、ガチ締めしないと滑ります。
ちなみにハイギアはフォールバイトへの対応もメリットを発揮します。
【PEライン】
0.8で大丈夫。ただし、ラインチェックは絶対にして下さい。前回使った際に傷が入っていれば1.0号でも一発出切れます。逆に、傷さえなければドラゴンだってまず切れません。ちなみに私はグラップラー8の0.8号を年間通して使っています。このライン、配色が見えやすいんですよね。メインリーダーはフロロ6号二ヒロ+バイトリーダー20号の組み合わせです。
最後かなり走り書きとなりましたが、私が今思う大型のタチウオを釣るために意識している事を書きました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
正解は分かりません。もしかしたら真逆が正解かもしれません。
でもこうやって考えることって楽しいですよね。私も色々な意見を取り入れながらこれからも精進したいと思います。
疲れたのでまだ先になるとは思いますが、今後需要があれば「数釣り」などもテーマにやってみたいと思います。]]>
サーモン
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タチウオジギングで大型を選んで釣る方法③
https://www.fimosw.com/u/salmon/ibmn3p2nidg6ok
2025-08-17T12:51:00+09:00
第一回テーマ
【大型を選んで釣る方法】
①ジグ選び編
②巻き編
③テクニック編
④タックル編
解説③テクニック編
このテクニック編では、「誘う」「掛ける」「取り込む」の三つに分けて解説します。
【誘う】
前回、②巻き編で説明した通り、キモは「速め派手め」とお伝えしました。今回はその巻きにプラスして、「反応の上で追わせて食わせる」を解説します。
底から10m以上、もしくは浮いた反応の場合。
→反応+10〜15m上棚で追わせて食わせるイメージで釣りをします。魚探がある方は反応の出方を観察し、特に反応の上部がバラけている場合、大型になればなるほど、かなり上まで追ってくる可能性大です。最低でも反応+10m、出来れば15m探るようにします(私は場合によって20m見ることもあります)。
浮いた反応の場合、大型は反応の上部に居る事が多い印象であり、そいつを追わせて上棚で食わせるイメージとなります。ただし、上棚狙いだからと反応上だけやってもダメ。しっかり反応の中まで落としてから誘い上げます。
(反応より下に絶対落とさない)
ボトムに張り付いた反応
→フォール回数を多くする意識を持つことです。ボトムの反応の場合、浮いてる場合と違い、大型になればなるほどベタ底に居るケースが多いです。その場合、着底→巻き始め、もしくはボトムでのフォールバイト(着ドン)が非常に多くなります。よって、反応+5〜7m程度の誘いにとどめ、フォール回数を増やすことでフォールバイトチャンスを増やします。ラインカラーを覚え、着底から巻き始めまでのタイムラグを無くすことも細かい事ですが大切です。
【掛ける】
アタリから合わせまで一連の動作に大型も小型も無いのですが、大型魚に特徴的なバイトとして「食い上げバイト」があります。これは掛けた後に上に向かって泳ぐことてはなく、バイトで食い上げる。つまり、誘い中にいきなりジグの重みが抜けるバイトとなります。この場合、即ラインスラッグを回収し、魚の重みを感じることが大切であり、これが遅れるとラインカットのリスクが高まるので注意が必要です。ちなみにこのバイトの特徴としてジグを半呑みしてるケースが多い印象です。
フォールバイトに関しても即合わせ必須です。大型になればなるほどリーダーが牙に触れやすくラインカットの可能性が高まります。
【取り込む】
大型をいよいよ取り込みです。一番バラす緊張するタイミングですね。
推奨は、①ギャフ②リーダー掴んで抜き上げです。順序として、
掛かりを確認→アシスト+リアの2点で掛かっている場合→リーダーを掴んで抜き上げ、掛かりが一本の場合→慣れてる中乗りさんに頼めるならギャフを使用。この流れが一番バラシは減ります。間違えてもロッドで抜き上げはやめましょう。慣れてる人なら良いですが、慣れない方が抜き上げると重さが想定を超えて船べりビタビタやって落とす事になります。
ちなみにタモはネットにフックが先に引っ掛かかってバラすリスクが高いので使わない方が得策です。ギャフがあるならギャフを使いましょう(タモ慣れしてる信頼出来る中乗りさんが居るなら良いですが)。
※この内容は全て東京湾タチウオジギングに関して個人的考察を記載したものであり、「選んで釣る方法」としましたが、あくまでも大型が釣れる「確率」を上げるだけのメソッドであることは言うまでもありません。
④は不定期で上げていきます
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サーモン
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タチウオジギングで大型を選んで釣る方法②
https://www.fimosw.com/u/salmon/ibmn3p2umyut7w
2025-08-17T09:10:00+09:00
第一回テーマ
【大型を選んで釣る方法】
①ジグ選び編
②巻き編
③テクニック編
④タックル編
解説②巻き編
昨今、東京湾タチウオジギングでは大きなシャクリを入れず、滑らかなタダ巻きに近いワンピッチが主流です。この通称「ヌル巻き」は、タングステンジグで数を釣る場合、非常に有効です。ただし、私の感じる「大型の確率を上げる」とすると、少し考えが変わってきます。
※ヌル巻きの説明はここでは割愛。
【巻きのポイント】
基本のワンピッチは変わりません。が、大型を選んで釣るならば、「荒目+バリを出す」がキモとなります。
嘘でしょ!?と思う方、いるかもしれません、が、私の経験上、この要素は大型を釣るのに外せないと考えます。始めたばかりの初心者の方にドラゴンが掛かるのを見たことがありませんか?慣れてるヌル巻きよりも少しだけジグの頭を振らせる、デカい奴ほどガチャ巻きを食う傾向は確実にあります。恐らく120を超えてくるサイズは食性からして違う、少し青物に近いのかもしれませんね。
ただしガチ青物を釣るような丹後ジャークみたいなのはダメ。あくまでも、少し派手程度の話です。
【速度】
→超速めが効果的。皆さんも回収速巻きでデカいやつがドンッ!と食ってきた経験はありませんか?また、速巻きしてクラッチを切った直後にラインが止まるバイト、これもです。大型魚は遊泳力が小型よりも高く、巻き速度を上げることで潮が速い時は釣り分けにも繋がります。
また速度可変、これも大型に効果的です。可変させるなら1回まで。つまり、20m誘うと仮定すると、下から15mは普通、最後5mだけ超速巻きみたいなイメージです。この可変した瞬間にバイトが出るケースも多いです。可変は速くしても遅くしても有効ですが、浮いてる反応ほど後半速めるのがキモになります。
【浅場の場合】
上記は基本深場を想定した内容となっていますが、浅場でも基本考え方は同じで、速め派手めがキモとなります。ただし、浅場に関しては佐野代吉プロが提唱するリバースマニュアルワンピッチ(逆手巻き)が有効です。これを行うことによりジグの動きがシャープになり、より大型に効果的となります。
※この内容は全て東京湾タチウオジギングに関して個人的考察を記載したものであり、「選んで釣る方法」としましたが、あくまでも大型が釣れる「確率」を上げるだけのメソッドであることは言うまでもありません。
③④は不定期で上げていきます
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サーモン
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タチウオジギングで大型を選んで釣る方法
https://www.fimosw.com/u/salmon/ibmn3p2yyvum28
2025-08-16T12:48:00+09:00
第一回テーマ
【大型を選んで釣る方法】
①ジグ選び編
②巻き編
③テクニック編
④タックル編
解説①ジグ選び編
これに関しては言うまでもないですね、ズバリ、大きなジグを使う事です。大型魚の食性をイメージすれば自然な選択になるかと思います。経験上、明らかにTGより鉛ジグの方がアベレージサイズが大きいと確信を持って言えます。
形状
→「大きいジグ」とは、長さも大事ですが、それ以上に「太さ」「幅の広さ」が重要です。つまりボリュームですね。当然鉛ジグの方が有利となります。具体的にはフリート、ブランカ、フォルテン、鏡牙ベーシックなど。フォールスピード、コンパクトさを重視した鉛ジグは大型を狙う際には外して考えて良いと思います。
※特例なタチウオパターン(F2程度の赤ちゃんタチウオがベイトとなる)の場合は除きます。
重さ
→TGで通常使う重さ+20g程度を意識してチョイスし、エリア別に使い分けます。平型形状の場合はさらに重く、海が荒れている場合はまたさらに重くすることもあります。これは大型狙いに限った事ではありませんが、荒れてる環境で重いジグを使う事で糸が張れ、不安定な入力でもジグの暴れを防ぐ事が可能。こういった状況下では浅場で100g、深場で150g程度を使うこともあります。
カラー
→正直あまり関係ないかと思います。が、稀に大型が偏食するタイミングがあるのも事実です。大型が比較的食う色のイメージはブラックなどのマッド系が多い印象。なお、最近東京湾で大人気のドピンク・赤金は大型も釣れますが小型魚にも大人気。
フック
→リアフックなら私はサーベルフッカーを多用しますが、鉛で100g以上を使う場合、フッカーならLサイズを推奨します。Mサイズだと110cm以上の魚の場合、掛かりによっては曲がる可能性があります。ジャッカル、ダイワは曲がらないので大丈夫です。
アシストフックは、クアトロ、ボラ掛け形状共に、長さ、サイズをジグサイズに合わせておくことは言うまでもありません。フロント(アシスト)フックはリアとの2点掛けとなるためリアほど伸びたりしませんが、バイト→一発目のフッキングはアシストから始まる事が多いため、ジグ長上から4〜5割程度の箇所にフックが来るように調整する事は重要です。
ルアーチョイスで最後に、一番大事なのは「臨機応変」な対応です。つまり、上記に縛られてはならないと言う事。潮がかっ飛んでる場合、潮受けしまくる鉛でお祭りワッショイになっては釣り時間も減り本末転倒です。そんな場合はTGのスモールシルエットが生み出すメリットには勝てません。鉛では2回やって回収のところ、TGで3回も4回も落とせるなら絶対TGにすべきです。また、潮が全く無いときに重く大型のジグを砂煙が上がるほどバーチカルに落とし込んでも食いません。そんな時は軽い平型のジグに変えることも検討すべきです。あくまでも上記は「参考」としてください。
※ここでは浅場は湾奥・富津・木更津・大貫沖など水深10〜20m、深場は観音崎・走水・猿島沖など50mを超えるエリアを指してます。
※この内容は全て東京湾タチウオジギングに関して個人的考察を記載したものであり、「選んで釣る方法」としましたが、あくまでも大型が釣れる「確率」を上げるだけのメソッドであることは言うまでもありません。
②③④は不定期で上げていきます
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サーモン