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イメージは、水面の皮一枚下のレンジをジギングする様にリーリングとジャークを織り交ぜたロッドワークで多彩に動くルアー

それを実現する為に一番邪魔だったのがトレブルフックだったので、フックの組み合わせやバランスも色々と試行錯誤

それからフィールドに通い直ぐに結果は出る事になり
あっさりとこのルアーで23キロの自己記録のヒラマサを釣る事になります



しかし！！その後色々な弊害に悩まされる事になるとは思いもよらなかったのである

その3へつづく
]]> 原田 https://www.fimosw.com/u/deathlate1984/cmbz3oj34fered 2025-12-04T18:38:00+09:00 まず、研究をしようとしたきっかけは、船宿の中乗り君から、巻きながらジャークするトップの釣りがヒラマサに良く効くんですよね〜という話を聞き、興味を持った事がキッカケです。ルアーを巻くという事は、結果的にルアーアクションのスピードが速いという事かな？と考えてみました。

ルアーアクションにおいて、スピードを出す為に必要な事は、竿の長さやジャークパターン等色々な要素があると思いますが、とどのつまり「リールを早く巻く」という事だと思います。

よくよく考えてみると、ジギングでもプラグでもヒラマサは釣れますが、「スピード」という観点で比べてみると、ジギングの時にリールを巻くスピードと、トップウォータープラグを動かすスピードは、スピニングでの話になりますがジギングの方が圧倒的に速いと思います。

どちらのスピードでも結果ヒラマサは釣れるのだから、メタルジグを引っ張るくらいのリーリングでアクションが成立するトップウォータープラグを作ってみたら面白いんじゃないか？という事で試作を開始しました。
○最初期のプロト　まだフロントフックを普通に搭載する仕様


速いスピード域でもアクションとして成立させるにはどうするべきか？
ロール？ウォブル？s字？
そこを見つける為、世に出ている色々なプラグを実際に引っ張ったりしてアクションの動作を色々と考えてみましたが、リーリングスピードが速い状況下だとアクションが破綻してただ単に棒の様に引っ張られるだけになる事が多く、せいぜい若干テールをパタパタと振るぐらいのアクションに終始してしまう。
ならばとアクションを成立させる為にスピードを遅くすると凡庸な感じになったり、、、と色々と頭を悩ませている所です。



自分のアイデアが出るタイミングというのは、何故か風呂に入っている時が多いのですが、先ほど思いついたアイデアが面白そうです。そもそもジギングでは何故速いスピード域でアクションが成立しているのか？というと、スピード域にマッチした形状になっている訳で、さらにプラグの姿勢維持という点で1番の特徴であるボディ下部とテールにあるフックという存在と、それにまつわる制約の中でやろうとするから難しい訳であって、、、
ではジグ的な動作原理とフックシステムをプラグに当てはめてみたらどうなよ？となったわけです。



その2へつづく
]]> 原田 https://www.fimosw.com/u/deathlate1984/cmbz3ojcvrkvyf 2025-12-04T18:26:00+09:00 82-２/4を使用した外房ヒラマサ釣行のレポートです。
4月上旬、外房大原港松鶴丸の案内で春の大型ヒラマサ狙いで釣行しました。
● 港でのタックルセッティング
当日のコンディションは、連日の晴天と変わり曇天から雨天の予報、潮は大潮で午後からの乗船。
港に早めに到着し、自作ルアーのセッティングと使用するタックルバランスを見極めるべく、ロッド2本を比べる作業に没頭していました。
私がこれまで外房でメインに使用してきたロッドは、82-3/6でしたが、自作ルアーの飛距離不足を補う為に4号タックルをメインに据えていたことから、どちらも4号を使用する事が出来る82-2/4と82-3/6のティップセクションの使用感を確認していました。
想定した使用方法は、リールを速く巻きながらジャークを織り交ぜるリーリングジャークを主体とした使用。
自作ルアーの完成度がまだ低い事もあり、連続的な入力でもルアーアクションが破綻する事なく柔軟なティップが追従してくれる82-2/4が現状最適のマッチングと判断し、当日のメインに据える事にしました。
自作プラグ［morbid slider165プロト］


【当日のメインタックル】
Rod：Aquila MLT-82 2/4
Reel：SHIMANO Stella SW 14000xg
Luer：downfall / morbid slider 165 (自作ルアープロト)
Line：#4
Spacer line：#8
Leader：100lb
● 出船〜ポイントの状況など
12：00頃港を出港し、約40分弱ポイントまで走ります。
向かうポイントは、春に大型のヒラマサが釣れる実績のあるポイント。
海の状況は、この時期に魚の反応が良いとされる定番の風、潮の条件とは違うものの、やや鳥の気配もあり期待が高まります。
1流し目は、根のやや落ちた側から流し始め、根の最も浅くなるメインの場所を外周から攻めて行くが、魚からのチェイス等は無く、流し替えになりました。
ロッドと自作ルアーは、実際の海上でもマッチしており、懸念していたアクションもロッドの助けにより安定している印象でした。
● 魚からの回答
次の流しになり、先ほどより根の高い場所を横断するようなコースで船は流れていきます。
他の船も無く、1級ポイントに付くフレッシュな魚にルアーを見せられる絶好のタイミング 。
しばらく左オオドモの釣座から風下方向へルアーを風に乗せてキャストしていたところ、突然、数羽の鳥が船のトモ延長線上に固まります。
ハネ出しは無いものの、鳥が固まった方へキャストし、ルアーを通すレンジは30センチ50センチ位で、速いリーリングジャークでトゥイッチを織り交ぜながら高速引きしていくイメージ。
水面直下をルアーが高速移動しながらスライドする様子を目視しながら引いてくると、突然チェイスが起こりバイト！するもフッキングせず。
「あーっ出たー！」と思わず声が出ましたが、そのまま止めずにジャークを続けると水面に渦が出来き、水中のルアーがドスンと止まり一気にドラグを出されファイト開始。
○ロッドのパワーを引き出し4号タックルで勝負


水深は浅い所で15メートル前後、ライン4号でドラグは8キロ設定。
強引なファイトは出来ないので、ドラグとロッドの反発力を使いながら少しずつ距離を縮めていくイメージでファイトします。
時間にして3分ほどファイトした所で魚体が見え、ロッドを脇がまえにして最後の寄せにかかります。
この時の心境は、頼むから外れないで（泣）という神頼み状態でしたが、なんとかネットに魚体が収まってくれてランディング成功。



船上計測した所、自己記録となる23キロのヒラマサでした。



サイズもさることながら、自作のルアーで釣れたという事もあり嬉しさも倍増の魚となりました。
使用したアクイラ82-2/4は、柔軟なティップセクションと強靭なバットセクションを兼ね備えたロッドです。
今回の様に、ルアーアクションの入力を柔軟なティップセクションが補ってくれる事から、ルアーの入力に自身の無い方や、ルアーが潮風の状況に合わず暴れてしまう様な場面で使って頂けると良いと思います。


]]> 原田 https://www.fimosw.com/u/deathlate1984/cmbz3ojz9x3enw 2025-12-04T18:02:00+09:00 見直したらここ2年分位上げてなかったので、時期などはバラバラではありますが準備アップしていこうと思います
ここ最近の釣行は、ほとんど自作ルアーによるものですので、釣りそのものの質が変化していますが、どなたかの釣りの参考になったらいいかなと思います

]]> 原田