8月25,27,28に申し込み者は『【ANGLERS釣船アンバサダー】現在のスコアをお送りいたします。』というタイトルで情報公開メールをいただいた。以下に一部抜粋する。
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---- 8/25 ----
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現在のスコア:XXXX点
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現在のトップスコア:4815点
平均スコア:1593点
1000点以上所持ユーザー:89名
---- 8/27,8/28 ----
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現在のスコア:XXXX点
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3000点以上:1%
2000点〜3000点:6%
1000点〜2000点:22%
0点〜1000点:71%
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スコア1000点以上の人が89名で、この割合が29%ということで、8月中に募集している人は307(小数点切り上げ)で前後であると想定される。トップアンバサダーは上位100人募集ということで現状では倍率が低い。自分は一応現時点でトップアンバサダーに入っていた。9/1にスコアに関する加点等方法が公開されたので、次回はそこを考察したい。
2025年9月、待望のアングラーズ船釣アンバサダーの選考ルールが正式に公開されました。これは船釣り業界全体に新風を吹き込む重要な取り組みかもしれません。詳細は公式ページ(こちら)をご覧いただけます。
MBA保持する一釣ファンとして、今後の展望や戦略について深掘りしてみたいと思います。
アングラーズは、船釣りのマッチングサービスのスタンダードとなるべく、堅実な収益基盤を築きつつ、サービスの価値向上を目指しています。その最大の強みは、ネットワーク効果を最大化する仕組みです。
こうした相互作用により、利用者と船宿双方にとって価値のあるエコシステムの形成を目指しております。
「売上=顧客単価 × 顧客数」の式はシンプルながらも、ビジネス拡大の核心です。
顧客単価の引き上げ:単一予約ではなく、グループ予約や複数日の釣行プランを促進します。例えば、幹事役割のお客様には特別割引やインセンティブを提供し、一回の取引あたりの価値を高める工夫を行います。これらを実現するためには、ただの予約プラットフォームから、「情報提供」と「交流促進」の場へと進化を目指します。
イノベーター理論によると、技術やサービスが一般に浸透し始めるのは、普及率が約16%に達したときです。現段階では、「イノベーター」と「アーリーアダプター」が担う役割が非常に重要です。
アンバサダーは、まさにこの層の代表者です。新技術をいち早く取り入れ、積極的に情報拡散を行う彼らの声や行動は、市場全体の普及を左右します。
彼らを通じて得られるフィードバックは、サービス改善や新しい施策のヒントに直結します。彼らの満足度を高め、継続的な関係構築が、次の普及段階への架け橋となるのです。
この企画は、全国の釣船を盛り上げるアンバサダーを選ぶというもの。トップ100人には釣行支援、さらに上位10人には月10万円のサポートという魅力的な制度です。
私自身も軽い気持ちで応募しましたが、8月末時点での順位は87位ほど。ギリギリ圏内とはいえ、9月までの活動次第で大きく変わります。そこで「せっかくなら毎週末、釣船に乗って挑戦してみよう」と決めました。
今回選んだのは川崎「横内丸」のタコ釣り。
横内丸は東京湾エリアで高い人気を誇る船宿です。特にタコ釣りでは、釣果が落ちて他船が営業をやめる9月以降も出船を続ける貴重な存在。年末にかけてタコが大型化していくため、熱心な常連客に支えられています。
ただ、この船宿のユニークさは「船長のスタンス」にあります。
接客面ではフレンドリーさや愛想の良さは控えめですが、釣らせることへの情熱は誰よりも強い。ポイントを小まめに移動し、ときには「こんな場所まで攻めるのか」と驚くような選択をする。その姿勢がファンを惹きつけ続けているのです。
私自身、過去に横内丸で少し不信感を持ったことがあります。現地に到着してから中止を告げられたことがあり、その際、近隣の船宿は出船していたのです。南風が強いからだと言われましたが正直納得感は薄かった。これが南房総のように遠征だったら相当なショックだったでしょう。
それでも、横内丸は常に満席。近隣の船が定員半分以下なのに、この差は何なのか?
ここにビジネス的な学びがあります。
「顧客満足」と「顧客ロイヤルティ」は違う ということです。
横内丸は、万人受けする「心地よい接客」や「柔らかい対応」ではなく、釣果への圧倒的な情熱でファンを獲得している。結果として「またこの船に乗りたい」「この船長についていきたい」というロイヤルティを生んでいるのです。
これは、スターバックスやアップルなどのブランド戦略とも重なります。すべての顧客に合わせるのではなく、自分たちの哲学や価値観を貫く。そのスタンスに共感した人が強固なファンになり、リピートや口コミにつながる。横内丸はまさにそれを体現しています。
現代はSNSでの口コミが瞬時に広がる時代。ちょっとした対応の良し悪しが、客足に大きな影響を与えかねません。だからこそ、多くの船宿は「とにかく丁寧に、お客様に寄り添う」方向へ傾きがちです。ところが横内丸は違います。媚びない。サービス過剰にならない。あくまで「釣らせる」という一点に全力を注ぐ。
このスタンスが「かえって信頼を生む」という逆説的な結果をもたらしています。
この経営姿勢は、他の業界でも参考になるでしょう。
✔ 全員に好かれようとしない
✔ 自社の強みを一点突破で磨き続ける
✔ 短期的な批判よりも、長期的なファンづくりを優先する
横内丸の人気は、まさにこうした原則が生み出したものです。
今回のタコ釣りでは、合計で2kgのタコを釣り上げることができました。釣果としても満足でしたが、それ以上に「ファンづくり」の奥深さを実感できた釣行となりました。
「接客の良し悪し」よりも、「情熱の一貫性」。
「顧客満足度」よりも、「顧客ロイヤルティ」。
「短期の人気取り」よりも、「長期の信頼づくり」。
横内丸の船長の姿勢は、私自身が釣船アンバサダーとして活動するうえでも大きな指針になると思います。
9月も続くアンバサダー選考。今後もさまざまな船に乗り、釣り人として、そして発信者として経験を重ねながら、学びをここに記録していきたいと思います。
]]>https://lp.anglers.jp/mission?utm_source=ships&utm_medium=textbanner&utm_campaign=ambassador
トップ100人の釣行を支援し、さらに上位10人には月10万円の支援があるという企画だ。軽い気持ちで応募したところ、8月末時点で87位あたりと微妙な順位にいることが判明。選考対象は8~9月とのことで、しばらくは毎週末に船釣りへ行ってみることにした。
せっかくなら有名な船宿に挑戦しようと、昨日は「横内丸」のタコ釣りに参戦。この船の船長は正直、接客はあまり愛想がいいとは言えないが、「お客に釣らせる」という情熱は高く、総合的には人気のある船宿だ。特にタコ釣りについては、釣果が落ちて他の船が営業をやめる9月以降も出船を続け、年末にかけてサイズアップするタコを狙えることから、コアなファンを持っている。
私自身、過去に「現地到着後に中止になったが、近隣の船は出船していた」という経験が2度あり、正直一顧客として不信感を持ったこともある。ただ、近場だったので他の船に乗り換えられ大きな問題にはならなかった。これが南房総遠征だったらかなり辛いだろう。それでも今回も、近隣の船が定員半分以下の中で横内丸は満席。やはり人気の高さを感じた。
釣行結果は、タコ2kgをゲット!十分満足のいく釣果だった。
船長はポイントを小まめに移動し、ときには「え、そんなところに突っ込むの?」と思うような場所にも入ってくれる。その攻めの姿勢と情熱が、常連に伝わっているのだろう。
SNSによる情報拡散が当たり前の時代にあっても、それを恐れず顧客に媚びないスタンスを貫き、人気を維持している横内丸の船長。その姿勢からは、自分も学ぶべき点が多いと感じた。
]]>一ノ瀬丸さんは規模も大きく、歴史もあり東京湾を知り尽くした良い宿と思います。
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