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「魚がいないから釣れない」そう思ってはいけない。
https://www.fimosw.com/u/FishingLife/rn7pztkwsa5xuu
2025-09-21T16:33:00+09:00
近所の清流域に通ったのでつらつらと書いていきます。
まず、年々暑い日が多くなる8月。元々通っていた多摩川だと台風クラスの雨が降り、その後のどちゃ濁りデイゲームで日中の下げ潮をバイブで広く探って釣るのがメインでした。そのイメージから、雨が降らないとほぼ魚が釣れない。と思っていました。
しかし、清流だと雨が降らない日が続いていた今年のお盆。通っているポイント付近の水位データをみていても−1.6m付近の水位を出していました。
そんな状況でしたが、夜の20時頃
にポイントにつくと、ボイル音がそれなりに響いている状態でした。
川に入り、ライトで周囲を照らすと5センチくらいのベイトが溜まっていました。なんの魚か判別はつきませんでしたが、動きはサッパのような感じでした(ピューッ、ピタって感じ)。あとはイナっコもちょろちょろいました。
そこでのヒットルアーは、バンク82Sや、スイッチヒッター85、ジョルティミニ8gでした。ルアーでお気づきの方もいるかと思いますが、レンジ高めで魚を出した後、レンジを入れて残りを取る流れです。
ヒットパターンは、シンペンの場合は、明暗の上流に入れ、明暗の境でルアーが明暗とほぼ水平に入っていくパターンでヒットしてました。(一般的に言うルアー先行ですね。活性が高いのでルアーの側面に水を当てていく感じです。ただ、リップがあるフローティングミノーをグリグリ巻くとヒットしませんでした。)
シンペンで魚をある程度出すと、ピタっとボイルが止まります。これは上のレンジで反応する魚がスレ始めてるのではないかと推測します。その後、ジョルティミニの出番です。使い方はシンペンと同じです。ただ、シンペンで探れていないレンジを上から探って行くので、着水時の明暗からの距離を調整し、明暗から段々遠ざけていきます。で、レンジを変えて魚を取っていき、ボトル付近を流して反応が無くなったら終了。という感じでした。
このパターンで通えばほぼ釣れるという状況が続きます。
そして、状況が一変します。
そのきっかけとなったのは、少し前に降った大雨です。
水位計で言うと、プラスに転じていました。つまり、水位が1.6m以上も上昇したことになります。
流石に危険と判断して釣りにはいきませんでした。
そこから数日経ち、水位が−0.9mまで落ちたのを確認して、ポイントに行きました。
時間は日が落ちてすぐくらいの時。
ポイントに着くとボイル祭りをしており、一緒に行った妻もシーバスをキャッチする事ができました。
やはり雨はいいものだ。
と思っていた束の間、次の日に行くとピタリとボイルがありません。
おや?いつもと違うぞ?と感じてはいましたが、取り敢えずルアーはいつもと同じローテーションで行きました。
すると全く当たりません。びっくりするくらい当たらないのです。まるで魚が全ていなくなってしまったかのように感じられました。
そのような日を2日経験し、ある推測を立てました。
1つは「雨の影響で魚が入れ替わっており、ちょうどポイントから抜けてしまっている」
2つ目は「時合いの時間がズレた」
この2つです。
2つ目の推測が正しければ、1つ目の推測は違うことが証明できます。
2つ目の推測を立てた理由として、最近のモヤモヤが関係してます。
それは、潮位変化がある場所だと、流れが出るタイミングで時合いになることが多いと思います。ただ、上流域だと常に流れているので、いつが時合いなのだろう。と思っていました。普通に考えればマヅメ時が時合いになるのではないかと考えると思いますが、このポイントば20時でもボコボコボイルしている場所なのが僕を惑わせていました。
そして昨日(9.20)の土曜日、17時前からポイントに入り、観察をしていました。18時前にライトがつき、18:30に明暗が出来上がりました。
しかしボイルは起きません。
ということは1つ目の推測が成立してしまいます。それは数日釣れない事を意味します。
少し落胆していた僕は、頼みの綱のカゲロウ100Fを付けました。
そして明暗にキャストするのですが、ミスしてしまい、明暗より10mほど上流に着水。以前なら回収してキャストし直しますが、まぁいいかと思い、大きくU字を描いて明暗に入りました。
すると
ゴンッ
うおっ!?!?
と、シーバスをキャッチしました。
僕はどうやら成功パターンに囚われすぎており、ライン先行の釣りがすっかり頭から抜けておりました。
そうか!ライン先行か!!!
そこから一緒に同行していた父と計5バイトを貰いました。
結論ですが、どちらの推測も外れてました。そして、「魚がいないから釣れない」と思い込んではいけない。ただ、ルアーを見切っているだけ。そう考えるとことの重要性を再度認識しました。
以上が1ヶ月の記録になります。

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mitsuhiro
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真夏の清流シーバス
https://www.fimosw.com/u/FishingLife/rn7pztkajwue3i
2025-08-31T20:06:00+09:00
清流シーバス。
今まで多摩川河口エリアで釣りをしていた僕からしたら、憧れの的でした。
私事ですが、家庭の事情もあり、埼玉の方へ引っ越し事になり、エリアが利根川、江戸川になりました。
初めての清流域でのシーバス。
まずはGoogleマップでポイント探しをしました。
ポイント探しのキーとしたのは、
・地形変化がある所
・流れが合流する所
・明暗ができる箇所
・車を停めて問題ない場所
・近隣に民家がない箇所(騒音問題対策)
です。特に気にしたのは騒音問題です。
(魚が釣れても周りに迷惑をかけているのは個人的には最悪なのです。)
引っ越しが終わり、調査を開始しました。
調査初日。
まずは利根川の地形変化を見に行きました。流れが払い出してヨレができている箇所です。魚がいれば答えは早いと思うので、調査で使ったルアーはフェイキードック、スネコン90、シャルダス20。これを3投ほどして移動しました。
この場所で1番ゾワゾワしたのはスネコンでした。スネコンがS字を描いているのがロッドに伝わってくる微妙なテンションが1番水に馴染んでいる感じでして。
スネコンが、
ぐわん
ぐわん
ぐわん
、、、、、でないかぁーーー!
って感じでした。
2箇所目。
利根川から江戸川に移動しました。
ここは橋周りで、橋脚の上流部に流れのヨレができ、もちらん橋脚の下流部にもヨレができる場所です。
アップに入れルアーを流すのはシャルダスが1番あっていそうでしたので、シャルダスを川幅の7割程の距離までキャストし、ヨレの外側から横切る形で流しました。
1投目。
シャルダスのプルプルが伝わるかどうかでテンションをかけ、
プルプル
プルプル
プルプル
んーでないかぁ、、
2投目。
プルプル
プルプル
プルプル
ゴンッ!!!
えっ!!!?!?!?
喰った!?!?!?
えっ!?シーバス!?スモール!?ナマジー!?!?誰?
ギラっ
バシャバシャバシャ
シーバスだ!!!!!!!
バシャバシャ
あとちょい、、、
グッ!ジーーーー!
あー行かないで!!!!!!
グングン
下行くなーーーー!!
下何ある!?!?!?何もない!?!?大丈夫!?!?!?!?
こっちこい!!!!
すーーーーーー
っっっっっよしとった!!!!!
っと、人生初の清流シーバスをキャッチすることができました。
サイズは40センチ位でしたが、めちゃめちゃ緊張しました。あーーーーたまんない!!!笑
ってまって。普通にシーバスいるんだ!
ってのがこの時点で思ったことです。
そして、後日。
先ほどのポイントへ夜行きました。
うっすら明暗がある感じです。
川に立ち、ラインをガイドに通していると、
パンっ
と、ボイル音が。
もう、この音を聞くとダメですね笑
体中からアドレナリンがでてしまい、心拍数は上がり、呼吸も荒くなってしまいます笑
しかし、意外と釣れない。なぜだ。
そして試行錯誤していると、コツっとバイトが。同じコースへキャストするとまたバイト。しかし乗らない。
ここで思ったのは、明暗ギワからどれだけ離してキャストするか。それがこの日はキーでした。この時使用していたのはバンク82。
で、上で反応が無くなったのでレンジを入れようと思い、ジョルティミニ8gをキャストし、流しながらレンジを入れているとゴンっ!とバイト!
無事にキャッチしました。
その後はジョルティミニで連発。それはもう連発でした。1時間半の釣行で6バイトです。
その後、通算8日ほど夜行きましたが、ホゲはありません。負けなしです。(といっても、15センチくらいのしか釣れない日もありましたが笑)
それもキャッチするのは3匹以上の日がほぼです。
ここで考察ですが、
今までの河口エリアでは魚の出入りはあり、一日中釣りをしていれば魚が目の前を通るのは間違いなくあるので、粘れば釣れる。
清流域は魚の数がそもそも少ないからランガンして魚を探して、出会えればラッキー。でした。
ここでキャスト範囲にいる魚の密度に着いて考えてみます。
河口域では、干潮の流れが絞れた時間帯としても、フルキャストで川幅の半分も届きません。つまり、仮に魚が均等に分布していた場合、キャスト範囲にいる魚は半分以下となります。
清流域の川幅があまりないエリアだと、フルキャストで対岸まで届くことがあります。つまり、そこにいるシーバス全てにアプローチすることができるのです。
清流域の魚数が少ないとはいえ、川幅全ての魚にアプローチをかけられるとしたらどうでしょう。河口エリアより密度が高くなる場合もあるのではないでしょうか。
イメージしてみてください。
橋の明暗を攻めるとして、対岸までキャストが届くとしたら、、、、、、
手前と奥のボイル全てにアプローチできるとしたら、、、、、
奥のかけ上がりがからんでいる明暗ボイルにキャストが届くとしたら、、、
それはそれは楽しいことが起こりそうですよね。
しかも、明暗近くにしか魚の付き場がないとすれば、夜なるのそれなりの魚が集まっている可能性が高いと思います。
ここ最近だけでシーバスのキャッチ数が爆増しています。
ここで思うのは、まだ2ポイントしか見ていないということです。
まだまだたくさんあるポイントのうちの2ポイント目でこんなに釣れるとしたら、もっとポイントを探せば朝から晩、さらに朝まで一日中魚が出せる可能性があります。
ただ、清流域なので、時期によっては全くシーバスがいない事も何もなくは理解しています。その際は魚を追いかけて河口の方へ移動したいと思います。
まだまだ始まったばかりの清流シーバス。
これからも探し続けていきたいも思います。





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mitsuhiro