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▼ ALS 筋萎縮性側索硬化症について
釣友 ドクターヒロのメールマガジンより
「アイス・バケツ・チャレンジに思うこと」
アイス・バケツ・チャレンジがALSの周知活動として世界で盛り上がっています。
しかし、この活動でALSと言う難病を周知できるのか?
関心を持つ人を増やすことは良いと思います。
アイス・バケツ・チャレンジに参加した人の何人がALSについて理解するのか?
が気になります。
ALS 筋萎縮性側索硬化症について知っていただきたいと思います。
大まかな話をしますと、
脳からの命令を全身に伝える神経の束である脊髄の側索と言う通り道が硬化します。
その結果として、脊髄側索を通って脳から筋肉に伝わる信号が伝わらなくなります。
信号の伝わらない筋肉は動かなくなり、動かなくなった筋肉は萎縮してしまいます。
進行はきわめて速く、次第に全身の筋肉が動かなくなります。
症例の半数ほどが発症後5年以内に呼吸筋の麻痺を起こし、自力で呼吸ができなくなって死亡します。
例外的に進行がゆっくりのタイプもあり、これはこれで残酷です。
この病気の残酷さは、知能、知覚は最後まで障害されないで、運動だけが障害されることです。
もう一つの残酷さは、今のところ原因が不明で、治療法がないことです。
想像してみてください。
自分の身体がだんだん動かなくなっていく。
頭ははっきりしているし、痛みはわかる。
治療法はない。
やがては死んでいくことが明確に意識される。
また、他の原因による脊髄の障害と異なり、感覚障害・眼球運動障害・膀胱直腸障害・褥瘡(床ずれ)の4つはALSの4大陰性徴候と呼ばれ、最後まで出現しません。
つまり、病気が進行しても、最後まで眼だけが動きます。全身が動かなくなっても、眼は動くのです。意志表示が可能なのです。
どうですか? 残酷な病気でしょう。
この病気になった有名人としては、
大リーガーのルー・ゲーリック、
宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士、
徳洲会グループの創設者で国会議員であった徳田虎雄さん、
TVクイズ・ダービーなどの出演者として有名だったフランス文学の篠沢秀夫教授
などです。
病気に意味があるかどうかわかりませんが、
これらの人に、神はなぜALSと言う残酷な病気を選ばれたのか?
徳田虎雄と言う人物は、本来は国や地方自治体がやるべき、地方、僻地に病院を作るという大事業を個人で成し遂げた人です。
その功績は、くだらない選挙違反で帳消しにされるべきものではありません。そんな男に、なぜ神はALSと言う残酷な病気を選んだのか?
どんな意味があるのか?
考えずにはいられません。
ドクターヒロでした。
- 2014年8月27日
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