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▼ エコなギアとは。
- ジャンル:日記/一般
たりない。
ぜんぜんたりない。
何がって、今日の関東の降水量が。
これじゃぁ、土曜の朝はダメかもしれない。
今日の午前中までグチャグチャに降って、人間が近寄れるのが土曜の朝になると思っていました。
ある川の話し。
この降雨量では、今行かないと美味しくない。
コレも自然、仕方なし。
さてと。
先日のプロ養成塾の記事を書いていて、もう一個ほど思い出した事が在ります。
生分解プラスチックの話し。
何時か書いたけど、環境関係コミュは「積極的な個人の意見が出尽くすと、とたんに議論は終息に向かう」という傾向があります。
まぁね、私達は素材の研究開発をしているわけじゃないし、製品開発に携わってるアングラーが多く居るわけでもないし。
結局、ユーザ的立場から見た新しい外的要因(新製品出たとか、メーカーが何か情報開示したとか)が無い限り、なかなか議論を進めることも難しいんですよね。
今までの有する知識だけをこね回すだけじゃァ、必ず一周してもとへ戻っちゃうのがパターン。
きっと数年後に忘れられたころ、また少し火が付いて「なんか過去にも同じ話しをしたような」と。
ただ、それが悪いかと言うと、そうでもないです。
キャッチ&リリースなんかもそうですが、過去の議論を知らない人は大勢居るのです。
そういう人たちに、ほんの少しでも「そういう考え方が在るんだよ~」とリリースするのは、やはり長くこの釣りを楽しんできたアングラーの一つの使命かと思っています。
もう疲れちゃったよ・・・とは言わずに(笑)
画像は先日ワイルドワンふじみ野店へ、キャンプ用の机だの椅子を物色しに行ったときwに目に入ったフリーペーパーです。
その中の記事で、マルキュー㈱へのインタビューが掲載されていました。
紙面のテーマは、ずばりワームの是非。
あ、いや、是非じゃなく取り巻く環境活動の話しかな?
シーバスオンリーの人はあまり知らないかもしれませんが、現在河口湖はワームの使用が禁止されています。
理由は、湖底に残った塩ビ製ワームの残骸がもたらす環境負荷を減らす為です。
バスブームでの釣り客集客に成功し、利益が出るフィールド作りに成功したかに見えた河口湖ですが、釣り人が落として行ったのはお金だけではなく凄まじいゴミの山だったそうです。
で、このままじゃ、取り返しの付かない事になると判断(その材料となるものは、書面を手に入れてみてください)し、プラスチックワームの禁止となったようです。
冒頭一発目のインタビューは、この決断に踏み切った漁協サイドの偉い人の話しでした。
メーカーや観光業界の狙いなど、複雑に利害関係が発生する中で、様々な葛藤があったようです。
とうぜんですが、立場が変われば・・・ね。
その次が、マルキュー㈱へのインタビューでした。
いや~、ドキドキしましたよ。
だって、漁協の記事が「様々な立場の人たちから、強烈なプレッシャーを掛けられた。でも、漁協としては押し切ったんです」なんてまとめてあったから。
マルキュー㈱の記事冒頭にも書いてありました。
今回の取材を受けることが、はたしてワーム製造メーカーとしてメリットが在るのだろうか、と。
開発者の苦悩は文章に色濃く映し出されています。
きっと、伝えきれないと思ったことが、山ほどあったんだろうな。
しかし、記事を読んで行くうちに、私個人としてはマルキューと言う会社の誠実さがヒシヒシと感じられ、とても素晴らしい取材がおこなわれたと思うようになりました。
フリーペーパーでよくココまでできたもんですね(笑)
当然ですが企業とは、利益を出す為の組織。
釣具メーカーはアングラーが物を買ってくれることで、利益を出します。
アングラーは当然ですが、フィールドで魚を釣りたいのです。
しかし、アングラーがフィールドに立てば、必ずといって良いほどフィールドに負荷はかかります。
釣り人ってのは、環境側面から捉えると、良い事はあまり無いのです。
はたしてコレは矛盾なのか。
その答えは人それぞれでしょうが、組織としての方針ではそうは行きません。
記事内で、「過度期にある」と言葉が使われています。
メーカーがそれを言うことの勇気もすごいなぁ~と思いますが、エコという言葉の重さも同時に肩へ圧し掛かってきますね。
もっとレベルの高いところでの競争というのに、非常に好感が持てました。
書きたいことはいっぱい在るんですが、とてもじゃないけど2000文字じゃ無理(笑)
最後に一つ。
私はワームの釣りが大好きですが、ちょっと今後は購入する製品を考えるようにします。
キレイごと抜きなら、ワームの釣りに根掛りは必然ですし。
いきなり全部とかは無理かもしれませんが、CSR(企業の社会的責任)とかを考慮したユーザーアクションがもっと増えれば、また何時かfimoの環境関係コミュが盛り上れる日が来るんじゃないかと思います。
ワームで釣りをやらない人がワームを批判をするのはとても簡単ですし、世に腐るほど落っこちていますが、その真っ只中で商売している人やこころから楽しんでるアングラーの気持ちも大切にして欲しいですね。
fimoはソルトメインの人が多いと思いますが、このままじゃ何時か海でも同じ事がおきます。
すでに伊豆の某漁港の底には、エギとワームがゴッソリあるなんて噂を聞きます。
あ、私はこの雑誌の回し物じゃありませんよ(笑)
ただ、「私的に良い物だな」と感じたから、ちょっと紹介しただけです。
雑誌さんの取材を戴いてる身としても、なかなか考えさせられるフリーペーパーでした。
【お知らせ】
今月のソルト&ストリーム誌に、あの釣りが掲載される予定です。
外道ってなんじゃ?
クレームは葉書でお願いします♪
- 2011年7月21日
- コメント(8)
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ワームもですけど、 鉛 も怖いです。
ジグヘッドとか各種リグ・・・あ、ジグもか。
海釣りだとワームを食べる小魚が多くて、
ワーム→小魚→中型魚→大型魚→人間(ワーム1本分)
と言う連鎖が成り立ちそうな不安に駆られます。。。
ワームを食べた魚にはどんな影響があるか興味津々です。
追記:このあいだ雑誌で石の錘をみました。鉛→石どうでしょうか?
鉛に比べるとかなり大きくなっちゃうみたいですけどね。
ワームは、強化コンニャクで代用とか・・・はは
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