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▼ 2017フィッシングトリップ長崎 3
- ジャンル:釣行記
東京は、春が来ると雪が降る。
南風で運ばれてくる湿度と、北の寒気が重なるのが2月から。
出発の日の朝、何度見ても天気予報は「今期最大の寒波により、各地で大雪」としか記していない。
嫁様が「さすがだね♪」と言い残して、仕事に出て行った。
毎週金曜の午前中から続く大事な打ち合わせは、なぜか今日は速めに終わったw
その後にどうしてもやらなくてはいけない仕事を、ゆとりをもってこなす事ができ、会社を出た後にゆっくり羽田へ向かう。
秋葉原で電車のドアが開いた時に、雪が舞い込んできた。
遠征の時は必ず一冊本を買うのだが、むさぼるように読むその手を止める冷たい風が車内に吹きこむ。
冬支度のサラリーマンの渦の中、大きなスーツケースと釣竿を抱えて山手線に乗る私は、きっと浮かれた姿として目に映っているんだろうな・・・
中学生のころに学校をさぼって、一人で池袋で遊んでいた時の、地に足のつかなかった気持ちを思い出す。
やっとサラリーマンっぽくなってきたのか。
ここから、徐々に気持ちを釣りに動かしていこう。
1時間後に羽田で無事合流。
フライトに遅れが出たけど、3時間後には長崎空港へ降り立った。
懐かしい。
何年ぶりだろうか?
昔から遠征釣行は多いほうだったけど、長崎空港にはたくさんの思い出が詰まっている。
レンタカーに荷物を移し替えて、どこにも寄り道をせずに一直線に向かったのは、今回の遠征の地である島原半島。
今回はとにかく弾丸ツアーにするつもりで来た。
本当は長崎の友人たちにも会いたいけど、とにかく時間がない。
だから呑み会もなしで、ひたすら釣りに入り込む予定。
そういう価値のある場所だと認識してきていたからね。
あと、タケさんのアテンドで島原のアングラーに案内してもらうのに、個人の付き合いを押し付けてしまうわけにもいかないし。
ホテルについて荷物をいったん部屋へ。
今回のレンタカー。
直前にスタッドレスタイヤへ変更をお願いした。
結果的に要らなかったけど、心配事は少ないにこしたことはない。
遠征先ではいかにトラブルのネタをリスクヘッジできるかは大事な事で、それに輪をかけて対処力も必要だね。
24時過ぎに地元島原のアングラーとも合流し、最初のポイントへ向かう。
タケさんは久しぶりの再会、私は初めまして♪
まぁ、今はSNSなんかで事前につながっちゃってるから、なんかスっと入り込めちゃうけどね(笑)
そして、東京を出て5時間後には、有明海にウェーディングを開始した。
このポイントは島原北部(湾の奥の方)にある、干潮前のポイントらしい。
干潟の先に何か所かの岩が並び、その先のブレイクを打つような釣りだとか。
干満差4mの有明海でその最干潮でのブレイク。
それを聞いた時点で心が躍るのは、やはり根っからのウェーディング好きだからか。
ちなみに長崎は西にあるので、この時期の大潮ど干潮はAM3:00頃となる。
ポイントに付いたのは25:00ぐらいだったので、下げも中頃のタイミングだった。
その為に、その目印の岩は顔を出していたのだけど、岸際にある「たぶんここが満潮位置」のラインからの落差にやはり驚いた。
この差を、6時間で引くって、どんだけ早いのか・・・
しかも湾奥で。
入ってまず最初に気になったのが、濁りの強さ。
島原は有明海の南面部にあるのだけど、この日は冬型の気圧配置で北西風が強かった。
後ろから吹き込むのでキャストはできるけど、若干海に向かって立つと左から巻き込む感じで波気も多少あった。
その影響か砂の濁りがかなりきつく、さらにその砂の目の細かさが異様に細かい様子。
なんか、魚のエラに詰まりそう・・・
まぁとにかく初の有明海。
ココはタイリクのメーターが泳ぐ海。
実績がある時点で自分の主観ではなく、目の前にある海が正しい事なので、受け入れながら合わせていく事をしようじゃないか。
一発目に入れたのは、ペニーサックのMOKKA。
そういう魚を狙いに来たんだから、そういうルアーで行ってみようかと。
色はソリッドのチャート。
夜や濁りが強い時はかなり使いやすい色で、MOKKAは割とガチャガチャ泳ぐ事もあり、しっくりとくるセッティングかと思う。
で、下げて、止まり、上げてきたときに、カツン!とバイトが出たけど、その後は続かない。
潮位は一瞬にしてあげてきた。
もうちょっと粘れるか・・・と思った頃に、「上がりましょう」の声。
潮が引いた先の岩に立っていたので、調子にのって釣りをしすぎると、そこよりも低いところを帰れなくなる。
こういう場所は、地元アングラーのいう事を聞くに限る。
まぁ、あまりにも寒すぎで、今夜はもう無理・・・と言うのが本音だったりするけどね(笑)
曇り時々雪は本当だったw
さぁ、軽く一発目、1バイトでホゲったのだが・・・
まぁ、遠征はいつもそんなもんでしょう。
つづく
- 2017年2月17日
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