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▼ 伝説の魚 5
- ジャンル:釣行記
それは、銀山への流入河川(船着場のバックウォーターでもある)で虹鱒を狙えると言う話し。
しかも、その虹鱒が、それなりにデカイとか。
ただし、条件があるとは聞いていた。
この虹鱒、漁協が解禁に向けて上流部で放流するのだが、川を降りて湖に入った瞬間に「何処へ行ったか解らない」というものらしく、タイミングが合わなければまったく釣れないらしい。
逆に、タイミングが合えば、凄まじく釣れるとも言ってたがw
実はそこに物凄く不安要素があった。
今年は解禁が「オカッパリ」と「ボート」で日にちが異なっているのだ。
例年は一斉解禁らしいけど、オカッパリ解禁は我々が入る数日前に行われ、当然漁協の放流もそこへあわせての実施になるだろうと。
本当のバックウォーター部での回遊はかなり難しいとのことなので、「行けば釣れる!」から「居れば良いなぁ・・・」へのトーンダウンはあった。
まぁ、そういうのは仕方なし。
ただ、朝方の乗船前に川を眺めた感じでは、所々で人が攻めきっていないと思われるようなポイントが数箇所見えた。
放流物狙うなら当然だけど淵に人は集まるだろうけど、落ちてく過程でとどまれる場所に残っているのを狙えれば、それで良いかなと。
ただ、釣り方はかなり変わる。
今回話で聞いてきた状況から、ハルシオンシステムへ相談して、よそで実績の高いルアーを幾つか持ち込んできた。
チキチータシリーズの最小モデル。
フローティングモデルが何気にトラウトの管釣りで人気?
・KET タピオス
固定重心ではないので、ジャークだのなんだのには弱いが、実はボディー形状から「どダウン」での破たんにはものすごく強い。
55と66はヘビーシンキングなので、ボトムを転がすような釣り。
フローティングモデルが何気にトラウトの管釣りで人気?
・KET タピオス
固定重心ではないので、ジャークだのなんだのには弱いが、実はボディー形状から「どダウン」での破たんにはものすごく強い。
55と66はヘビーシンキングなので、ボトムを転がすような釣り。
ここ数年は各地で良い釣果が聞かれ、コレは一回やってみたいと思っていた。(シーバスではNシコボトムってのはよくやったけど、それをリップ付きのミノーでやるという意味を知りたいところ)
特に大型はボトム!と、トラウトの人がみんな言うもんで、それに合わせたタックルをセッティングしてきた。
ロッドはスタッカート89でメインラインはPEの0.8号と、普段のウェーディングと同じなのだが、リーダーを10lbを2ヒロとった。
これは、障害物等でのスレ防止ではなく、「トラウトは特にPEラインを見切る」というアドバイスからそうしてみた。
リールはステラの3000で、いつもより1ランク小さくした。
ボトムを掴んで切るために、操作性と感度を上げていくのが狙い。
ウェーダーを着たまま車に乗り込み、過去の実績ポイントへ一直線に向かう。
出船場所から宿泊した船宿との中間点にある、橋下の大きなよどみ。
偏光グラスをつけて川を覗き込む。
あぁ、居るね。
ちょっとだけど。
だけど、タケさんの表情が渋い。。。
「う~ん、すくねぇwwしかも地形が変わってて、超やりにくい」
あ、そうなの?
じゃぁ次の場所行きますか!
向かったのは次の橋。
車から降りてそうそう目に入ったのは、橋の上から釣りをしている数名の人影(笑)
まぁ、そういう場所なんでしょ。
話をすると、それなりに居るけど「激スレで、小さいバイブかスプーンをボトムでず~っとステイさせないと喰わない」とか。
しばらく見ていると、人が入れ替わり立ち代りで入って、みんな同じことをやっている。
たま~に良いサイズが喰ってきても、橋の上からじゃキャッチできるはずも無く、ブランブランやってボちゃん。。。
日没までに時間も無いので、一言断ってからその橋の下からエントリーし、彼らがキャストしてこない下流へ入った。
20mほど続くトロ場を月虫66でボトムを流してみて、なんとなく意味が解ったけどノーバイト。
魚は居るの見えるんだけど、管理釣り場よりスレているんじゃないかと思うほど、ルアーを嫌がっている。
笑うしかない(笑)
トロ場はあきらめ、下流の瀬に入る。
激流の段々瀬なので、ピンで入れてけば釣りになるかなと思ったが、こうなってしまうとボトムころがすどころではないので、チキチータバンビに変えたが、やはり早すぎて破綻してしまう。
あきらめてドダウンでタピオスを使ったが、反応無くポイントを切り替えていくうちに日没となった。
まぁ、こういう「ちゃんと渓流釣り」になるならば、30分の釣りじゃないなと。
上るにせよ下るにせよ、ちゃんとやったら面白そうな川。
薄暮のなか、今下ってきた本流ではなく中州を挟んだ裏の支流(超しょぼい流れ)沿いに駐車場へ戻るときに、小さな淵が目に入った。
ゆらっと影が、流れを横切った。
2本の70cmはありそうな虹鱒。
向こうから丸見えなのは解っているので、川原に腰掛けて10分ほど眺めて後にした。
結果、川はマルホゲリ。
まぁ良いかな。
明日、もう一回あるので、仕切りなおそう。
夜は宿で食事。
すばらしい山の幸を戴きながら、常連さん達との楽しい時間。
今回の釣行予定やお住まいの位置を聞くと、皆様異常ですね(笑)
翌朝も出船する人たちばかりなので、解散も早め。
私達も寝ずにココまで旅をしてきたので、気絶するように落ちていった。
翌朝4時。
遠くで目覚ましの音がするが、タケさんがなかなか起きない。
早く消さねぇかなと思ったら、部屋の内線で宿からモーニングコールが。
電気をつけてよく見てみれば、鳴ってたのは自分の携帯の目覚ましだったw
宿をゆっくり出発。
すでにほとんどの船が出払って、我々と一緒に来たもう一組を残すだけだとか。
今日も雨。
しかも南風での激しい雨。
昨日の川の様子だと、虹鱒がバックウォーターに溜まっているかも知れないな・・・と思ったけど、やっぱり岩魚が釣りたいねということで、昨日の朝一のポイントへ。
しばらくやるも、反応が薄い。
一回、スローに喰い損ねた岩魚を見た。
活性が低いのか?
通すラインが悪いのか?
つづく
つづく
- 2016年5月17日
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お疲れさまです。
沈、撃沈は、鱒類をよく釣れます。
小さいサイズも含めて鱒の反応が良いです。
弱点は…販売店で探すとシーバスコーナーで売られてることが多いです(笑)。
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