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▼ ヒラスズキ南限を追う(沖縄本島8)
- ジャンル:釣行記
沖縄本島でシーバス(できればヒラスズキがいいけどね)を追いかけております。
2月の釣行記はコチラから↓
http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvmvsua9p
今回4月釣行記の最初はコチラから↓
http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvkcd8sht
つづき
さて、シーバス釣りと言えば普通は夜の釣り。
本土なら鉄板的な、港湾部の常夜灯とかはもちろんチェックして回った。
東京湾なら確実にボイルするだろ・・・(涙)
だけど、なんも居ない。
いったん宿に戻って、改めてこの数回の釣行を整理してみる。
まず、北部の港湾を回っていて思うのは、「とにかく生命感がない!というか、ベイトが居ない」という事か。
河口にからむ場所はたまにボラが居るけど、とにかく概要の黒潮の中にいるような透明度の高い漆黒の海に囲まれている。
異常に透明度が高く、ベイトもフィッシュイーターも見えない状態でルアーをキャストするのだが、これが結構つらいのだ。
沖縄でシーバス狙うなら、よっぽどベイトの回遊がある場所か、もしくは河川に絞り込んでいいと思う。
そうすると、遠征では必然的に河川になってしまうのだ。(年数回じゃベイトのタイミングなんてわかるわけねぇし)
ただし、川がらみのシーバスは季節ものなのは、日本中どこも一緒という不安がある。
もし、産卵行動を起こしているシーバスが居たとしたら、汽水ではその産卵はできない(これは科学的な話しで、16度の水温と一定の光量、そして塩分濃度が必要なのはわかっている)為に、必ず捕食の生活域と産卵適正エリアの移動がある筈。
そして、稚魚が安全に成長できるシャロー(ワンド)があれば。
そういう場所を探し求めて2回の遠征を「実釣よりポイントチェック」に費やしてきた。
その結果、やはり羽地内海と屋我地水路がおそらく沖縄本島で最もスズキの生息に適していると思われる。(細かい候補はいくつかあるけど、規模が一番デカい)
予測ではベストと思っていた2月の釣行では、スズキと生息域が近いクロダイもたくさんいる事を知ったしね。
そして、干満差が発生する内湾はやはり生命のゆりかご。
シャローがちゃんとあって、流れが出るのは大きなメリット。
この羽地内海のエリアの数か所しか見ていないので、今後は絞り込んでもっと時間をかけて行こうかと思う。
さぁ、明日は今回の探索遠征の最終日。
タイムアップは13時か。
朝マズメは屋我地の水路で勝負掛けをすることにして、早めに眠りについた。
そして夜明け
溶けそうになる美しい景色のなかロッドを振った
一瞬。
時間にして3分ぐらい。
シャローのベイトに緊張感が出た。
けど、明確なボイル&チェイスはなく日の出を迎えた。
まぁ、そんなもんだよね。
対岸には丘の中に、ぽつりぽつりと別荘のような建物が見え、水路の先には小島がいくつか浮かんでいて、美しい朱色にすべてが囲まれている。
やがて反射角による鏡のような海面は、日が昇ると静かな湖面のようになる。
はぁ・・・
お終いかね。
エントリーポイントへ戻ってロッドをたたむ。
岸際の岩に腰かけて慌ただしく変える必要のない朝を楽しんでいると、突然 ヌっと生き物が藪の隙間から現れた。
瞬時にオオカミ?と思った。
笑い話抜きで。
まさか武蔵の山奥で探していたオオカミが、沖縄で見られるなんて・・・とおもってたら、後ろから人が出てきて、しっかりリードが付いていたのでホッとしたw
挨拶して、色々とお話し。
トラという名前の琉球犬。(交じりがあるかも)
コロコロと山から落ちてきたので、そのまま飼っているとか。
犬は犬だけど、だいぶ野犬なのでオオカミっぽい。
飼い主の嘉陽(かよう)さんは40年東京にいて、いまは生まれ故郷のこの村へ帰ってきてカフェをやっている。
という事で、話が盛り上がって「コーヒー飲みに来い!」とお誘いいただき、店の準備するまでは嘉陽さんの持っている港でちょっと釣りをして待つことに。
こっち、ベイトいっぱいいた(笑)
バラクーダの赤ちゃんだね。
クロダイ→アジ→コチ→コトヒキ→カマスと来たので、生息環境の視点から考えると、スズキ狙いではそんなに外しているとは思えない。
準備ができたという事で、車で3分ほど山を登った場所にある、隠れ家のようなカフェへ案内をしていただいた。
すげぇ絶景だった。
カフェ 森の巣箱
http://morino-subako.jugem.jp
さっきまで釣りしていた水路を一望。
しかも、ぜんぶ仲間と手作りで作ったそうだ(汗)
このおいちゃん、明らかにおかしいw
もうこの後は釣りにならないだろうから、お言葉に甘えさせていただきゆっくりと過ごさせてもらう♪
「ガイドブック見て、レンタカーで観光名所を飛び回る人は、来てもあんまりおもしろくねぇ場所だけどね(笑)」という嘉陽さん。
数時間、グダグダといろんな話をした。
満月の夜に酒飲みに来たい!と言ったら、いつでも♪と言ってもらえた。
朝の挨拶ひと言から始まった、一つのつながりに感謝。
縁って面白いですね~なんて話し。
そして帰り際、名刺を戴く。
「嘉陽」という名は沖縄では多いのだろうか。
実は一人だけ、嘉陽という名の知人がいた。
まぁ、知人というか、ミニバイクレースやってた時のよそ様のチームのアレね(笑)
私の先輩(?)のチームに入ってたちびっこレーサーで、ちゃんと挨拶のできる良い子だった。
そう、全日本GP250チャンピオンにもなった、嘉陽哲久(かようてっきゅう)のこと。
で、「そんな子が居たんですよ~」って嘉陽さんへ話をしたら、ポカ~ンとした顔をしてる。
「な、なんで工藤さん、てっきゅうの事しっとるか?話したっけ? そりゃ、おれの甥っ子じゃぞ(汗)」
まじで、鳥肌が立った。
沖縄遠征、なんかおかしいぞ。
こりゃぁ、人生の上で後から振り返ると、何かあるのか・・・
7月の再会を約束し、カフェを後にした。
(友人はその後にまた会って、いっしょにカヤックをやったらしいw
途中でお腹が減ったことに気が付く。
よく考えたら、朝からコーヒー飲んだだけ。
なので、ソバを食べた。
ここ美味い。
かなり。
どうもソバには、系譜があるっぽいね。
瀬底島へ戻り、ゆっくりと片付け。
てっきゅうのおじさんの言葉が頭を離れない。
「何かに導かれているか・・・」
今朝に至る20年のストーリーを思い浮かべながら、暖かな午後の日差しを浴びて横になる。
うたた寝から覚め、茉莉花瀬底を後にした。
友人の仕事に付き合って南部を少し回り、空港で晩飯。
まぁ、無いね。
最終便で那覇を立った。
飛行機の中で、次のプランを考える。
第2回の遠征、お終い。
次回は7月。
【宿泊】 茉莉花 瀬底
http://mazrika.com/?page_id=112
【タックル1】
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール ダイワ 2500
ライン PE1号
ルアー KETタピオス(S)(F)
HAL DENS 他
【タックル2】
ロッド Tulala ハーモニクス11
リール シマノ 4000XG
ライン PE2号
ルアー HAL Gozzo15 ペニーサック 他
Rマジック ディアベイト
ウェアー アングラーズデザイン ゲーター&ウェーディングシューズ
セイフティー アングラーズデザイン×エクストリーム
フィッシュグリップ スタジオオーシャンマーク
2月の釣行記はコチラから↓
http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvmvsua9p
今回4月釣行記の最初はコチラから↓
http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvkcd8sht
つづき
さて、シーバス釣りと言えば普通は夜の釣り。
本土なら鉄板的な、港湾部の常夜灯とかはもちろんチェックして回った。
東京湾なら確実にボイルするだろ・・・(涙)
だけど、なんも居ない。
いったん宿に戻って、改めてこの数回の釣行を整理してみる。
まず、北部の港湾を回っていて思うのは、「とにかく生命感がない!というか、ベイトが居ない」という事か。
河口にからむ場所はたまにボラが居るけど、とにかく概要の黒潮の中にいるような透明度の高い漆黒の海に囲まれている。
異常に透明度が高く、ベイトもフィッシュイーターも見えない状態でルアーをキャストするのだが、これが結構つらいのだ。
沖縄でシーバス狙うなら、よっぽどベイトの回遊がある場所か、もしくは河川に絞り込んでいいと思う。
そうすると、遠征では必然的に河川になってしまうのだ。(年数回じゃベイトのタイミングなんてわかるわけねぇし)
ただし、川がらみのシーバスは季節ものなのは、日本中どこも一緒という不安がある。
もし、産卵行動を起こしているシーバスが居たとしたら、汽水ではその産卵はできない(これは科学的な話しで、16度の水温と一定の光量、そして塩分濃度が必要なのはわかっている)為に、必ず捕食の生活域と産卵適正エリアの移動がある筈。
そして、稚魚が安全に成長できるシャロー(ワンド)があれば。
そういう場所を探し求めて2回の遠征を「実釣よりポイントチェック」に費やしてきた。
その結果、やはり羽地内海と屋我地水路がおそらく沖縄本島で最もスズキの生息に適していると思われる。(細かい候補はいくつかあるけど、規模が一番デカい)
予測ではベストと思っていた2月の釣行では、スズキと生息域が近いクロダイもたくさんいる事を知ったしね。
そして、干満差が発生する内湾はやはり生命のゆりかご。
シャローがちゃんとあって、流れが出るのは大きなメリット。
この羽地内海のエリアの数か所しか見ていないので、今後は絞り込んでもっと時間をかけて行こうかと思う。
さぁ、明日は今回の探索遠征の最終日。
タイムアップは13時か。
朝マズメは屋我地の水路で勝負掛けをすることにして、早めに眠りについた。
そして夜明け
溶けそうになる美しい景色のなかロッドを振った
一瞬。
時間にして3分ぐらい。
シャローのベイトに緊張感が出た。
けど、明確なボイル&チェイスはなく日の出を迎えた。
まぁ、そんなもんだよね。
対岸には丘の中に、ぽつりぽつりと別荘のような建物が見え、水路の先には小島がいくつか浮かんでいて、美しい朱色にすべてが囲まれている。
やがて反射角による鏡のような海面は、日が昇ると静かな湖面のようになる。
はぁ・・・
お終いかね。
エントリーポイントへ戻ってロッドをたたむ。
岸際の岩に腰かけて慌ただしく変える必要のない朝を楽しんでいると、突然 ヌっと生き物が藪の隙間から現れた。
瞬時にオオカミ?と思った。
笑い話抜きで。
まさか武蔵の山奥で探していたオオカミが、沖縄で見られるなんて・・・とおもってたら、後ろから人が出てきて、しっかりリードが付いていたのでホッとしたw
挨拶して、色々とお話し。
トラという名前の琉球犬。(交じりがあるかも)
コロコロと山から落ちてきたので、そのまま飼っているとか。
犬は犬だけど、だいぶ野犬なのでオオカミっぽい。
飼い主の嘉陽(かよう)さんは40年東京にいて、いまは生まれ故郷のこの村へ帰ってきてカフェをやっている。
という事で、話が盛り上がって「コーヒー飲みに来い!」とお誘いいただき、店の準備するまでは嘉陽さんの持っている港でちょっと釣りをして待つことに。
こっち、ベイトいっぱいいた(笑)
バラクーダの赤ちゃんだね。
クロダイ→アジ→コチ→コトヒキ→カマスと来たので、生息環境の視点から考えると、スズキ狙いではそんなに外しているとは思えない。
準備ができたという事で、車で3分ほど山を登った場所にある、隠れ家のようなカフェへ案内をしていただいた。
すげぇ絶景だった。
カフェ 森の巣箱
http://morino-subako.jugem.jp
さっきまで釣りしていた水路を一望。
しかも、ぜんぶ仲間と手作りで作ったそうだ(汗)
このおいちゃん、明らかにおかしいw
もうこの後は釣りにならないだろうから、お言葉に甘えさせていただきゆっくりと過ごさせてもらう♪
「ガイドブック見て、レンタカーで観光名所を飛び回る人は、来てもあんまりおもしろくねぇ場所だけどね(笑)」という嘉陽さん。
数時間、グダグダといろんな話をした。
満月の夜に酒飲みに来たい!と言ったら、いつでも♪と言ってもらえた。
朝の挨拶ひと言から始まった、一つのつながりに感謝。
縁って面白いですね~なんて話し。
そして帰り際、名刺を戴く。
「嘉陽」という名は沖縄では多いのだろうか。
実は一人だけ、嘉陽という名の知人がいた。
まぁ、知人というか、ミニバイクレースやってた時のよそ様のチームのアレね(笑)
私の先輩(?)のチームに入ってたちびっこレーサーで、ちゃんと挨拶のできる良い子だった。
そう、全日本GP250チャンピオンにもなった、嘉陽哲久(かようてっきゅう)のこと。
で、「そんな子が居たんですよ~」って嘉陽さんへ話をしたら、ポカ~ンとした顔をしてる。
「な、なんで工藤さん、てっきゅうの事しっとるか?話したっけ? そりゃ、おれの甥っ子じゃぞ(汗)」
まじで、鳥肌が立った。
沖縄遠征、なんかおかしいぞ。
こりゃぁ、人生の上で後から振り返ると、何かあるのか・・・
7月の再会を約束し、カフェを後にした。
(友人はその後にまた会って、いっしょにカヤックをやったらしいw
途中でお腹が減ったことに気が付く。
よく考えたら、朝からコーヒー飲んだだけ。
なので、ソバを食べた。
ここ美味い。
かなり。
どうもソバには、系譜があるっぽいね。
瀬底島へ戻り、ゆっくりと片付け。
てっきゅうのおじさんの言葉が頭を離れない。
「何かに導かれているか・・・」
今朝に至る20年のストーリーを思い浮かべながら、暖かな午後の日差しを浴びて横になる。
うたた寝から覚め、茉莉花瀬底を後にした。
友人の仕事に付き合って南部を少し回り、空港で晩飯。
まぁ、無いね。
最終便で那覇を立った。
飛行機の中で、次のプランを考える。
第2回の遠征、お終い。
次回は7月。
【宿泊】 茉莉花 瀬底
http://mazrika.com/?page_id=112
【タックル1】
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール ダイワ 2500
ライン PE1号
ルアー KETタピオス(S)(F)
HAL DENS 他
【タックル2】
ロッド Tulala ハーモニクス11
リール シマノ 4000XG
ライン PE2号
ルアー HAL Gozzo15 ペニーサック 他
Rマジック ディアベイト
ウェアー アングラーズデザイン ゲーター&ウェーディングシューズ
セイフティー アングラーズデザイン×エクストリーム
フィッシュグリップ スタジオオーシャンマーク
- 2017年5月19日
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