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オリンピックがやってくる

  • ジャンル:style-攻略法
さて、先週はどこのTV局も、東京オリンピック招致のニュースで持ちきりでした。
7年後と言うことで、我が家も「なんか観戦に行きたいね」という話題が出ました。
 
景気低迷期が長いので、どうも経済発展ばかりに眼が行きがちですが、それだけではなく純粋に「遊びに対する気持ちの向上」がもたらす、精神的な発展みたいな物も大事にしておきたいかなと思います。
 
まぁ明るいニュースでした。
 
 
が・・・
しかし・・・
 
恐らく東京湾をホームとするシーバスアングラーは、別の意味で「こりゃぁ大変なことになるか?」と感じたのではないかと。
 
それはこれ。
 
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競技予定地が、ことごとく湾奥シーバスポイントにかぶっている件w
 
 
数年前のソーラス条約以降、東京湾の港湾ポイントはことごとく立ち入り禁止になりました。
 
元々、暗黙の了解的に「まぁ釣りぐらいなら良いよ」と、企業等の敷地で釣りをさせてもらっていたこともあるのですが、ソーラス条約にて「指定地域への侵入者を発見したら、敷地管理者は通報をする義務があり、コレを怠ると企業側が罰せられる」となってしまいました。
 
「ごめんね、前はよかったんだけど、今はダメなんだよね」
と、最初の頃は警備員さんも優しかったのですが、5年もすれば即通報(軽法違反)となってしまいました。
 
まぁそれでも、場所によってはまだ数箇所は釣りをする場所もあるのですが、今度はそういう場所に人が集中しだしてマナーの問題等で「釣り禁止」のカンバンが立ち始めています。
(運河沿いの公園の歩行者の苦情や、橋の上にキャストしちゃったり)
 
また、湾奥エリアは国際イベントが実施されると、その前後期間は警備が厳しくなります。
一見は「ココ平気かな?」と言う場所も、法的にはNGな場所だらけなので、そういうポイントも厳しく立ち入りが禁止されます。
 
そして今回の、東京オリンピック。
 
開催される会場は、その数少ない湾奥ポイントにかなり被りました・・・
オリンピックは当然国際的なイベントであり、開催期間も長期にわたり、国としても治安維持は非常に重要な課題なので、相当に力を入れることが考えられます。
 
元々日本は、対テロ活動という面では、非常に弱いという事実もあります。
 
ひょっとしたら、ソーラスの時以上に、「え?ココダメ?」という場所が増えるかもしれません。
例えば、今は黙認の運河沿いの公園とかも。
 
で、アングラーとしてどうするのか?なのです。
 
釣り人は、ゴミは出すは、立入り禁止に入って注意されると逆切れするは、橋の上から釣りして歩行者に迷惑かけるは、夜中に近隣の迷惑を考えずに車のドアをバッタンバッタンしたり、話し声も大きいし。食べもしない魚釣って生き物を虐待する。
 
という、社会一般的なネガティブな認識が蔓延する中、はたして「楽しく遊びたい」とか「海はみんなの物」と言うためにどのような主張が許されるのか。
 
今はまだ、コレと言った話は聞きませんが・・・
7年後の開催という事は、当然様々な計画を急ピッチで進めることになります。
 
怖いなぁ・・・
 
社会一般的な認識と、釣り人の「釣りしたい」という理由からくる釣り場開放への認識のズレ。
個人的には、オリンピックが悪いのではなく、「社会一般的な当たり前のことを受け入れることができない、一部の釣り人の認識の低さ」による摩擦が過剰に報道され、まともな釣り人の楽しみまで奪っていくことが、一番怖いかなと。
 
fimoが掲げたマナーの向上による、釣り人の社会的立場の確立。
賛否両論だけど、少しずつ何かは変わってってると思ってます。
 
が・・・
 
もうそんなに時間在りませんね。
 
 

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