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フィッシングトリップ2019秋の渓谷スズキ その2

  • ジャンル:釣行記
前回のつづき
 
一度家に帰り、荷物を積み込む為に車の中を片付ける。
 
車で行く長期遠征ではとても大切な作業で、通常の生活必需品と4.5日分の釣り道具を厳選して積み込む。
 
と、その前に、日常の釣りや遊びで蓄積した余分な物を降ろす。
 
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今回は2ケ月寝かした納豆巻きを処分した。
長男が食べずに、後部座席の隙間に落としていた。
釣り云々の前に、今後迎える食糧難と今の日本の食品ロスをしっかりと教えなくてはならないね。

車内の空気が一新した様に清々しくなったところで、準備万端で目的地へ向かう。
 
時刻は既に夕刻を過ぎた。
今回の目的地は房総半島の河川。
 
通常2時間の道のりで、仕事上がりのタケさんと合流する予定。
コンビニおにぎりをモグモグしながら、首都高~アクア経由で合流地点の川へ向かう。
 
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トンネルを抜けると、そこは漆黒の雨だった。
まぁ、解かっていたけど。
 
今夜の天気は、18時から雨が降り出し、翌朝には記録的豪雨の予定。
台風が去ってすぐに温帯低気圧。
 
このブログがいつまで残るかは解からないけど、いつか読み返す時の為に記しておくと、関東地方の物差しで言えばこの年は驚異的な降雨に見舞われた10月と言える。
台風-台風-低気圧-温帯低気圧の4連荘に見舞われ、各地で河川堤防が決壊し40年前の様な洪水に見舞われた。
今回のトリップは、その台風二回目が過ぎた後。

洪水被害への忖度は別として、シーバス釣りで言うならば過去に経験のないぐらい河川の釣りが成立しなかった年になる。
 
もしも未来にはこれが「通年」となったなら、結果的な変化点はこの年にあったと思う。
もちろんこの変化の真因は、もっと過去にある。
南米で蝶が羽ばたいてアジアに台風が訪れるのだとしても、それは短期的な現象ではなく、残念ながら長い過ちの積み重ねによるものだろう。
 
ただ思うのは、そうならないで欲しいという願いが、今の私にはあるという事と、未来の私は諦めないでいて欲しい。

 
高速を降りて山間部へ差し掛かるころには、雨雲の帯の外に出たようで、路面がドライの所も在った。
 
今回の遠征の第一幕は、今夜の前半のハイタイドだと思っている。
夕方過ぎに満潮を迎えるのだが、狙っている河川中流においては水位が低いと全く釣りにならない現実があったからだ。
 
台風の増水が掃け、明日朝の記録的豪雨が来るまでの一瞬のハイタイド。
そこで一回目の勝負。
翌朝の雨の量は、増水で全く釣りが成立しなくなる可能性があった。
ただ、予報より遅れるという可能性はある。
 
1時間後に到着し、タケさんとの挨拶もそこそこに、ポイントへ降り立った。
 
この川は、数年前からタケさんと手を出している、渓谷のシーバス釣り。
友人を介して磯で出会った彼と、この川の可能性を語り合ったのはもう3年も前になるだろうか。
今ではすっかり、その後の彼の労力にお世話になりっぱなしではあるが、少しづつ溶けだすように見えて来るこの川の魅力の源は、全流域が完全に暴かれることがないという事実だと思う。
 
渓谷ゆえに、核心部には、人が立てるルートがないのだ。
上と下の僅かな部分にだけ、竿を出せる場所がある。
 
今夜入ったのも、そんな少しだけのコンタクトポイント。
 
時期的には少し早い。
しかも台風の影響で、流れはスズキ釣りの良いとされる速度よりも速い。
 
河原のある河川ならば、そういう時は「逃がす場所」と言う選択肢があるけど、渓谷ゆえに降り立った足元から流速との格闘となる。
 
濁りで足元が見えない中を、慎重に一歩一歩を確かめながら狙いの位置に立ち、キャストを始めた数分後。
生命感の全くない濁流の中から、ペニーサック99に強烈な一発だけのバイトを得る。
 
しかし、ロッドに重みが乗る事はなかった。
魚、落ちてるかな。
 
そして1時間の空白が過ぎて、水位が落ちた為に川を上がる。
 
次の「釣りが成立」する朝マズメまで6時間あるので、少し距離を走って磯へ行ったが、こちらは低気圧の影響の波が入りだし、やがて猛烈な風と雨がやって来た。
降雨量はまだ大したことないけど、横殴りの雨で顔が痛い!
 
そんなガチャガチャで釣りにならない中、唯一逃げ場になるピンスポットで粘ったけど反応なし。
ただ、久しぶりの磯は、やっぱり楽しいなと痛感。

上げ潮が入り、やがて人の立てる場所はなくなった。
 
本命の川の朝マズメを逃したくないので、切り上げてまたさっきのポイントへ戻り、車の中で仮眠することに。
目覚ましはAM5:00にセットし、仕事と磯の疲れが出たのか、あっという間に微睡の中に落ちて行った。

が、しかし、いつもながら釣り場での仮眠は、一瞬で終わる。
 アイフォンの色気のない目覚ましで起こされた。

のだが・・・

目を開ける前にその音に絶句。
 
土砂降りと言うより、滝に打たれているような轟音。
何じゃこの雨!無理、絶対に無理!
という事で、スヌーズオフにしてまた寝た。
 
数時間後に目覚めると、低気圧が去ったようで雨が小降りになり、うっすらと明かりもさしている。
 
気体と絶望の1/2の気持ちで橋の上から渓谷を眺めると、そこは濁流と化した龍の道のようになっていた。

過去には何度も「けっこうヤバい川」で釣りをしてきてはいるが、これはそういう次元ではない。 
 
タケさんを起こして話し合い、こりゃぁどうにもならないね・・・という事で、今回の旅の宿として使わせてもらうタケさんの工房へ戻る事にした。
 
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道中は至る所に川が出来ていた。

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市内も至る所水没。

これ、明日以降どうすっかなぁ・・・


つづく
 

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