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フィッシングトリップ2019秋の渓谷スズキ その4

  • ジャンル:釣行記
つづき
 
Rマジックの工房に寝泊まりさせてもらっている今回の遠征、今までにないぐらい快適に過ごさせてもらっている。
シャワーは近くの漫画喫茶に行って、チョット一休みがてらシャワーを浴びる。
 
まぁ、マンガの魔力はすごいけどね。
気が付けば夕方だ(笑)
 
ただ、潮周りの問題で、今夜からはあまり美味しくない水位が続くことになる。
朝マズメの満潮がらみが一番いいのだけど、毎日40分ずつ後ろにずれて水位も下がる。
これは関東河川ならすべての場所がそうなるので避けられない事実だ。
 
代わりに日中の下げ幅も減るので、最干潮水位が下がり切らないという事は、落ちる魚は少なくなるとも思える。
問題は、その落ちる位置。
 
この川の特徴は、シーバスが成立するエリアの最上流の数か所と、最下流の数か所しかない事で、中間にある渓谷はゴルジュの様な役目を果たす。
 
攻めきれない。
知り切れない。
 
それゆえに少ない上流で得のチャンスを如何にモノにするかが、釣果の分かれ目となる。
今のところはそのシグナルは、「水位」しか見つかってない。
 
 
夜は少しゆっくりとスタート。
と言うか、マンガ読みすぎた。
 
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遅めの晩飯は、ジョイフルで納豆定食。
 
すき家の勝ち!
 
 
深夜は川の数か所をチェックして、水位が落ち着いたことを確認。
釣りは成立するが、流速は早い。
魚が戻っているかは、2日間の雨との動きで全く予測はできない。
 
それでも、川を選ぶ。
朝マズメ、水位は低めだけど勝負掛け。
ただ、タケさんは明日から仕事(月曜日)なので、昼は一人で動くことになっている。
 
どうするかは、朝一の反応次第で決める事にして、近くで一回仮眠をした。
 
うすら明るくなるころに目覚めて、慎重に歩みを進める。
 
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強い流れの為に、太股を超える位置まではいけない。
持ってかれたらちょっと厄介だ。
ハイブリッドウェーダーの抵抗の無さに助けられている。
 
でも、これならば釣りが出来る!
下流気味に入ったタケさんと距離をとって、上流のシャローを中心にキャスト。
 
この川、水位が下がると全く釣りにならないのだが、今回は一つ奥の手的なルアーを持ち込んだ。
 
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それは、バボラのシャローモデル。
 
今回遠征地に入ってから、何度もアクションチェックや使いかってについては確認を繰り返してきた。
 
水位が下がり、所々にある岩盤の「ギリギリ上のレンジ」を引ければ、下げでのゲームが成立する。
特に対岸際のブッシュ下。
夜中に起きるボイルから、人が入ってプレッシャーが掛かった時に、高確率で魚が通るルートがある程度見えている。
ただそこは、スポットの瀬がある為に、いくら食わせが強いバボラ(F)やGozzo12(F)でも、着水からリップが水を掴んだ瞬間にスタックをしてしまうポイント。
おまけにスピニングでフルキャストの位置にある為、朝マズメの満水ではギリギリ届かない。
深夜に張り出した木の下でボイルをするのを何度も見てきたが、真っ暗闇で隙間に入れるのは難しいと、いまいち手が出せないでいるポイント。
 
ちなみに、トップは結構使ってきたが、なぜかわからないけど今のところ釣れない。
 
チャンスは朝マズメ満潮で、そこから下げてからウェーディングで近寄っての、ピンスポット攻略なのだけど・・・アッと追う間に根がかってしまうのだ。
ちなみにタケさんは、バルサのハンドメイドでそこを攻略しているが、それでも「釣れるアクションのルアーは、ことごと根がかるから攻めきれない」と言っている。
 
まぁその瀬のすぐ下流が水深のある(と言っても、+30cmもない。それぐらいレンジがシビア)ポイントなので、いつもは諦めて少し下るのだ。
 
で、そこを攻略したいなと思ってた。
バボラシャローなら、変に入れなければ流し込んでいけるんじゃないかなと。
 
ただ、ある程度は近寄りたい。
そして、地形を把握したい。
 
そう思って歩いてばかりいたら、朝マズメは終わってしまった。
タケさんが1本。
 
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下流の水深がある位置で釣ったのを見ていたので、もう少し流れが落ち着けば上でチャンスが来る気がする。
実はいつもは、釣りが成立しやすい下流を私が打たせてもらっているのだけど、今回はあえて上流側を攻めさせてもらっている。
 
「工藤さん、もうこの水位じゃ上流きついべ?」と気を使ってくれる。
まぁでも、この時間は捨ててでも、色々と見えてきたものがあったと話をして、一回上がる事にした。
 
一緒に朝マックをして、仕事へ向かうタケさんとは別れた。
数時間は水位が低いので全く釣りが出来ないが、その後に来る小さな上げ潮の山の前後を狙って、さっきの場所へもう一度入る。
再満潮水位で、かろうじてシャローの釣りが成立する見込みだ。
 
乾くことのないウェーディングシューズの紐を結ぶ。
 
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多分これが、今回の遠征のデイゲームはラストチャンス。
なぜならば、どう考えてもヤバい雲が、夜からこのエリアに掛かるからだ。
日程はあと1日あるけど、やりたかった釣りは今日が最後。
 
押しの弱まった川に入り、何時もやる下流側は完全にスルーして上流のシャローへ向かう。
慌てず、ゆっくり。
でも急ぐ。
 
ロッドは来年発売予定の、ベイトタックルにした。
とにかく繊細なレンジコントロールと、ブッシュの下にある瀬に入れるキャスト精度を優先した。
デイなのでスピニングでダラッと流すのとは異なり、ある程度泳がせるラインを引きたいというのもある。
そしてそれを可能にした、ウェーディングルートは朝に見つけておいた。
 
川の真ん中に立ち、15分ほどじっと待つ。
全体的に浅いこの川、たぶん人の気配をそうと言いやがっている気がするのだ。
ゆえに、せっかくの一人でのアタックなので、ぜいたくに時間を使う。
 
そう思うにはもう一つ理由があった。
上げでは下流側に立った時にだけ成立する、ドダウンの釣りもやりたかった。
 
たぶん魚は両岸から上がって来るんじゃないかと。
ただ、人が入るから嫌がっている気がしていた。
 
しばらく間を切って、最初にバボラのフローティングを、瀬の上に入れる。
数回「全く巻かずに流して」、やはりボトムに触るのを確認し、シャローモデルに変えて巻きの釣りを試す。
デイゆえに、泳がせたい。
 
瀬に対し下流から少しずつ上流側へキャスト位置をずらしていく。
 
ベイトタックルの利点を生かして、弛みの無いラインをコントロールし着水でワンアクション。
 
その瞬間、小さな吸い込みを感じた。
 
確信的に合わせると、逃げる水位の無いスズキがその地点でエラ洗いをする。
横にさびいてさらにラインを巻き取り、強く針を押し込んで瀬から引っ張り出す。
 
それほど大きくないのは解かっているが、なんせこの流速なので下流に走るとえらい引く。
でも、今回のテストロッドは、まさにこういう釣りに適合させているので、遠慮なく寄せて水面に顔を出させて酸欠へ追いこんだ。
 
ラインを掴んでキャッチ。
 
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やっと釣れた~!と、一息付けた。
遠征でのこの一匹は本当に嬉しいもんだ。
 
リリースして一服付けた。
ルアーのフックを見て、ロッドの完成度にも目途が立ったと感じた。
硬いとか強いだけじゃダメ。
そして、ベイトタックルであることのストレスを感じちゃダメ。
そう言う部分に、やっと答えが出た気がする。
 
あとはデカいのを掛けてみたいなと思うが、そういう贅沢はあんまりいうものでは無いと戒めた。
 
改めて瀬にもう一度ルアーを入れたら、ざっくりと根がかった。
やはり30分のワンチャンスだった。
 
そこから今度は、川の真ん中でダウンの釣りをした。
若干水位も在るので、ルアーはGozzo12のフローティングにチェンジ。
 
多少左右に振って、トレースラインを固定せずに、点在する根周りを探す釣り。
引っかかったら取りに行けばいいので、これはこれで在りだと思う。
流速のある場合にかぎり、スローに引いてもそれなりに魚には見切られにくいというメリットもある。
 
何箇所かのポイントを確認し、少し落ち着けてから根に対してダウンクロスで横から流し込むと、久しぶりに「喰った瞬間にデカいと分かるバイト」が手元に伝わった。
 
バレても良いから、思いっきりストロークを取って合わせを入れる。
シーバスでは勇気がいるけど、魚がこちらを向いている時こそ、フックの角度的には合わせを入れるべきだ。
 
功を奏してガッツリ掛かり、そこからトルクのあるファイト。
既に一本釣っているのもあって肩に力が抜けたのか、ジックリと時間をかけて安心してファイトが出来た。
たぶん、3フックではないからと言うのもある。
 
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何度やってもうまく笑えないセルフ撮りww
おまけに日陰の中しかポジション取れず、露光はめちゃくちゃで超残念(泣)


ハーモニクス89を作った時にもあったけど、「このブランクでOK」と思わせる魚が、必ず現れてくれる。
ひとつ残念なのは、一人なので写真がきれいに取れない事か(笑)
 
でも、十分に納得の行く魚だった。
 
タケさんにお礼のメールを入れて、水から出た。
既に釣りが不成立の水位となっている。
 
夕方に合流する時にあまた少し水位が上がるので、それまではドライブがてら「中流で入れるところ」を探して回った。
 
20時に合流し一緒にロッドを振って、雨が本降りになったところで今回の釣りを終えた。
 
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超辛ソースケバブとビールを買い込んで、工房でいろんな話をして夜が更ける。
 
翌朝、降水量を確認して帰路に着いた。
 
 
久しぶりに、4日も時間をとれた遠征釣行。
しかし、豪雨と豪雨の隙間で、釣りが成立したのはたった1日。
 
時間を許す限り、付き合ってくれたタケさんには本当に感謝。
あの一匹も、そこにたどり着くプロセスには、我が儘に付き合ってくれた友人のアドバイスが間違いなく大きな要因として在った。
一緒の時に釣れてれば、きっともっと一緒に喜べたんだろうけど、そればかりは仕方ない話しだ。
 
続きはまた今度。
 
そして、その後の豪雨では、街が水に飲み込まれていった。
でも、さかなは戻ってきたと連絡を受けた。
 
おしまい
 
■タックルデータ
Tulala ハーモニクス ベイトプロト
リール ダイワ
ライン PE2号 リーダー25lb
 
ルアー ニコデザイン バボラシャロー
    ハルシオンシステム Gozzo12F
 
ウェーディングギア
   アングラーズデザイン ハイブリッドウェーダー
              モバイルレイン
              ライジャケ
ランディングギア スタジオオーシャンマーク
 
 

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