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プロに成りたいのですが?(その2)

  • ジャンル:釣り具インプレ
  前回は、プロだのなんだの言う前の、人としての話し。
今回はプロの定義。
 
大前提ですが、「プロになる」って事はメーカーと利益をお互いに供与しあうって事です。
メーカーから見て、「この人に物やお金を渡せば、自社製品の販売促進になる」ってのがあり、アングラーから見れば「自分の釣りをする事で、物やお金や『なにか』をもらえる」って事です。
 
しかし、忘れてはいけない大切な事は、「メーカーはユーザー(お客様)が居るから成り立っている」という事です。
よって、「プロもユーザー(お客様)ありき」です。
「お客様は神様です」ってのは、古い言葉だけど商売をやる上では鉄則です。
 
ユーザーよりも自分の結果が大事なら、私はプロなんてやらないほうが良いと思ってます。
また、この前提の意味が解らないなら、たぶんプロっていうのには向いてないかもしれません。
 
せっせと自分の釣果を出す事だけに、楽しみを見出してください。
それも悪くない選択です。
 
私も色々とおかしな遊びをしますが、「現場で会ったアングラーに迷惑を掛けない」ってのは物凄く気を使っています。
取材だろうがプライベートだろうが関係なく。
そう強く思うようになったのは、ある意味で前出のヒラでの出来事が強烈に頭に残っているからかも知れませんね。
良い経験をさせてくれたので感謝しています(笑)
 
「メーカーと関係する」という事は、常にそういう視点でユーザーから見られると言う事です。
特にメディアに出るならば。
 
釣りとは言わず、どんな業界でも同じですね。
そういえばレースやってる時も、チームの看板背負った瞬間に「遅いヤツはどけ!」と口走ったヤツが。
何でも、狙ってベストラップ更新しそうだった時に、最終コーナーで引っかかったとか。。。
 
狙ってるんだったら、引っかかる時点でダメだろw
それは釣りも一緒かと。
 
さて、釣りに絞ると、メーカーとアングラーの関係を具体的に見るとだいたい以下の感じ。
※メディアに関する話しは、「メーカー・メディア・アングラー」という三者のバランスの話しになるのでややこしいから今回は省きます。
 
それぞれに程度がありますが、文言の定義を私は以下のような認識でいます。
 
プロ         →メーカーからお金をもらって生活している
パートタイムプロ   →お金を多少でももらってる
テスター      →製品開発企画に携わる
モニター      →製品をもらう
 
メーカーが契約アングラーにする事
金銭(契約金)
金銭(インセンティブ)
製品提供(全部)
製品提供(一部)
 
契約アングラーがメーカーにする事
企画(ニーズの提案)
開発(インプレ含む)
宣伝
 
もちろん、立場によってそれぞれの程度が変わりますが、意識レベルは「メーカーと利益の相互関係が在る」という意味で、モニターでもプロ意識を持つべきと思います。
商業的価値をメーカーに与えなくてはならない時点で、モニターもプロも対して存在意義と責任に変わりが無いからです。
 
たまに「ルアーなんて工場にいっぱいあるんだから、一個ぐらいちょうだいよ」と思っている人が居ますが、物作りをするメーカーが物を「無料で渡す」って事は、とっても大きな意味があるのです。
そのたった一つのルアーにも、物を作るという事はお金が掛かっています。
 
売価=部材+工賃+経費+利益

ルアーを無料で渡す=利益-部材+工賃+経費
 
これ、「ルアーが売れて初めて利益が出る」って話し。
売れてない時点でコスト。
 
よく「ルアーなんて単価は超安いんだぜ」と言う人もいます。
確かに部材だけなら激安ですが、製造業における総原価を見ると「え?そんなに売価が安くて、利益なんか出せるんですか?」と言うのが私の感想です。
開発費を別にしたとしても、はっきり言って「商売としての旨味に疑問」と言うレベル(笑)
品質保証工程図を作ったら、アホらしくて私は仕事でやろうとは思えないレベルです(笑)
 
こりゃぁ、好きじゃないと商売が出来ない。
そして、物を売る力を持って、初めてプロアングラーと言えるんじゃないかと思います。

アングラーが「オレは釣り上手いからルアーくれ」と言うのは簡単ですが、物を作っている方からみると、とてつもなく恐ろしい事を言ってます。
 
ただで貰って商業的価値を生まなければ、企業としては万引きされたのと結果は一緒。
 
その商業的価値は、『提燈記事を書けばよい』と言う事だけじゃないのが、釣り業界の面白いところです。
が、アンチや反体制的なことを書いて注目されることだけがメリットでもないのも、また落とし穴的にはありますね。
 
ユーザーの意識はアンチばかりじゃない。
そういうの目立つけどね。
 
 
次回はユーザーからプロになる為にはどうすれば良いのか。
 
続く
 

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