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▼ 覚悟しろ
- ジャンル:style-攻略法
タピオス フローティングのリリースは、5月になりそうです。
正直、今までの中で一番、神経を使った開発かも知れない。
7cmのミノーである時点で「喰わせ」である事実は変わらず、新たに今回フローティングモデルを追記する理由どこにあるのか・・・が問題でした。
欲しいという声と、自分が「その者を必要」とするか。
物を使うだけではなく、製品として起こし、世に放つという責任みたいなものも感じています。
ですから、テストの段階では積極的にモニターさんの声にも耳を傾けましたし、想定されるフィールドに足を運びまくり、実践を繰り返しました。
で、最終的に帰った来たところは、外様の商業アングラーがメーカーに媚びてたら、良い物なんて生まれないという事実でした。
メーカーに喜んでもらうために、テスターをやってるわけではないのです。
メーカーに褒められたから「その中でポジショニングを得る」訳ではないのです。
私は釣りが大事で、大好きで、苦労(?)して詰めて得たものを、「メーカーが製品へフィードバックするにあたって、情報や技術(これをアイディアともいう)を供給してほしい」というトリガーがあり、「じゃぁ私が得たものを具現化できる手段」としてメーカーが有るのならば、「両者のメリットが一致するから契約しましょう」という事なのです。
それを捻じ曲げて・・・
ルアーが欲しいから
この人は人気あって売れるから
だからユーザーに媚びよう
だからメーカーに媚びよう
そういう部分がアングラーの中心としてあるなら、
そういう部分がビジネスとして中心に来るなら、
そんなものが世に出て良いはずがないなと思うのだ。
誰がどうではなく、自分がそうなってしまったら、自分を信頼して購入してくれているユーザーを裏切ることになる。
メーカーは仕事だから、ブランディングを含めてアングラーの起用や戦略を行う必要は絶対にある。
だから、「工藤は販売戦略上(ブランディングで)合わない」と思われた時は、遠慮なく切ってもらいたいと思うし、それは常に伝えている。
また、その上で必要としてくれると言ってくれたなら、最大限の感謝と誠意を見せるのは、「商業アングラー以前に、社会人として当たり前」の事だと思うのだ。
当然、自分が使うものは、製品として自分の釣りにメリットをもたらすものしか使わないし、供給も要求しない。
「良いものと思うから、使う」のであって、「世話になってるメーカーの物だから、売れて欲しいと思って使う」のではない。
合わないと思われるのにプロデュースに関わると、必ず妥協率が多い製品が出来上がり、やがてそれがユーザの不満となるために、結果、誰も得しない。
メーカー広告の為に文章を書くのではないのだ。
ユーザーを欺き、自分の釣りにお金がかからない仕組みを作るためにメーカーを喜ばせるためでも無いのだ。
今回、タピオスフローティングのリリースが迫る中で、改めてアングラーとしての自分の位置がしっかりと見えたのは、大きな意味があるなと感じた。
誰のため?
そりゃぁみんな、自分の為だ。
誰もがそれに嘘はない。
だけど、対価の金銭物品が中心になったら、アングラーとして終わりだなと、強く思うのだ。
それが本当の、プロとしての覚悟だろうと。
正直、今までの中で一番、神経を使った開発かも知れない。
7cmのミノーである時点で「喰わせ」である事実は変わらず、新たに今回フローティングモデルを追記する理由どこにあるのか・・・が問題でした。
欲しいという声と、自分が「その者を必要」とするか。
物を使うだけではなく、製品として起こし、世に放つという責任みたいなものも感じています。
ですから、テストの段階では積極的にモニターさんの声にも耳を傾けましたし、想定されるフィールドに足を運びまくり、実践を繰り返しました。
で、最終的に帰った来たところは、外様の商業アングラーがメーカーに媚びてたら、良い物なんて生まれないという事実でした。
メーカーに喜んでもらうために、テスターをやってるわけではないのです。
メーカーに褒められたから「その中でポジショニングを得る」訳ではないのです。
私は釣りが大事で、大好きで、苦労(?)して詰めて得たものを、「メーカーが製品へフィードバックするにあたって、情報や技術(これをアイディアともいう)を供給してほしい」というトリガーがあり、「じゃぁ私が得たものを具現化できる手段」としてメーカーが有るのならば、「両者のメリットが一致するから契約しましょう」という事なのです。
それを捻じ曲げて・・・
ルアーが欲しいから
この人は人気あって売れるから
だからユーザーに媚びよう
だからメーカーに媚びよう
そういう部分がアングラーの中心としてあるなら、
そういう部分がビジネスとして中心に来るなら、
そんなものが世に出て良いはずがないなと思うのだ。
誰がどうではなく、自分がそうなってしまったら、自分を信頼して購入してくれているユーザーを裏切ることになる。
メーカーは仕事だから、ブランディングを含めてアングラーの起用や戦略を行う必要は絶対にある。
だから、「工藤は販売戦略上(ブランディングで)合わない」と思われた時は、遠慮なく切ってもらいたいと思うし、それは常に伝えている。
また、その上で必要としてくれると言ってくれたなら、最大限の感謝と誠意を見せるのは、「商業アングラー以前に、社会人として当たり前」の事だと思うのだ。
当然、自分が使うものは、製品として自分の釣りにメリットをもたらすものしか使わないし、供給も要求しない。
「良いものと思うから、使う」のであって、「世話になってるメーカーの物だから、売れて欲しいと思って使う」のではない。
合わないと思われるのにプロデュースに関わると、必ず妥協率が多い製品が出来上がり、やがてそれがユーザの不満となるために、結果、誰も得しない。
メーカー広告の為に文章を書くのではないのだ。
ユーザーを欺き、自分の釣りにお金がかからない仕組みを作るためにメーカーを喜ばせるためでも無いのだ。
今回、タピオスフローティングのリリースが迫る中で、改めてアングラーとしての自分の位置がしっかりと見えたのは、大きな意味があるなと感じた。
誰のため?
そりゃぁみんな、自分の為だ。
誰もがそれに嘘はない。
だけど、対価の金銭物品が中心になったら、アングラーとして終わりだなと、強く思うのだ。
それが本当の、プロとしての覚悟だろうと。
- 2017年3月24日
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