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解説「アップの釣り」

  • ジャンル:style-攻略法
先日のイベントでお会いした人に、アップの釣りってどうやるんですか?と聞かれました。
 
あぁ、なるほどね。
そういう時期か。
 
と言う事で、「流れにあわせていく釣り」で、ちょっと思うことを。
あ、初心者向けです。
 
 
 
秋が深まると、河川でのアップでピンを攻める釣りが注目を浴びますが、本当のドアップで釣りをするのって意外と難しいです。
 
スズキは上流を向いているので、アップにルアーを入れると当然流れの強さによるのですが、その捕食の視野に留まる時間が少ないのです。
 
上手な人はその場所のスズキの位置を予測し、ちょうどそのピンに入る時のレンジやルアーの姿勢やアクションを合わせて行きますが、初場所だったり面の釣りだったりすると、ちょっと難しくなります。
 
ましてラインの回収速度でのレンジ合わせとか、おそらく慣れない人には全く意味が解らないと思うのです。
 
また、「アップだけどルアーのアクションを出したい」と言う場合もありますが、それはかなり難しいことになります。
ルアーは、アングラーからの距離が縮む事(巻いてくる事)でアクションするのではなく、水に対してルアーが進むことでアクションします。
 
アップという事は、その水の流れより速い速度で巻くから、ルアーはアクションをすることになります。
 
通常の止水で50m飛ばし、回収までに50秒かける速度で良いアクションが出るルアーがあったとして・・・
もしも流れの速さが1秒で1mの場合、50秒かける何時もの速度で巻いたら、アップでは全くアクションをしません。
(厳密に言うとレンジキープというアクションをしますが、めんどくさいので省くw)
 
じゃぁ、何時もと同じアクションをするために、倍の速度である25秒の速度で巻けば良いのか?と思うのですが、そうすると魚の捕食ゾーンに留まる時間が1/2以下になります。
 
例えば、その捕食ゾーンが1mの場合、止水では1秒のチャンスがありますが、流速1m/1秒になってドアップの場合は、0.5秒となります。
 
スズキの捕食速度のうち、口を開くのに0.1秒という話が在ります。
(シーバスライブによる。後ろを追従してバイトするときの速度)
 
という事は、1m捕食ゾーンの魚に対し流速1mの場合は、「0.4秒の捕食に対するチャンス」になってしまいます。
 
え?そんな短い時間で判断して捕食できるの?と思うかもしれませんね。
 
普通にします。
とくにピンについて、捕食体性で待ちになってる魚は、空走距離が短いのが特徴です。
 
最初からやる気があるので、やる気を入れるための距離が必要ありません。
症状で言うなら、追尾させる時間が要らないので、入れてその時間で見切らせないことのほうが大事です。
(この状態を私は、「追わせちゃダメな釣り」と良く言います)
 
ただ、アングラー側が慣れて無いと、「気持ち悪くて続けられない」と言う罠が在ります。
 
ルアーは巻くものだと教わって始まるルアーフィッシング。
どうしてもアクションさせたくなってしまい、解っていても難しくなてしまいます。
 
そういう時はどうするか。
 
手段は二つ。
 
アクションの大きいルアー(短い距離で動く)を入れるか、流れに対して角度を変えるか。
 
 
止水でアクションが大きくてずれるルアーを、アップで流すとちょうど良くなることが多々在ります。
ただコレは、アングラーの気持ちよさでそうなるだけかも知れません。
自然界で「流されてくるベイト」の多くは、流れに乗って下る時はあまり泳いでいません。
 
ルアーに置き換えると、あまりアクションせずに流されています。
 
ただ、捕食の切欠を単純に「ベイトに似せればよい」とは割り切れないので、アクションの多きいルアーを使うことは、釣りの効率上では間違いではないかもしれません。
 
 
もう1つの、「流れに対して角度を変える」は、実質的にかなり有効な手段です。
流れに対し、斜め上流へキャストする方法。
 
秒速1mの流れの中、リトリーブを1m/1秒に保った場合に、例えば上流側斜め45度の角度でトレースして巻けば、理屈的には完全なアップよりも倍のアクション(止水に対し1/2)を出すことが出来ます。
 
もしその位置が、立ち位置よりも上流側で行なわれるなら、まぁ確かにアップと言うこともできますが、正確に言うとアップクロスと言う釣り方です。
 
けっこう「アップで釣れる」と言いつつも、見るとほぼ100%のアングラーがアップクロスです。
完全なアップは、流れの弱い河川のテトラ沿いの平行引きとかで見ますね。
 
ただ、このアップクロスの釣りも、特有の難しさがあります。
ラインが先に流されたり、立ち位置が変えられないので角度が徐々に変わることから、45度で入れても回収はダウンになるのが普通です。
そのために、「そのピンにはどの程度の角度でどういうアクションをさせたいか」を想定する必要がありますし、そもそもルアーアクションは強さによって質を変化させる物が多いので、単純に倍だとか1/2と言うのも無理があるのです。
(感覚的に解りやすいように単純な数値で書いてますが、そのルアーごとのアクションを知るのが大事)
 
それプラス、レンジをあわせる必用も。。。
 
 
やはり、初心者には難しいのですが、秋の河川では絶大的な釣果に結びつくことがあるのは事実です。
 
その多くが、落ち鮎やコノシロなどのベイトに絡むとき。
大きいサイズを狙っているアングラーには、ここ数年得に脚光を浴びてきたテクニックと言えますので、ぜひこのシーズンに挑戦してみて自分の物にしてもらいたいなと思います。
 
では、どうやってその釣りを覚えて行くかですが、まずは浮力の強いフローティングのルアーを使うことをおススメします。
ルアーサイズも大きめで。
 
なぜなら、3次元で組み立てる前に、まずは2次元で流れを理解したほうが手っ取り早いからです。
私はペニーサックのMOKKAをよく使ってます。
 
 
レンジ下げたい時は、同じくペニーサックの初代。
KOKKAより少しアクションは大人しいですが、角度をつけていく時はちょうど良くなります。
 
ルアーが大きいかな?と思うかもしれませんが、そんなことありません。
確かに浮力とフックが大きいのでフッコはかかりにくくなりますが、スズキクラスに絞ることが出来ます。
 
この釣りは、そもそも秋の大型を釣ることが1つのテーマなので、それで良いと思います。
実績十分なので、是非試してみてください。
 
ロッドは背負えれば何でも良いとも居ますが、アップでは魚が通り過ぎるルアーへ反転しながらバイトすることが多く直後にラインが弛みやすいので、ある程度の張りが強い竿がいいかもしれません。
ただ、最初からラインが弛んでいるから、バイトへのストレスが少なく良い掛かり方をすることが多い気もするので、あんまり関係ないのかもしれません。それでも魚がは下流に走ってもしっかりと止めれる程度の強さは必要かと。そうすると、本当の川スペシャルロッドの方向性が見えてきますね。
 
ラインはお好きにどうぞ。
と言うのも、フィールドによって選ぶべき。
 
リーダーは太目のほうがいいです。
ロッドでも少し書きましたが、ルアーが口の深い部分に入る事が多いので。
 
私はこの釣りをやるときは、殆どが河川河口の牡蠣瀬です。
ですから、「今日はデカいのを狙う」と言うときは、PE2号にリーダー30lbを2ヒロまで入れます。
まぁそこまで必要ない場所も在れば、もっと必用な場所も在ります。
 
何にも無い場所なら0.8号まで落としても良いですが、そういう場所ってアップではあんまり釣れないことが多いです(笑)
せめてブレイクのファーストコンタクトぐらいは欲しいですね。
 
 
ザックリ、秋に多用する「アップの釣りでの攻略」を書いてみました。
 
小さいのを含めて片っ端から掛けて行く中に大型を混ぜるのか。
それとも大型は大型の理屈があって、それを狙っていくのか。
 
それぞれにスタイルはあると思います。
ぜひ、ハイシーズンに良い釣りを♪
 
 
ペニーサックで釣れたら、こちらへもお願いします♪
 
 
まぁ、アップアップって騒がれるけど、「アップのアクションだから釣れた」と「立ち位置がポイントに対してアップしか取れない場所」の二種類が在ります。
気をつけましょうw
 
ダウンクロスで流し込む釣りの面白さもあるので、そちらはまた今度。
 

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