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埼玉県には、日本有数のBMXコースがある。
 
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その名を秩父滝沢サイクルパークと言う。
数年前から知っていて、秩父~山梨へ渓流釣りに行く際に場所は確認していた。
 
まだ凪には早いかな?と思っていたけど、一日空いた休みの日に「行きたい!」と本人が言ったので、家族でドライブがてら遊びに行ってみた。
 
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このコースは、簡単なレクチャー込みでトレーニングコースのみならば、オールレンタルで2時間2000円という格安でBMXを体験できる。
オリンピック種目にもなったことで、こういう所で参加層の拡大を測るのは良い事だと思う。
これがモータースポーツだと、なかなかこの金額は難しい。
2000円だと、いいとこレンタルカートで7周とか・・・
でも、モータースポーツ経験者から見ると、それも格安と思ってしまうのが、そもそも一般的な金銭感覚ではないという証拠なのかもね。
 
ひとによっては、BMXの体験走行に2000円も払うのは高いと思うかもしれない。
でも、道具を使う競技の質を知っていると、私は安いと思うのだ。
 
ちゃんとした、競技ラインに乗った道具を使わなければ、その面白さは絶対に味わえない。
 
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最初に駐車場で簡単な慣熟走行。
ここでインストラクターが基本姿勢や扱い方を教えてくれた。
 
座らない、ブレーキかけない。
それは「良い子の自転車の乗り方」とは真逆。
そう、スポーツってのはたいがいが、「良い子はまねをしてはいけない」と教わってきたアクションが含まれる。
 
準備を終えて、みんなでトレーニングコースへ移動。
 
ココでも数周の慣熟走行を終えてから、フリー走行となる。
 
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まぁ、あとは好き勝手走ってねと、何も言わずに走らせた。
 
この日はコースに、大人もあわせて10人ぐらい。
キックバイクもOKとの事で、マナも一緒に交じって走らせてもらう。
 
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周回コースではなくスタートとゴールが別なので、一回ごとに切れ目を入れられるから集中して走る事が出来るし、無理な追い抜きもしないで済むように参加者同士で譲り合いながら楽しめる。
 
そして自然に、同じようなレベルどうしで走行をするようになる。
 
そうすると、やはり身近な目標ができる事になるので、だらだらとした走り方をしなくなる。
 
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BMXコースは、集中して走るとものすごく疲れる。
一周は短いけど、常にスタンディングでしかも前後の加重移動を積極的に使う為に、数周もすると下半身だけではなく上半身にもかなりくる。
 
その疲労がたまると転倒も起きやすくなるのだけど、インストラクターが最初に言ってくれたのが、「BMXは転倒するスポーツです」という天の声。
だから、ちょこっとコケたぐらいでは大騒ぎをしないのがありがたい。
たまに多重クラッシュもあるけど、そりゃぁよけれねぇ方が悪いよね。
 
コースに出たら、すべて自己責任。
 
やがて、1時間もすると人が少なくなっていく。
疲れたり満足したりで、短いと思っていた2時間が、長く感じた人から去っていく。
 
凪もマナも、こっちが「休憩しよぉ~」(暇だから呼び戻したいw)と言わないと、なかなか帰ってこない。
 
後半は残った数人で貸し切りになったので、凪に少しだけアドバイスをした。
 
と言うのも、今までに一度も彼から聞いたことが無い言葉が出たのだ。
 
「もっと速く走りたい」
 
へぇ~と思った。
彼は生まれてこの方、たった一度も「誰かよりも」という競争心を見せたことが無い。
 
 
で、3つだけ教えた。
 
・アウトインアウト
・行きたい方向を常に見る
・加速をする時間を増やす
 
大した話ではないけど、2輪に乗るうえでの基本中の基本。
 
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でも、たったそれだけでも、劇的に変わっていく。
やがて、今日のトレーニングコースを走る子供達よりも、頭一つ抜けて走れるようになった。
 
ちなみにマナは、言われなくても勝手に全部やっているという恐ろしさw
 
やがてくたくたになった頃、時間になったので車両とプロテクターを返却。
そして、本コースを見たいというので連れて行った。
 
「今日は早い人たちが結構来ているよ」と、受付のおばちゃんが言っていたのも納得。
 
それを見て凪はビビるかなぁ・・・と思いきや、少しだけ目を輝かせながら「すげぇ、カッコいいなぁ・・・」とつぶやいた。
そして、また来たいと言った。
 
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たった1日で、ものすごく成長をするときが在る。
凪にとっては、今日がその日だったかもしれない。
 
しかし、本当に恐ろしいのは末っ子だ。
ひたすら兄ちゃんの後ろを付け回し、最後まで走っていたのが4歳と言う事実・・・

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帰りは足を延ばして風呂に入りたい!と言うリクエストにお答えし、ほったらかし温泉へ。
 
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ココもずいぶん繁盛したなぁ・・・と少し寂しさも覚える。

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お約束のほうとう食べて帰りました。
 
 
コースは冬季閉鎖(秩父の山奥ゆえに、やってても到達できないね)なので、次回は来年にでも。
 

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