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知人の安否が取れません。
fimoのメンバーではないし、携帯の番号とメールアドレスしか知らない。
とりあえず、グーグルの安否確認システムに1日2回アクセスする事しかできません。
 
SNSってあんまり好きではないのですが、情報共有手段としてはかなり優れていることを知りました。
 
そういえば、会社で情報伝達をスムーズに行う為に2年掛けて作ったデータベースも、よく考えたら同じ意味でした。
一方的な配信ではなく、相互配信した情報を閲覧(共有)できる強みですね。
 
必要と思う情報をしっかりと自分の基準で選択して、それを今のアクションに結びつけることが大切。
とうぜん、個人的に「しょうもないなぁ・・・」という情報もあります。
それはそれで、「あぁ、そういう考えの人も居るのね」でスルーし、自分のなかのブレを無くして行く肥しにします。
あ、もちろん私のリリースする情報がお口に合わないなら、スルーして頂いてもかまいません。
 
これ良いな!と思うことを、自分のものにしていくのは、何時もの釣りでのプロセスと同じ事です。
それぐらいの気持ちで、周りを見渡してみてください。
価値観の違いなんて当たり前ですし、fimoは全ての価値観を同じ方向へ強要するものでもないと思っています。
 
 
 
先ほど、私の父親を病院に送り届けた嫁から電話。
毎週木曜日の日課なのですが、どおやらR254の渋滞で完全に動かないとのことです。
予測されるのはガソリンスタンドの渋滞です。
 
「忙しいところゴメンネ。何時もの裏道ってどこで曲がれば良いかな?」と言う事で、手元のPCでグーグルマップを開き、自分の知ってる裏道に曲がるポイントを教えました。
それに車のナビで「ガソリンスタンドが無い道」を照らし合わせてもらい電話を切る。
 
1時間後、メールで「帰れました。ありがとう♪」の文字。
たとえ慣れ親しんだ夫婦の間でも、やっぱり「ありがとう」とか「ゴメンネ」ってのは、心に明かりを灯してくれます。
 
そして、こんなタイミングで申し訳ないのですが・・・という一本のメール。
仲間の結婚式2次会のお知らせでした。
嬉しい知らせに、少し涙が出た。
もちろん参加する旨を伝えました。
大変な時だからこそ、開催することを選んだ仲間を祝福したいです。
 
春は必ず来る。
 
3/17
 
あ、選ぶと言う事で一つ。
ボランティアスタッフの募集が各所で始まっています。
参加を検討している人は、きちんと自分のスキルを自覚して、適切な方法を選んでください。
 
何度も言ってますが、被災状況から来る個々の温度差がかなり発生します。
それぞれに置かれる立場により、その善意の気持ちは人によっては迷惑になる場合もあります。
 
行くな!とは言いませんが、行くなら覚悟してください。
ボランティアというアクションは素晴らしく評価されるべき事ですが、日頃から「そのための準備(訓練)」をしている人と、それをせずにただ集まる人で相当に差が出ます。
ただたんに被災地に行き、被災者へ与えるべき援助物資を消費する事になる人は、本当のボランティアスタッフの今後の活動に支障をきたします。
 
私は過去に得たバイクを運転する技術を、中越地震後にボランティアで使えないか、真剣に検討した事があります。
レースやってる時はバイクの免許も要らなかったのですが、ボランティアに参加する事も検討して免許を取り直しました。
その後に、スタッフの説明も聞きました。
 
結果、バイクボランティアへの登録を断念しました。
理由は、技術を発揮する精神的な強さを持ち合わせていないことです。
被災地において、自分で自分の意志を保つ自信が無かったのです。
 
この場合の自分の意思とは、完全に労力としての自分の意志です。
思うことを発言し、形にしていく事では在りません。
 
ボランティアスタッフは、完全に組織立った形で行動しなければ、更なる混乱を招きます。
このタイミングでの組織の動きとは、完全に個性を消す事が優先されます。
大局を見渡せる位置である組織が下した結論に、「ああじゃない、そうじゃない」と急造スタッフが言う事は、最悪2次災害をも発生させます。
時には被災者の声も無視しなくてはなりません。
 
わざわざ遠くから燃料使って被災地に赴き、怪我なんかして医療スタッフの手を煩わすのは最悪の結果です。
また、スタッフ同士の笑顔すら、被災者から見れば不快に思う理由にもなります。
その笑顔を被災者に向けても、人によっては喜び、人によっては怒りを返してきます。
それに対し、「こんなに頑張ってあげたのに」という不快感をあらわにするなら、それはもはやボランティアとは言いません。
 
キツイ言い方ですが、「自分の食料と寝る道具は持って行け」と他人に言われて初めて気が付くレベルの人は、もう少し後になってからのボランティアに参加したほうが良いかも知れませんね。
しつこいようですが、時間とともに求められる形が変わっていくことを自覚してください。
 
それでも「今、自分にやれる事があるから行く」と言うならば、ぜひ頑張ってほしいと思います。
その覚悟は、必ず被災地の人を助ける力になると、過去の災害ボランティアの人たちが示しています。
手伝えなくてゴメンね。
応援する気持ちを届ける事しかできません。
 
今回、ボランティアを一瞬でも考えたけど、自分のスキルに自信が持てなくて現場に行く事を「選べなかった」のなら、どうか自分の住むエリアの「ボランティア組織」を調べてみてください。
ピンキリですが、コレならできると思うなら、もう少ししてから登録しておけば良いと思います(今はまともな組織は大忙しですから、事務的な処理が出来る状態では在りません。ただし、場合によっては「今すぐ欲しい」という募集もありますので、それに応えられると思うなら急いで登録してください)。
 
まず自分の身を守る事から始まる救助活動。
そして家族や仲間のこと。
そこを自分の中でしっかりとクリアしてから、その時の為に力を発揮できる自分を作りこんでおいてください。
「それは無理だ」と感じる事を強要されるなら、違う組織を選ぶのも在りですし、さっさと辞めるのも在りです。
 
今回は間に合わなくても、いつその力が必要になるかは誰も判りません。
本当に強くボランティアを考えたなら、ぜひアクションして欲しいと思います。
それは、先に備えると言う選択です。
一時的な状況によって発生した感情に動かされるのではなく、考えて選択するという意味。
 
 
最後になりましたが、お仕事として被災地へ行く皆様、どうかよろしくお願いいたします。
キツイ仕事だと思いますが、一人でも多くの被災者を救ってあげてください。
「金もらってるんだから」とか、「税金払っているんだから」と、悲しくなるセリフを浴びる事が在るかもしれませんが、その行為を仕事として選んだ貴方達の意志を、私はとても尊敬します。
 
そう願い、また感謝する人達の想いを忘れずに、心配する家族や仲間の元へ必ず無事に戻ってきてください。
 

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