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▼ お盆はお盆の釣り
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大型連休は、「釣り人が多いから地方には行かない」と、今までに散々言って来ました。
この時期の湘南~東伊豆の海岸道路(R134~R135)は、ほんとうに使い物にならないのです。
場所によっては、深夜でもダラダラと渋滞。。。
でも、何故か今年は湘南に。
夏と言えばシイラ!
毎年の恒例行事です♪
真っ青な夏の空の下、右手人差し指にラインを掛けたままミヨシで潮風を浴びるは、ほんとうに気持ちの良いものです。
例年大型はシーズン初頭に狙えますが、今年は6月に一回乗りました。
しかし、ちょっと早過ぎたみたいで、フラツキを数本見るに留まってしまいました。
で、今度はシーズン的には安泰な、8月中旬という事でした。
もちろんマグロも視野に入ってます!
しかし、残念ながら欠航・・・
なんせ風が強いです。
予定の12日は、日本海側に台風が居たのですが、台風に吹き込む南西の風でアウト。
まぁ、コレばかりはどうにもなりませんね。
ホントは、この12日にシイラに乗って、翌日早朝には埼玉へ帰るつもりでした。
仕事して、代休を秋に使う為です。
しかし、突然の欠航と言うことで、ここから迷走が始まりました(笑)
11日夜、ゆなじろうさんから中止のメールが入ったのと同時に、怪メールが飛び交いました。
皆さんのお気持ちはよ~く解ります。
三番瀬のデイゲームも魅力的でしたが、道具を取りに埼玉に帰るのはちょっと嫌なので、そのままヒラスズキに脳みそをシフトしました。
思えばここが失敗の始まり。
21時の段階で、ラジオからは伊豆方面の渋滞情報が流されています。
ほとんど寝てなかったので、道が空くまでちょっと寝ようかと思い、西湘PAで一休みしました。。。
しっかり寝て、そのまま伊豆へ。
すでにモーニング渋滞が始まってます。
予想はしていましたが、南西の風のために、東伊豆沿岸はベタナギです。
熱川越えたあたりから、やっとヒラっぽい海になったなぁ~と思ったら、ポイントは何処もヒラリーマンだらけ。
これも例年通りと言えばそうなのですが、この時期はヒラリーマンが大挙して伊豆に入ってきます。
この調子なら西伊豆もすでに手遅れかと思い、南の先っぽのポイントで諦めて、渋滞前に湘南方面へ引き返しました。
途中、いつもお世話になっている網代アルテミスのキャプテンと話し、午後も明日も出船出来ない事を確認しました。
3時間掛けて湘南。
本日は大潮なので、せっかくだから相模川の地形確認の旅に出ました。
何箇所か、気になっていた場所をチェック。
結論
「駐車スペース無さ杉」
平塚側と茅ヶ崎側を3回ほど往復して、結局はいつもの場所に。
強い南風で、下げなのに川が逆流していました。
潮位下がらず、地形確認も出来ず。
反対岸の中州で投網の練習をしだしたので、ぼ~っと眺めて終了(笑)
今回の台風、「船は出ないけどヒラには向かない」という、最悪のパターンでした。
なんとか一回ぐらいはオフショアをやらねば、どうにも収まりが付かん!
翌日は、藤沢のクミちゃん実家で、一日情報収集。
シイラとヒラスズキを天秤にかけ、14日にどこかの船に乗ることにしました。
どこかの船。。。
気が付けば、庄三郎のマグロ便(爆)
まぁ、タックル持っていたのが災いとなりましたね。
Kebuちゃんに騙された。
藤沢実家でたこ焼きパーティーなのに焼酎を一口も飲まず、22時に平塚の船宿へ行きました。
ぞろぞろとマグロ狙に狂ったアングラーが集まってきます。
宴はほどほどに解散し、車で眠りました。
あっという間に朝。
船宿の人に起こされて、乗船する船とポジション決め。
問答無用にマグロ便に名前が書かれていました。
社長が朝っぱらから、乗り子に吼えてました。
「オメ~らよぉ、魚釣らねぇなら道具なんか持ってくんじゃねぇよ!いい加減にしろぉ~!!何処もかしこもマグロ釣ってんのによぉウチだけ釣れてねぇンじゃ、良いわけなんかできねぇんだぞ!マグロかけらんねぇならお前らキス竿で十分だ!!」
と。。。
この船宿の乗り子が上手なのはみんなが知っています。
だからこそ、社長も激を飛ばしているのでしょう。
常連はみんな大爆笑(笑)
まぁいつもの事。
このノリが嫌いなら、この船宿には来れませんね。
あ、私のようなアングラーには、優しく声を掛けてくれます。
「あんなやつらに釣られる前に、オメェ~らが掛けちまえ!」と(爆)
出船です。
本物ばかりです(笑)
どう考えても場違い。
「シイラ釣りたいな~」なんて、とてもではないが口に出せません。
さて、沖の状況はというと。
予想通り白熊が飛んでました。
シイラ船は際の潮がよいので早々に進路を変えて行きますが、マグロ狙いの数船はそのまま一直線に沖へ向かいます。
そんななか、ミヨシに立っていたもんだから、久しぶりにボートヒラの気分を味わいました。
落差5mとかいくと、庄三郎のデカイ船でも波に突き刺さりますね(笑)
楽しすぎて画像なんて撮れません。
3時間ほどクルージング。
鳥を見ながらあっちこっち。
かなり西に来たようで、見慣れた景色が広がります。
マグロは時々現れました。
Kebuちゃん曰く、「今日はかなり良い」と。
しかし、なかなか良い山には取り付けず。
他の船との駆け引きもあるようです。
その時、東に鳥が寄ってる場所がありました。
船団から先駆けて抜けて、波を背にして船を進めます。
まだ他の船は気が付いてないようで、ちょっと出し抜くような形。
5分走って到着した頃には、鳥が駆け足状態です!
その進行方向に船を入れ、絶妙な形で群れの頭に右舷を入れました。
私、左舷です(泣)
でもこの群れ、絶対に船の下を通過すると読み、ボラドールを投げ込んでフォールさせておきました。
右舷で誰も掛けなければ、こっちもチャンスがあるはず!
その時、ミヨシから「ヒットー!!」の声。
振り向くとKebuちゃんがマグロに引きずられていました。
苦節3年。
ついにこの時がきたようです。
しっかり掛かったようで、周りのみんながサポートに!
と、同時に、後ろでもマグロがヒット!
この時点で「船のサポート無し」が決定(笑)
魚は船の下に入り、すかさずKebuちゃんもそれに合わせて移動します。
船底にラインが当たったらアウト!
エキスパート曰く、この時点で「確実に30kgは越えてる」と。
10分経過
一進一退の攻防
ボチボチ笑顔が消えてきましたね♪
ボチボチ笑顔が消えてきましたね♪
20分経過
「あがってきたぞ~!後ちょっとだ、頑張れ!!」
「ついに苦労が報われた~!」とぬかすKebuちゃんに、「それは上げてから言え!」と
そして、残り10mを知らせるラインが入る!
「巻け~!とにかく巻け~!!後ろと距離が近いぞぉ~!!!」
ん?
あれ?
祭ってない???
Kebuちゃん、そのPE何号?
あ!!
あぁぁ!!
あん♪
いや~、非情な釣りですなぁ(爆)
だから「それは上げてから言え!」って言ったのに(笑)
ん?呪ってないよ。
ほんと。。。
後ろのアングラーさん、おめでとう!!
奇跡を見させてもらいました。
ヘビータックルは体力が必要な事は知っていましたが、ライトすぎるタックルもまた生き地獄。
この魚を上げたのは、タックルでもなく運でもなく、アングラーの精神力です
だって、適合ライン「PE0.6号~1.5号」のロッドで32kgのマグロをキャッチしたんですから(爆)
- 2010年8月15日
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だから仕立ては、その鬱憤を晴らす為にやりたい放題なのです。