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▼ ヒラスズキの南限を追う旅(石垣島7)
- ジャンル:日記/一般
泣いても笑っても最終日。
ぶっちゃけ、ちょっと仕事が心配(爆)
夜明けの1時間前に起きました。
アネロンをサンピン茶で流し込み、凪チンに気付かれない様に部屋を抜けると、ケロケロが玄関で見送ってくれました。
コーヒーを自販機で買ってから出発。
さて、どうしたものか・・・
とりあえず、岬は止めました。
なぜならば、ウェットスーツが濡れるからです。
最終日の今日は、釣りから戻ったらすぐに荷物をパッキングをしなくてはなりません。
しかも、宅急便で送るので、最悪4日もビチョ濡れの荷物を高温多湿状態にする事となります。
知ってる?
凄い匂いになるの(笑)
という事で、港湾出口か河口のサーフかで悩みましたが、寝ぼけながら走り出した車が勝手に向かったのは港湾出口でした。
まぁ、外してもワンドの奥には確実に魚居るしね。
数分で到着。
まだ夜です。
ポイントアプローチも楽チンなので、車の中でコーヒー飲みながら少しずつ脳みそを目覚めさせます。
目覚めてきたのでポイントを変えました。
なぜなら、このポイントでやれることは今のタックルじゃぁ無理だと。。。
諦めて小物狙う姿が目に浮かびました(笑)
昨日、癒し系はもう良いやって言ったじゃんね。
最後の釣りだから、やっぱり自分らしい事をやって終わりにします。
という事で、30分掛けてハブクラゲの河口に行く事にしました。
満潮からの下げなので、ヒザまで入れば十分です。
数十分後、明るくなる前に到着しました。
時間は充分にあります。
ビーストブロウルにPE3号はアンバランスですが、やっぱりその可能性は捨てたくないので、リーダー40lbでセットしました。
ルアーは絞り込んで、ポップイクイーンとレアフォースだけ。
ペンションの脇を抜け、想像以上に上がってきた潮位に驚きつつ、川の奥からアプローチしました。
一昨日の干潮時には細く頼りない川だったのですが、今はフルキャストしても対岸に届かないほどの幅があります。
やっぱりこの時間に来てよかった。
凄い潮位。
ライトの灯りを頼りに一度中洲へ渡り、まだ少し上げていますが河口に向かいました。
やがて夜明けを迎えます。
そして日が昇り・・・
あれ?やっちゃった??
ウンともスンとも言いません!
ハブクラゲは本日も優雅に泳いでいました(笑)
8:00には宿に戻らないといけないので、これで石垣の釣りはおしまい。
あぁ、楽しかったなぁ。。。
車に戻り、タックルを軽く整理しました。
ルアーケースから大量に海水が漏れ、ベビーカーへ付いたのは黙っておきます(爆)
まだ気温が上がりきらない朝日を浴びながら、空いてる道を自分のラインで走れるのが、たまらなく気持ち良いですね。
車線内をフルに使いながら走れるのは、この時間に帰れるヒラリーマンの特権♪
(イエローラインカットはしません。けっこうその辺はうるさい人ですw)
爽快に駆けようたした橋でフルブレーキング!!
こりゃぁ、釣れそうですwww
スーサンを一個持って川に下りました。
ここ、この前見たときは干潮で捨てた場所です。
前の画像↓
前の画像↓
この変化は凄い!
まぁ、頑張れば10分は時間が取れるかな?と。。。
まぁ、頑張れば10分は時間が取れるかな?と。。。
さっそくクロスにフルキャストしました。
が、しかし、反応なし。
上流側に行こうと思ったら、ファーストブレイクが水際な為に進入できません。
残り時間は5分も無いので、その位置から広範囲にキャストしましたが・・・
遠征の時って、意外とこの最後の最後に釣れる事が多い(実は根拠があります)のですが、今回は残念でした。
コレでホントの撤収です。
タバコに火をつけ、川に背を向けて歩き出しました。
すると、一人の男性が話しかけてきました。
「良い魚は釣れましたか?」
首を横に振る私に、そりゃぁ残念だねと言いながら、その男性はポツリポツリと話を始めました。
どうやら、この川でカヤックツアーを営んでいるとの事です。
自身もルアーで釣りをするらしく、私の道具を見て嬉しそうにこの近辺の情報を話してくれました。
GTのポイントなんかも、なんの惜しげもなく・・・
そして最後にポツリ
「ターポンはあと2時間後にやれば、かなり狙えますよ」
ん?
ターポン??
聞き間違えか?
「実はこの島はかなりターポンが居ます。今は潮位が高いからブッシュの中でタイトにストラクチャーに付いちゃいますが、あと2時間もすれば水位が下がってきて川の真ん中に出てきます。背びれ出して泳いでいるので、ウェーディングで上流に行けば高確率で見ることができますよ」
マジですか??
「だから、今からさっき言った場所でGT狙って、頃合を見てから戻ってきたら如何ですか?」
だそうです。。。
お礼を言ってから、振り切って宿に戻りました(涙)
あ~ぁ、コレでまた来る理由が増えちゃったよ。
宿に戻り、何故か増えた荷物に格闘しながらパッキングを終わらせ、皆さんの温かい見送りを戴いて川平を出ました。
少し時間が在るので、島の南側を見渡せる丘に行きました。
この海に、きっとヒラスズキは居ると信じています。
さて、さて、お腹減ったので八重山ソバに。
この店、かなり気になっていました。
と言うのは、何気に八重山ソバは、何処の店に行っても「それなりに美味しい」だったのです。
その理由は、ほぼ全ての店で共通していた「化学調味料」が原因かと。
ラーメンを含めて、ソレを使うことは悪くは無いですが、やはり同じ味に似通っていました。
で、最後の店は「無科調」をうたっていたこの店にしました。
大変満足しました♪
次回もまた来ます。
旅が終わり、飛行機が東京湾上空に差し掛かったときに目が覚めました。
ちょうど窓から三番瀬が見えたときに、初めて帰ってきたことを実感。
南の島も楽しいですが、この東京湾も負けじと素晴らしいフィールド。
外に行くと気が付く事が沢山在り、狭い範囲でいがみ合う事が馬鹿らしく感じます。
夕方の満潮を向かえ、幾つかのポイントに良い潮が入っています。
空から見る東京は、美しい水の都。
そろそろ釣り行きたいなぁ・・・とボソッとつぶやいた時、隣に居た大臣の目がつり上がって行くのを横目で確認しました。
あ、失言ですな(汗)
おしまい。。。
【後記】
この旅は、数年前から追い続けている「ヒラスズキの南限調査」の一つを、ありのままに調査報告と致しました。
各所に出てくるポイントの選定や、タックルに関する思考等に致しまして、友人であるチャリ君の協力無しでは記す事のできないことばかりです。
なんとか連載?も終わらせることが出来たのは、氏の多大なる協力と島の暖かい人々のおかげである事を、ここに記しておきます。
ありがとうございました。
また、20000文字規制のため数回に分けてお送り致しましたが、駄文に最後までお付き合い戴いた皆様、ほんとうにありがとうございました ♪
これからもよろしくお願いいたします。
各所に出てくるポイントの選定や、タックルに関する思考等に致しまして、友人であるチャリ君の協力無しでは記す事のできないことばかりです。
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- 2010年7月26日
- コメント(14)
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え、バラも居るんですか?
凄いところですね。。。
でもそんな確率低い釣り、絶える自信がありません(笑)