イトウ秋の陣 「これから」

こんにちは。
イトウ秋の陣最終回になります。今回も最後までお付き合いくださいm(._.)m



実釣2日目、3日目。


2日目の朝、先日バラしてしまったポイントに朝イチ向かう事になった。

朝になるとまたうっすら雪化粧した景色。

先日と同じ道を走っているのになぜかまたワクワクする。
ポイントに着いて準備を始め、熊スプレーを確認したその時だった。


「ブシュッ」


嫌な予感と顔と手に何か付いていた。
その瞬間むせてジワジワと熱くなってきた。
…熊スプレーの安全装置が外れ誤射してしまったのだ。

偏光レンズの向こうに赤い液体が見えるがとにかく咳が止まらない。痛い。

急いで拭き取り、始末するも時間が経つにつれて痛みが増していく。

「痛い痛い痛い!!!!!」


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これは帰宅後、保管したスプレーを撮影したもの。オレンジ色の液体が…


痛みに耐えながらも目の前には川がある。そう、釣りをしなきゃ気が済まない。
普通なら辞めるところだろうがそのまま強行。


冷たい風だったはずがヒリヒリと顔が火照る中、無情にもアメマスが果敢にアタックしてくる。


昨日ミスしたポイントは魚影はなく、違う個体のチェイスのみだった。
今日はロッドもクプアスに持ち替えてアメマスとイトウを楽しもうと思っていたが何より顔が痛い。

早めに切り上げて次の河川へ。

車で移動し、アメマスの動画を撮ろうと思い入渓する瞬間、湿地帯のぬかるみに足を滑らせ鮮やかにスノーボードの技のようにワンエイティを決めて川に落ちた私…


もう30センチズレてると深みに落ちるとこだったがこの時期に頭からずぶ濡れ…


「ここでやめてたまるか!」


ここでも釣りを強行。
幸か不幸か頭から川に落ちたお陰で熊スプレーのヒリヒリが和らぐ。
イトウのチェイスはあるものの、昨日からの冷え込みで食いが浅いし活性が悪い。

アメマスだけは元気だった。
ボトムをゆっくり攻めていた時にバイト。


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験担ぎのアイテム プロテインチョコ


動画を撮影したり景色を眺めたり。
アクシデントで始まった2日目はこれでは終わらない。


脱渓し、林道を歩くと…


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ちょっと前に歩いた熊の足跡

明らかにニアミスした証拠の足跡が…
釣行1日目が出来すぎたせいか2日目はアクシデントが続く。


3日目はショートアタックでアメマス。

リフトアンドフォールで攻めて、バイトが乗った瞬間小イトウ!?と少し思ったがアメマス。
元気なナイスサイズの魚体でした。

wewowxwvn2wa5oe7z3vv_361_480-c1ac296d.jpgプルーラ8g

午前中釣りを切り上げお疲れ様と自分をねぎらうのにラーメンでお祝い。


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もちろん大盛り。


午後から片道約450キロを走り地元へ。
遠征初日に聞いていたBGMが今回の遠征のテーマのように色々思い出しながら帰路につく。


とにかくやりきった釣行だった。


自分の中で自信に繋がる結果も出たし、ホゲることなく北の聖地を堪能して総移動距離1400キロの旅は終わった。


次のイトウ開幕戦は東か、北か。


頭の中ではもう次の遠征の計画を立てている。
だが、私のシーズンはこれでは終わらない。


新たなる挑戦が始まるのです。


fnt9zfdwvhhd4aimcfiw_480_362-b4021894.jpg見る人が見ればなんのタオルかわかるはず…

私にオフシーズンはない。
次なる挑戦へ、動き始めます。


イトウ秋の陣  完。

ではまた(о´∀`о)








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