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▼ イトウ秋の陣 「達成」
- ジャンル:釣行記
- (Tulala, 北海道, i Jet Link, イトウ, ロイラ52)
こんにちは!
今回も前回の続きのブログになります。最後までお付き合いくださいm(._.)m
無言のままロッドを曲げている相方が遠くに見え足早に近づいてカメラを構えようとした
バシャバシャ…
川を激しく走る元気な音が聞こえる。
ぬかるむ足元を気にしながらも急ぎながら近づいてる途中
「あっ…」
相方のか細い声が聞こえた。
ロッドのテンションが抜けている…
北の大地に吹く風と共に一瞬冷たい空気が走り抜ける。
これは何も触れない方がいいのかどうしようか…
私だけが動揺しているようで相方は「抜けちゃった〜」と一言。
サイズが上がるとイトウの顎は一気に硬くなる。
気を取り直して釣り上がる相方を見守っているとすぐさまヒットする。
最初にヒットした魚体よりもサイズはかなり落ちていたがとんでもなく元気なイトウであった。
「世代交代が出来ているんだね」とみんなで話す。
なんとなく微笑ましいサイズだった。
そして残る1人、最後は司くんが先行する事になりゆっくり釣り上がる。
あれ?ロッドが曲がってる。
静かに落ち着きながらファイトをしている。
…え?もうヒット?
私は愕然としていた。
「ココまだいるかもしれません!!」
そんなことを話す余裕まである。
しかもサイズは明らかに今日一番。
メガララ ミラクルピンク
見事なイトウであった。
さっきの「ココにまだいるかもしれません」
司くんの言葉を信じ「ダブルヒット狙ってみよう!」と相方に促す。
内心そんなうまい話があるか…と思いながらも、もしかしたらの可能性にかける。
しっかりと狙いを定め静かにキャストをする相方。
緊張しながら見つめる私と司くん。
その時、目で何かを追っているのがわかった。
イトウのチェイスを確認している!と察知しカメラを構えるとフッキングを静かにしファイトを始める相方。
こんなうまい話はあるのだろうか…
半信半疑になりながら若干無言のまま見守る。
落ち着いたファイトで丁寧にランディングする
ガッチリとミノーをバイトしたイトウ。
ダブルヒット、そして全員安打を達成した瞬間だった
しっかりと2人のネットにはイトウの姿が。
やはり私から見ると2人のファイトは慣れている。そしてキャスト精度、アクション、ファイト、何を取っても数段上である。
その後便乗しようと私もキャストしてみるがチェイスのみでトリプルヒットにはならなかった。
北の大地ではイトウは順調に命を育んでいる。
この自然に感謝しなければならない。
心からそう思うフィールドだった。
この日はホルモンラーメンでお祝い。
冷え切った身体に染みた。
もちろん大盛り
食べた後、満足感と達成感があるがまだまだこのフィールドで楽しみたいという気持ちから次の日も丸一日釣りをする事にした。
温泉上がりフルーツ牛乳で乾杯。
明日は何が待っているのだろう。
どんな魚に逢えるのだろう。
こう思うだけで胸が踊る。
魚を釣る事が楽しくてならない。
そして釣るまでの過程を考えることすら楽しい。
今回の遠征に来て改めて思う。
「釣り」が楽しい。
ただそれだけ。
幸せな時間を噛み締めながらまた次の日に備えぐっすりと眠りにつく。
遠征実釣初日にして満足な釣果だった。
実釣2日目はどんな出来事が待っているのだろう。
続く。
- 2018年11月26日
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