イトウ秋の陣「再会」

こんにちは。
前回のイトウ釣行の続きのブログになります。
最後までまたおつきあい下さいm(_ _)m


入渓し周りの景色とイトウの生息河川独特の雰囲気をこの目で見て状況を判断する。


周りの木々の様子や色、水質、川底の状態。
川をいつものように歩くのではなく、どこか「神聖」な地域に足を踏み入れているような感覚すら覚える。

川の音、空気が軋む音、空模様。
ここでは当たり前の景色なのだろう。

私が育った道南にはこのような渓相はないしイトウもいない。

だからだろうか。

前回来た時もそうだったが北のイトウ河川は私にとって「未知」であり「神聖」なんだろう。


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釣り上がっていくと小さいアメマスが果敢にルアーに挑んでくる。
状況を判断し今日のパターンを考えつつキャストをする。


3人で入るには若干狭い河川だが譲り合いながら釣り上がっていく。


「あ!」


後ろから声がして振り向くと司くんが60あるなしの魚体をヒットさせている。



…何が違うのだろう。
ファイトを終えた後の司くんの攻め方を見てみると明らかに一つの違いがわかった。


リトリーブスピードだ。


タイミングを見ながら少しアクションを入れてスローリトリーブ。
私のスピードは早すぎたと気づいた。


その後一度ヒットさせるもフッキングが決まらずバラしてしまい、天を仰ぐ。


雪が降っていたがいつの間にか晴れていた。


動画を撮ってみたり、倒木に向けてキャストしてふと手前の倒木を避けようと目をやると下からブワッと影が…


手元に伝わる感触。
ティップが入る。
イトウだ。


前回釣り上げた魚よりもいいサイズなのがロッドから伝わる。この重さ、潜り込み、走り。
しなやかにカーブを描くロッド。


遠征に来て良かったと心の中で呟く。


ランディングしようとも元気に走るイトウに少し手こずりながらもランディング成功。


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また会えた。
自然と笑みがこぼれる。
寒さも忘れて水に浸かり写真を残す。


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でも今回はこれで終わりではない。


「目指すは全員安打」


釣り上げた後はカメラを片手に仲間の後ろを歩く。


ここから第2回戦という気持ちでカメラのピントを合わせたり水分を補給したり、ややリラックスをしていた時だった。


バシャッと前方から音がした。
ロッドをしならせている相方の姿が見えた。


続く。




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