こんにちは！Ka-twoです。

今日はエギやスッテ､プラ角等イカ針に見られる､

1段針と2段針に関しての話題をします｡



イカ針のカンナには､地区の特性や対象種等より､

1段針と2段針が存在しています。

下画像が例です｡



【１段針】




【２段針】






それぞれにはやはりメリット･デメリットがあり､

現在の針の段数に落ち着いている傾向が強いです。




それでは諸説ありますが､【1段針】【2段針】の特性や

メリットデメリットを紹介いたします。


【１段針】

船のイカで使う､プラ角やスッテの1段針は主に

日中の船イカで使う関東を中心とする地区に

多いです｡




日中に魚群探知機を使い､イカの群れを追いまわし､

投入､上げ下ろしの多い漁法形態となるので､

オマツリ等のトラブルが多い｡

そこでオマツリがはずしやすい1段針がメインで

使われています｡



また､日中での操業のため､漁火を焚いて活性をあげる

夜の釣りに比べて､イカの活性がシビアな状況が多い｡

そこでイカが抱きやすいような軽さ(2段針よりは軽い)､

シェイプの小ささ(2段針よりは針が無い分小さく見える)､

を追及した１段針が適しているようです｡



ただし針が少ない分バラシやすさはデメリットとなります｡

使い手の努力で極力バラさないような手さばきに

上達さえすればイカの乗りがいい1段針は

最強かもしれませんね。




エギに関しては


2段針が主流のようですが､1段針のものもあります。

メリットはプラ角やスッテと同じように

軽さ､シェイプの小ささを出せる！ということです｡

サイトフィッシングをしている際に､上記メリットの重要性を

感じている方は多いかと思います。

当社品では､常夜灯や投光機下でヒイカ等を釣る

シチュエーション等で､多用される１．５号のエギで採用しています｡



こちらもバラシやすさはデメリットです｡

遠くへキャストし､沖からイカとやりとりをする機会が多い場合は

2段針の方がバラシも少なく､現在のエギング用のエギに

2段針が多いのはそういった理由からでしょう｡






【２段針】

全国的に見てもイカ針に関しては2段針のものが

多いです｡

船のイカ釣りのプラ角やスッテに関しては､



基本夜釣りで､漁火を焚き､活性の高いイカを集めて釣る

操業スタイルであるので

「イカはどんどん乗って来るもの」と前提にした場合､

仕掛け中にある複数のイカ針に同時にイカが付いた状況で

極力バラシを少なくするには･･･

の発想だとバラシの少ない2段針が標準装備となります｡


デメリットとしては１段針に比べると多少乗りが悪かったり､

オマツリがほどきにくかったりする傾向にありますが､

それをデメリットとしてとらえている方も少なく､

そのような状況も感じられる機会が少ないので

2段針が標準であると考えられます｡



エギに関しては

先にふれた通り､キャストし､沖からイカを掛けて

ひっぱってくる事を考えるとバラシの少ない2段針が

標準装備となっています｡




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針の段数1つ取ってもそれなりの由来や

メリット･デメリットがあります｡

本日はその紹介でした｡


次に道具を選ぶ時はそれらを考えてみてください！


by Ka-two










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