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▼ こんなに早く今シーズン初メッキ釣行 その結果は…
魚竹さん情報によりますと、今シーズンの湘南は既にメッキゲームが開幕したそうです!
毎年の湘南がそうですが、この時期は本来であればメッキには早すぎますし、青物の回遊も西湘方面に比べるともう一つ。鮃は釣れれば楽しいかもしれないけど深場に落ちる頃だし、釣れても夏場の鮃は身が痩せて旨味が少ないし。しかもくそ暑いので一日中釣りなんかしたら熱中症になりそうです。…そんなわけで、毎シーズンこの時期になるとサーフの釣りは敬遠し、ボートに乗っかってのんびり釣るか、家で大人しくしていた訳です。
しかし8月に入ると毎年恒例の超繁忙期がやって来ます。釣りをするなら今しかチャンスが無いのです。なので今朝、4:00amに起きて頑張って行ってきました。もちろん湘南サーフです。
4:30amには家を出て、途中コンビニに寄りながら5:30amには駐車場に到着。う~ん、この時間は涼しくて良いですねw
早速久しぶりのウェーダーを履き、タックルをセットして海岸へ向かう訳ですが、久しぶりのメッキゲーム、何か忘れ物をしているような気がしてバッグの中身を確認すると。スナップを忘れていました。慌てて引き返す私。一応もう一度忘れ物が無いか確認しますが、何となくまだ何か忘れているような…っで、海岸に着いたら手拭用のタオルを忘れていることに気付きました。今日は魚つかんだ手を拭いたタオルで顔を拭くことになりますorz
明け方の湘南の海。
残念ながら波が高いです。遠くに良く行く護岸が見えるのですが、まともに波を被っています。ちょっと怖くて行く気になれません。なのでいつもエントリーする浜辺近くの護岸で試してみることに。
時刻はちょうど6:00頃。こんなに朝早くからサーファーたちも波に乗っていました。今日は釣りよりもサーフィン日和かも。沖のブレイクで大きな波が立ち上がります。
普段はもう少し前の方に出て釣りをしているのですが、この日は迂闊に波打ち際に近寄ると波にさらわれそうなので自重。かなり引いた位置からの釣りになります。したがって7ft足らずのライトゲーム用ロッドではかなり難しい釣りになります。
最初に結んだルアーは、メッキシーズン最初はこれと決めているSMITH/D-CONTACT50。昨年釣りをしている最中に拾ったブルーピンクのカラーを第一投。
風は北の微風推定1m/s。非常に投げやすいです。メバルシーズンで使っていた細いラインをそのまま使っているため飛距離も相当に出ています。水色はやや濁り気味。荒れた海面ながら、時折水面に小魚が何かを捕食していると思しき波紋が見られて魚っ気はあります。しかしこの適度な荒れ具合と濁りは、青物と言うよりもシーバスに向いた状況です。泡が沖に向かって払い出し、カレントがはっきりしている箇所をまずはサーチのつもりでほとんどカウントダウンさせずに連続トウィッチで引いてきます。私の場合連続トウィッチと言ってもロッドの振り幅が大きく、常識的な連続トウィッチに比べるとかなりゆったりしていて、意識的にラインスラックを発生させています。そして飛距離の半分くらい引いたところで手首を抑え込む様な生命感を伴ったバイト!
鋭く合わせを入れるとヒットしました!何と第一投目でヒット!こいつはなかなかトルクのある泳ぎを見せます。メッキとは違うけど、小さめのショゴかな?と一瞬思いましたが、ちょっと青物のファイトとは違っています。底に向かって突っ込んだので、シモリに巻かれると一巻の終わりなのでロッドを立てて強引にいなすとジャンプしました。シーバスか!
ジャンプした姿を見る限り大したサイズではなさそうですが、非常に良いファイトをしてくれます。夏のシーバスって良く引くのか?波打ち際からかなり引いて釣っているので、護岸のエッジにPEラインが擦れたら一巻の終わり。なので強引に寄せきれません。相手を弱らせて、大人しくなったところで波の状態を確認しながら波打ち際に駆け込み、リーダーを掴んで抜き上げました。
今シーズンのメッキ最初のゲームはまたしてもヒラセイゴで幕開けとなりました^^;
何故か私の場合、メッキシーズンの初っ端はヒラセイゴになることが多いのです。体長は35㎝程度。はっきり言って小さいけれど、緩めに設定したドラグを何度も鳴かせて良いファイトをしてくれました。
海をバックにもう一枚。
心持大き目に見えます^^
それにしてもヒラスズキはギンピカで綺麗な魚ですねw
本命のメッキではないですが第一投目から釣れたことで、今日は爆釣になるのではないか?という予感は、大抵の場合ここ湘南ではあてになりません。その後は護岸の周辺を幅広くサーチをかけますがバイトを得られず…
相変わらずベイトっ気は感じるのですがバイトが無いということは、アクションが悪いのか?…そこで今度は終盤のメッキで多用するワンピッチジャークに変更。カウントも5程度取ってから、意識的にポーズを入れながら探ります。するとカツッ!という明らかに生命感を伴ったバイトが出始めました。しかしキスバイト。全くヒットに持ち込める気がしません。この魚は一体何なのか?この時点で想像していたのはダツでした。実際沖目でジャンプするダツの姿が何度か確認できました。この時のルアーの飛距離ならダツがバイトしてもおかしくありません。しかし普段なら闇雲に食ってくるダツがキスバイト?なんだか不思議です。
実釣開始1時間ほど経過しましたが、相変わらず波は高く釣り辛いです。
手前側のブレイクはこんな状態。酸素は豊富なので、海中の状態は悪くなさそう。
その後もじれったいキスバイトが頻発します。カラーローテーションしたり、ルアーをJackson/Pin tail tune 6に変更してみたりしますが状況は変わらず。そして再びD-COTACTのブルーピンクがセットされることになります。その数投目。
キャスト後5カウントほど沈めると、そのカウントダウン中に例のキスバイト発生。そこで軽くトウィッチを入れて再びフォールさせると、そこでじゃれ付くようなバイト!ラインスラックが出ていたので少々大合わせを食らわせると乗りました!こいつは先ほどよりももっとトルクのあるファイトで、一気に沖に向かって走ったと思ったら今度は手前に突っ込みつつ右に走りました。手前側はシモリがある上に護岸のエッジに擦れる恐れもあるので、ドラグを締めて強引に頭を左に向け、一度沖に走らせるためにもう一度ドラグを緩めます。思惑通り動いてくれた!
波は周期的に打ち寄せるので、それをやり過ごし静まるのを待ちます。そして波が収まったタイミングを見計らって勝負!一気に寄せて、波打ち際に駆け寄り抜き上げるつもり…だったのですが、何と一番手前のシモリにリーダーが絡まってます!
シーバスのサイズは50㎝足らず。普通のシーバスタックルだったら少々強引に捌いても抜き上げることが出来そうですが、何しろこっちはPE0.4号は良いとして、リーダーはフロロ0.6号。無理したら絶対にブレイクするので、ちょっと頑張ってシモリからリーダーをほどき、波が来ていないのを見計らってそのリーダーを掴んで抜き上げ、後ろに退避しようとしたその瞬間…
ブチッ!!!
○| ̄|_
シーバスはD-CONもろとも海にお帰りになりました(/_;)/~
シーバスには悪い事をした。もう一回り小さいシーバスなら獲れたろうに…推定45㎝前後のマルスズキでした。
その後いったん小休止。恐らくシーバスも回遊しているので、しばらくバイトは出ないだろう、と予想して私もおにぎりを食べる事に。それにしても暑いです。今日も日焼けを恐れてロンTを着ています。顔には真っ白になるくらい日焼け止めを塗り、ウエーダーの中は薄手のスウェット。本当はウエーダーの中はパンツ一丁になりたいところですが、昨年暑い日にやってみたら汗だくで大変なことになったので、スウェットは必須だと思います。しかしそのスウェットも既にびしょびしょになるほどに汗まみれ。不快極まりない状況。なかなか釣れないし、いっその事ウエーダーを脱いで昼寝でもしようかと思いましたが、週末からの繁忙期が始まったらしばらく釣りは出来ないので頑張ります。一度この護岸を離れてサーフをランガンすることに。
サーフは、当然波足が長いです。写真では分かりにくいですが、かなり急斜面になっていて、足元を波が洗うと引き込まれそうになります。
良く晴れたこの日、私だけでなく多くの釣り人が湘南に繰り出していました。特にキス釣りのオッチャンの数が凄い。朝の時間は10m間隔くらいで並んでいて、思うようにキャストが出来ません。ちょっと開けたところを見つけてはキャストしますが、魚からの反応はなく…どんどん歩いていたら、次の護岸まで到着してしまいました。せっかくなのでこの護岸も探索します。
この護岸は黒鯛氏が入っていました。他にも投げ釣り師が二人。この護岸には良く潮が当たっていて…と言うよりも潮が当たりすぎで手前側は白濁しています。濁りも少々。適度な濁りは歓迎ですが、少々底砂を巻き上げるような状態で、少なくとも青物向きの環境ではなさそう。護岸にも波が這い上がってきて、気を付けないと足元を掬われます。
先の黒鯛氏は一度ヒットさせました。竿の曲がり方からしてなかなかのサイズのようです。しばし観戦していましたが、不幸にも手前に沈んでいるシモリに巻かれたようで、しばし我慢比べになっていましたが、最後はブレイクしました。残念。
この護岸も全く反応が得られなかったので、再びサーフをランガンしつつ引き返し、シーバスながら反応があった最初の護岸へ向かいます。
どうやら今日は青物ではなくシーバスに切り替えた方が良さそうだと悟った私は、それならフォールで見せる事が出来るルアー…SMITH/AKM48のブルーピンクを使って第一投。着水後ちょっと長めに7カウントほどさせると、最初のフォールでいきなりキスバイトが出ました。トウィッチを入れると…いきなりガツン!というヒット”!しかしこいつは…ぐるぐる円を描いて首振りながら大暴れ!ここに来てダツがヒットしてしまいました!ラインを緩めると闇雲に首を振ってその細長いくちばしがリーダーに絡みつくので、ロッドを立てて強引に頭を上に向けると、そこでジャンプしてフックアウトしてくれました。ルアーも無事。良かった。しかし、このダツのおかげでリーダーは案の定ガサガサ。リーダーを入れ替える羽目になりました。
波は下げ潮に変わってから少々穏やかになりましたが、相変わらず沖のブレイクはこんな状態。サーファー天国です^^
8:00を過ぎて気温も一気に上昇しました。何度タオルで拭っても額からの汗が止まりません。サングラスが汗で濡れます。ペットボトルの麦茶は500mlがあっという間になくなりました。この日は午前中で引き上げるつもりだったので1ℓ分しか持って行きませんでしたが、真夏に丸一日釣りをするなら少なくとも2ℓ分の水は必要ですね。それだけで大変な荷物です^^;
この時間になって風向きが南風に変わります。推定2~3m/s。微風ですが、向かい風になって飛距離を出すのに苦労します。
その後も良い反応は得られなかったので、暑くなってきたし9:00には引き上げようと考え始めたその時でした。ワンピッチジャークで引いてきたAKM48を途中で再び意識的にフォールさせた瞬間にカツッ!というかすかなバイト!鋭くフッキング!ヒットしました!恐らく最初に釣った魚と同じくらいのサイズ。こいつもなかなか良いファイトします。幸い波が落ち着いてきたので、頃合いを見計らって波打ち際に駆け寄ってピックアップ…しようとした瞬間にラインが緩み、その瞬間にフックアウト。
○| ̄|_
相変わらず詰めの甘い私です。
何となく魚っ気が感じられるようになってきました。ちょっと気合を入れます。どうやらこの日のパターンは明らかにフォールであることが分かっていたので、キャスト後のフォールに集中。そしてルアーを動かしすぎず、ワンピッチジャークを3回繰り返し再びフォール。ジャーク後のラインスラックが出たところで今度はクッ!という咥え込む様なバイト!大きく合わせるとヒット!
こいつは今までの魚に比べると桁違いの引き方で、恐らく50㎝オーバー。これはちょっと獲るのは難しいか?と思ったら、いつの間にか後ろにギャラリーが!餌釣のオッチャン二人とお散歩に来たご近所さんらしき方二人!ヤベえ!ここでばらしたら恥ずかしい!そんなわけで慎重にファイト。
無理すると護岸のエッジにラインが擦れて一巻の終わりなので、相手が疲れるまで走らせて、持久戦に持ち込むつもりでした。思惑通り、相手は寄せては緩めに設定したドラグを鳴かせて何度も沖に向かって走ります。先ほどの魚と違って横に走らないのではるかに扱いやすい。そして疲れたのか、抵抗せずに寄ってくるようになりました。波も今は穏やか。チャンスです。さてフィッシュグリップ…しもた!暑いのでバッグを置いて釣りしていたのだった!バッグまで後ずさったら確実にラインが護岸のエッジに擦れる。仕方がない、ハンドランディングしよう!と覚悟を決め、波打ち際に近づいたその時、突然相手はジャンプ!すっ飛ばされるAKM48!
○| ̄|_
ギャラリーのため息が悲しいorz
その後、もう一度チャンスが来ないかと粘りましたが、その後一切の反応が無くなりました。
これ以上粘ると熱中症で倒れそうなので10:00撤収。
ああ夏の空だな…
駐車場でウェーダーを脱ぐと、中身は風呂にでも入ったかのような状態でした。人間ってこんなに汗をかくものなんだなと我ながら感心。
替えのパンツを忘れてきたので、帰りはノーパン+短パンになってしまいましたorz
結局釣果は朝一のヒラセイゴ一尾だけでした。メッキシーズン最速記録はなりませんでした^^;
しかし、やはり外に出て旨い空気を吸うのは気持ちが良いですね。獲れはしませんでしたが、シーバスとの楽しいファイトが堪能出来て満足です。
これから繁忙期に入るため、恐らく今後、10月の半ば頃まで釣りが出来なくなると思います。しばらくの間は皆さんの釣行記を読んで癒されます^^
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :SUNLINE/Small Game PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/AKM48
Jackson/Pin tail tune 6
【本日のラーメン情報】
今回はラーメンを食っている時間が無かったのですが、実は昨日、仕事で東村山を訪れた際に、世にも珍しいラーメンを発見しました!湘南ネタじゃなくてすみません^^;
東村山駅近くの『らーめん本舗 まるみ』の「黒ソースつけ麺 (820円)」です。
一見普通のつけ麺のようです。恐らくつけ汁のベースは鶏ガラか豚ガラなどの動物系出汁と鰹節を中心とした魚介系出汁が合わされたもの。特に魚介系出汁の濃度が高く、普通なら和風のつけ麺に感じられそうなところなのですが、つけ汁を飲んでみて驚き。カエシがソースなんです!
ウターソースのような、少々酸味と辛味の効いたソース。つまりソース焼きそばがつけ麺になってしまったようなイメージ。カエシがソース…単純だけどこの発想は持てなかった!
一瞬際物をイメージしましたが、意外にも普通に美味しいです。やはりしっかり出汁が摂られているからでしょう。
麺は太縮れ麺。加水率は高めですが、しっかりとつけ汁を持ち上げます。このつけ汁に良く合っています。
チャーシューも立派なもの。大判で厚みもあり、柔らかいが適度な歯ごたえを残していて私の好きなタイプでした。味付けが控えめなのも好印象。麺量は推定200g位。ちょっとCP面は悪いですね。
この「黒ソースつけ麺」は、東村山市のブランドに認定されているようです。
きっと他のラーメン・つけ麺も旨い店だと思います。でもこの店で食べるなら、やっぱりこの「黒ソースつけ麺」をお勧めします!
【店データ】
『ラーメン本舗 まるみ』
住所:東京都東村山市本町2-16-31
電話:042-395-5093
定休:月曜日
時間:11:30~14:30 17:00~21:00(日祝昼の部は~15:30)
毎年の湘南がそうですが、この時期は本来であればメッキには早すぎますし、青物の回遊も西湘方面に比べるともう一つ。鮃は釣れれば楽しいかもしれないけど深場に落ちる頃だし、釣れても夏場の鮃は身が痩せて旨味が少ないし。しかもくそ暑いので一日中釣りなんかしたら熱中症になりそうです。…そんなわけで、毎シーズンこの時期になるとサーフの釣りは敬遠し、ボートに乗っかってのんびり釣るか、家で大人しくしていた訳です。
しかし8月に入ると毎年恒例の超繁忙期がやって来ます。釣りをするなら今しかチャンスが無いのです。なので今朝、4:00amに起きて頑張って行ってきました。もちろん湘南サーフです。
4:30amには家を出て、途中コンビニに寄りながら5:30amには駐車場に到着。う~ん、この時間は涼しくて良いですねw
早速久しぶりのウェーダーを履き、タックルをセットして海岸へ向かう訳ですが、久しぶりのメッキゲーム、何か忘れ物をしているような気がしてバッグの中身を確認すると。スナップを忘れていました。慌てて引き返す私。一応もう一度忘れ物が無いか確認しますが、何となくまだ何か忘れているような…っで、海岸に着いたら手拭用のタオルを忘れていることに気付きました。今日は魚つかんだ手を拭いたタオルで顔を拭くことになりますorz
明け方の湘南の海。
残念ながら波が高いです。遠くに良く行く護岸が見えるのですが、まともに波を被っています。ちょっと怖くて行く気になれません。なのでいつもエントリーする浜辺近くの護岸で試してみることに。
時刻はちょうど6:00頃。こんなに朝早くからサーファーたちも波に乗っていました。今日は釣りよりもサーフィン日和かも。沖のブレイクで大きな波が立ち上がります。
普段はもう少し前の方に出て釣りをしているのですが、この日は迂闊に波打ち際に近寄ると波にさらわれそうなので自重。かなり引いた位置からの釣りになります。したがって7ft足らずのライトゲーム用ロッドではかなり難しい釣りになります。
最初に結んだルアーは、メッキシーズン最初はこれと決めているSMITH/D-CONTACT50。昨年釣りをしている最中に拾ったブルーピンクのカラーを第一投。
風は北の微風推定1m/s。非常に投げやすいです。メバルシーズンで使っていた細いラインをそのまま使っているため飛距離も相当に出ています。水色はやや濁り気味。荒れた海面ながら、時折水面に小魚が何かを捕食していると思しき波紋が見られて魚っ気はあります。しかしこの適度な荒れ具合と濁りは、青物と言うよりもシーバスに向いた状況です。泡が沖に向かって払い出し、カレントがはっきりしている箇所をまずはサーチのつもりでほとんどカウントダウンさせずに連続トウィッチで引いてきます。私の場合連続トウィッチと言ってもロッドの振り幅が大きく、常識的な連続トウィッチに比べるとかなりゆったりしていて、意識的にラインスラックを発生させています。そして飛距離の半分くらい引いたところで手首を抑え込む様な生命感を伴ったバイト!
鋭く合わせを入れるとヒットしました!何と第一投目でヒット!こいつはなかなかトルクのある泳ぎを見せます。メッキとは違うけど、小さめのショゴかな?と一瞬思いましたが、ちょっと青物のファイトとは違っています。底に向かって突っ込んだので、シモリに巻かれると一巻の終わりなのでロッドを立てて強引にいなすとジャンプしました。シーバスか!
ジャンプした姿を見る限り大したサイズではなさそうですが、非常に良いファイトをしてくれます。夏のシーバスって良く引くのか?波打ち際からかなり引いて釣っているので、護岸のエッジにPEラインが擦れたら一巻の終わり。なので強引に寄せきれません。相手を弱らせて、大人しくなったところで波の状態を確認しながら波打ち際に駆け込み、リーダーを掴んで抜き上げました。
今シーズンのメッキ最初のゲームはまたしてもヒラセイゴで幕開けとなりました^^;
何故か私の場合、メッキシーズンの初っ端はヒラセイゴになることが多いのです。体長は35㎝程度。はっきり言って小さいけれど、緩めに設定したドラグを何度も鳴かせて良いファイトをしてくれました。
海をバックにもう一枚。
心持大き目に見えます^^
それにしてもヒラスズキはギンピカで綺麗な魚ですねw
本命のメッキではないですが第一投目から釣れたことで、今日は爆釣になるのではないか?という予感は、大抵の場合ここ湘南ではあてになりません。その後は護岸の周辺を幅広くサーチをかけますがバイトを得られず…
相変わらずベイトっ気は感じるのですがバイトが無いということは、アクションが悪いのか?…そこで今度は終盤のメッキで多用するワンピッチジャークに変更。カウントも5程度取ってから、意識的にポーズを入れながら探ります。するとカツッ!という明らかに生命感を伴ったバイトが出始めました。しかしキスバイト。全くヒットに持ち込める気がしません。この魚は一体何なのか?この時点で想像していたのはダツでした。実際沖目でジャンプするダツの姿が何度か確認できました。この時のルアーの飛距離ならダツがバイトしてもおかしくありません。しかし普段なら闇雲に食ってくるダツがキスバイト?なんだか不思議です。
実釣開始1時間ほど経過しましたが、相変わらず波は高く釣り辛いです。
手前側のブレイクはこんな状態。酸素は豊富なので、海中の状態は悪くなさそう。
その後もじれったいキスバイトが頻発します。カラーローテーションしたり、ルアーをJackson/Pin tail tune 6に変更してみたりしますが状況は変わらず。そして再びD-COTACTのブルーピンクがセットされることになります。その数投目。
キャスト後5カウントほど沈めると、そのカウントダウン中に例のキスバイト発生。そこで軽くトウィッチを入れて再びフォールさせると、そこでじゃれ付くようなバイト!ラインスラックが出ていたので少々大合わせを食らわせると乗りました!こいつは先ほどよりももっとトルクのあるファイトで、一気に沖に向かって走ったと思ったら今度は手前に突っ込みつつ右に走りました。手前側はシモリがある上に護岸のエッジに擦れる恐れもあるので、ドラグを締めて強引に頭を左に向け、一度沖に走らせるためにもう一度ドラグを緩めます。思惑通り動いてくれた!
波は周期的に打ち寄せるので、それをやり過ごし静まるのを待ちます。そして波が収まったタイミングを見計らって勝負!一気に寄せて、波打ち際に駆け寄り抜き上げるつもり…だったのですが、何と一番手前のシモリにリーダーが絡まってます!
シーバスのサイズは50㎝足らず。普通のシーバスタックルだったら少々強引に捌いても抜き上げることが出来そうですが、何しろこっちはPE0.4号は良いとして、リーダーはフロロ0.6号。無理したら絶対にブレイクするので、ちょっと頑張ってシモリからリーダーをほどき、波が来ていないのを見計らってそのリーダーを掴んで抜き上げ、後ろに退避しようとしたその瞬間…
ブチッ!!!
○| ̄|_
シーバスはD-CONもろとも海にお帰りになりました(/_;)/~
シーバスには悪い事をした。もう一回り小さいシーバスなら獲れたろうに…推定45㎝前後のマルスズキでした。
その後いったん小休止。恐らくシーバスも回遊しているので、しばらくバイトは出ないだろう、と予想して私もおにぎりを食べる事に。それにしても暑いです。今日も日焼けを恐れてロンTを着ています。顔には真っ白になるくらい日焼け止めを塗り、ウエーダーの中は薄手のスウェット。本当はウエーダーの中はパンツ一丁になりたいところですが、昨年暑い日にやってみたら汗だくで大変なことになったので、スウェットは必須だと思います。しかしそのスウェットも既にびしょびしょになるほどに汗まみれ。不快極まりない状況。なかなか釣れないし、いっその事ウエーダーを脱いで昼寝でもしようかと思いましたが、週末からの繁忙期が始まったらしばらく釣りは出来ないので頑張ります。一度この護岸を離れてサーフをランガンすることに。
サーフは、当然波足が長いです。写真では分かりにくいですが、かなり急斜面になっていて、足元を波が洗うと引き込まれそうになります。
良く晴れたこの日、私だけでなく多くの釣り人が湘南に繰り出していました。特にキス釣りのオッチャンの数が凄い。朝の時間は10m間隔くらいで並んでいて、思うようにキャストが出来ません。ちょっと開けたところを見つけてはキャストしますが、魚からの反応はなく…どんどん歩いていたら、次の護岸まで到着してしまいました。せっかくなのでこの護岸も探索します。
この護岸は黒鯛氏が入っていました。他にも投げ釣り師が二人。この護岸には良く潮が当たっていて…と言うよりも潮が当たりすぎで手前側は白濁しています。濁りも少々。適度な濁りは歓迎ですが、少々底砂を巻き上げるような状態で、少なくとも青物向きの環境ではなさそう。護岸にも波が這い上がってきて、気を付けないと足元を掬われます。
先の黒鯛氏は一度ヒットさせました。竿の曲がり方からしてなかなかのサイズのようです。しばし観戦していましたが、不幸にも手前に沈んでいるシモリに巻かれたようで、しばし我慢比べになっていましたが、最後はブレイクしました。残念。
この護岸も全く反応が得られなかったので、再びサーフをランガンしつつ引き返し、シーバスながら反応があった最初の護岸へ向かいます。
どうやら今日は青物ではなくシーバスに切り替えた方が良さそうだと悟った私は、それならフォールで見せる事が出来るルアー…SMITH/AKM48のブルーピンクを使って第一投。着水後ちょっと長めに7カウントほどさせると、最初のフォールでいきなりキスバイトが出ました。トウィッチを入れると…いきなりガツン!というヒット”!しかしこいつは…ぐるぐる円を描いて首振りながら大暴れ!ここに来てダツがヒットしてしまいました!ラインを緩めると闇雲に首を振ってその細長いくちばしがリーダーに絡みつくので、ロッドを立てて強引に頭を上に向けると、そこでジャンプしてフックアウトしてくれました。ルアーも無事。良かった。しかし、このダツのおかげでリーダーは案の定ガサガサ。リーダーを入れ替える羽目になりました。
波は下げ潮に変わってから少々穏やかになりましたが、相変わらず沖のブレイクはこんな状態。サーファー天国です^^
8:00を過ぎて気温も一気に上昇しました。何度タオルで拭っても額からの汗が止まりません。サングラスが汗で濡れます。ペットボトルの麦茶は500mlがあっという間になくなりました。この日は午前中で引き上げるつもりだったので1ℓ分しか持って行きませんでしたが、真夏に丸一日釣りをするなら少なくとも2ℓ分の水は必要ですね。それだけで大変な荷物です^^;
この時間になって風向きが南風に変わります。推定2~3m/s。微風ですが、向かい風になって飛距離を出すのに苦労します。
その後も良い反応は得られなかったので、暑くなってきたし9:00には引き上げようと考え始めたその時でした。ワンピッチジャークで引いてきたAKM48を途中で再び意識的にフォールさせた瞬間にカツッ!というかすかなバイト!鋭くフッキング!ヒットしました!恐らく最初に釣った魚と同じくらいのサイズ。こいつもなかなか良いファイトします。幸い波が落ち着いてきたので、頃合いを見計らって波打ち際に駆け寄ってピックアップ…しようとした瞬間にラインが緩み、その瞬間にフックアウト。
○| ̄|_
相変わらず詰めの甘い私です。
何となく魚っ気が感じられるようになってきました。ちょっと気合を入れます。どうやらこの日のパターンは明らかにフォールであることが分かっていたので、キャスト後のフォールに集中。そしてルアーを動かしすぎず、ワンピッチジャークを3回繰り返し再びフォール。ジャーク後のラインスラックが出たところで今度はクッ!という咥え込む様なバイト!大きく合わせるとヒット!
こいつは今までの魚に比べると桁違いの引き方で、恐らく50㎝オーバー。これはちょっと獲るのは難しいか?と思ったら、いつの間にか後ろにギャラリーが!餌釣のオッチャン二人とお散歩に来たご近所さんらしき方二人!ヤベえ!ここでばらしたら恥ずかしい!そんなわけで慎重にファイト。
無理すると護岸のエッジにラインが擦れて一巻の終わりなので、相手が疲れるまで走らせて、持久戦に持ち込むつもりでした。思惑通り、相手は寄せては緩めに設定したドラグを鳴かせて何度も沖に向かって走ります。先ほどの魚と違って横に走らないのではるかに扱いやすい。そして疲れたのか、抵抗せずに寄ってくるようになりました。波も今は穏やか。チャンスです。さてフィッシュグリップ…しもた!暑いのでバッグを置いて釣りしていたのだった!バッグまで後ずさったら確実にラインが護岸のエッジに擦れる。仕方がない、ハンドランディングしよう!と覚悟を決め、波打ち際に近づいたその時、突然相手はジャンプ!すっ飛ばされるAKM48!
○| ̄|_
ギャラリーのため息が悲しいorz
その後、もう一度チャンスが来ないかと粘りましたが、その後一切の反応が無くなりました。
これ以上粘ると熱中症で倒れそうなので10:00撤収。
ああ夏の空だな…
駐車場でウェーダーを脱ぐと、中身は風呂にでも入ったかのような状態でした。人間ってこんなに汗をかくものなんだなと我ながら感心。
替えのパンツを忘れてきたので、帰りはノーパン+短パンになってしまいましたorz
結局釣果は朝一のヒラセイゴ一尾だけでした。メッキシーズン最速記録はなりませんでした^^;
しかし、やはり外に出て旨い空気を吸うのは気持ちが良いですね。獲れはしませんでしたが、シーバスとの楽しいファイトが堪能出来て満足です。
これから繁忙期に入るため、恐らく今後、10月の半ば頃まで釣りが出来なくなると思います。しばらくの間は皆さんの釣行記を読んで癒されます^^
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :SUNLINE/Small Game PE#0.4
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/AKM48
Jackson/Pin tail tune 6
【本日のラーメン情報】
今回はラーメンを食っている時間が無かったのですが、実は昨日、仕事で東村山を訪れた際に、世にも珍しいラーメンを発見しました!湘南ネタじゃなくてすみません^^;
東村山駅近くの『らーめん本舗 まるみ』の「黒ソースつけ麺 (820円)」です。
一見普通のつけ麺のようです。恐らくつけ汁のベースは鶏ガラか豚ガラなどの動物系出汁と鰹節を中心とした魚介系出汁が合わされたもの。特に魚介系出汁の濃度が高く、普通なら和風のつけ麺に感じられそうなところなのですが、つけ汁を飲んでみて驚き。カエシがソースなんです!
ウターソースのような、少々酸味と辛味の効いたソース。つまりソース焼きそばがつけ麺になってしまったようなイメージ。カエシがソース…単純だけどこの発想は持てなかった!
一瞬際物をイメージしましたが、意外にも普通に美味しいです。やはりしっかり出汁が摂られているからでしょう。
麺は太縮れ麺。加水率は高めですが、しっかりとつけ汁を持ち上げます。このつけ汁に良く合っています。
チャーシューも立派なもの。大判で厚みもあり、柔らかいが適度な歯ごたえを残していて私の好きなタイプでした。味付けが控えめなのも好印象。麺量は推定200g位。ちょっとCP面は悪いですね。
この「黒ソースつけ麺」は、東村山市のブランドに認定されているようです。
きっと他のラーメン・つけ麺も旨い店だと思います。でもこの店で食べるなら、やっぱりこの「黒ソースつけ麺」をお勧めします!
【店データ】
『ラーメン本舗 まるみ』
住所:東京都東村山市本町2-16-31
電話:042-395-5093
定休:月曜日
時間:11:30~14:30 17:00~21:00(日祝昼の部は~15:30)
- 2014年7月31日
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