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▼ 大荒れのご褒美…の湘南メッキ
師走です。しかし何だか知らないけどあまり年末という実感がなかったのです。でも先日横浜で飲み会がありまして…
ライトアップがクリスマスモードになっていた。
ここ、メバルが釣れそうだな~…とつぶやいたら、「あんたここで釣りするつもりなの!?」と、仕事仲間にドン引きされた…
この風景には流石に年の瀬を感じた。
それにしてもしかしです!今年後半の私の釣果はあまりにもあんまりでしたorz
毎年夏の繁忙期から復帰したら、メッキを数釣ってその年を締めくくるのだけを楽しみに生きているようなものです。それが、ここまでの累計何と9尾orz
そもそも天候にも泣かされました。釣りに行ける段取りが整うと海は大荒れ。しかもホームの海岸線は台風の影響か、砂が溜まってブレイクが中途半端に近くなり、ちょっとしたうねりで凄い波が立ち上がるようになってしまいました。こうなると釣れる気がしなくなって釣り方が雑になります…ますます釣れない…負のスパイラルです。
本当はどうしてもホームで良い釣りをして締めくくりたかったのですが、ちょっと諦めかけていました。そろそろメバルの準備を始めようか…と。
しかし先日、明け方に鼻炎でくしゃみが出て目が覚め、時計を見ると4:45am そのまま目が冴えてしまったので急遽釣りに行く気になってしまったのです。何も考えていませんでした。なので今回メッキを釣ってみて、もし結果が出なかったら今シーズンのメッキは終了としよう。そう決めて出かけました。
良い天気です。見事な日の出でした。
しかし寒い!流石に師走ともなりますと、明け方は足元から冷え込みますね。車のフロントガラスが凍っていましたよ^^;
あまり物事を考えずに来てしまいましたが、よく考えたら大型の低気圧が通過したばかりで各地で大荒れという予報でしたが…湘南も思い切り荒れてますorz
到底サーフでは釣りになりそうにないので、最初から比較的波を被りにくい護岸で釣ることにします。そこまで歩いていくと…おおっ!湘南の達人集の一人Mさんが釣ってますよ!お久しぶりです!
お話を伺うと…案の定渋いそうです^^;しかしそれは想定済み。むしろ釣れないのが基本の今シーズンなので、全く驚きません。清々しく釣りを開始します。
ところが本当に釣れないんですorz
時折コツッ!という極めて小さなバイトが出るのですが、全くヒットに持ち込める気がしません。それほど繊細な当たり方なのです。そうこうしているうちにMさんはクサフグを釣り上げました。メタルジグのフックをしっかり口で食っています。何という貪欲なやつなんでしょうか。
この日の私は、最初はミノーからスタートしました。しかし全く当たらないので、次にメタルバイブレーションを選択しました。群れが溜まっている場所を発見して連日爆釣となった数年前、確実に魚を引っ張り出したファイナルウェポンです。すると時折繊細なアタリが出るようになりました。しかしヒットに持ち込むことができません。
最終的に選択したのはメタルジグでした。自家製のカブラを付けて、ジャーク&フォール中心に釣ります。しかしやはりバイトは出てもヒットに至らず…私のバイトもクサフグなのでしょう。メッキのように引ったくるような当たりでななく、かじりに来ているような感覚なのです。
すっかり釣れる気がしなくなった私たち。朝飯のサンドイッチを食ったら何だか眠くなってきました。このままでは確実に寝てしまうので、ちょっと沖の荒れ狂う波などを観察してみます。
沖はこんな状態。当然私たちの足元にもガンガン波が打ち付けるわけで、かなり引いた位置でないと釣りになりません。幸い風はそれほど強くないのでキャストはできます。今シーズンはベタ凪の日には全く結果が出なかったので、むしろ荒れた日の方が釣れるのではないかと半分期待していたのですが、そうは甘くないですね。
そしてしばらくすると、Mさんの電話に湘南のメッキ王の異名を取るAさんから連絡が!しばらくしたらこちらに来るそうです。Aさんと会うのも久しぶり^^
そのAさんを待つ間、かなり適当な釣りをしていました。Mさんは半分やる気を失ったみたいで座り込みます。でもやらなきゃ釣れないんだよね、と、再び釣り始めますがどことなく適当。ところがそんなMさんに、出し抜けに釣れました!あまりにも釣れないので足元でボトムバンピングみたいな真似をしたら釣れたそうです^^;小さいけど一尾は一尾。
Mさんが釣ったことで、一応魚が居ることが分かりました。しかし釣るためのメソッドはさっぱり見当がつきません。ミノー、メタルバイブ、メタルジグのローテーションを何度か繰り返していましたが、結局今までの経験上釣れたメソッドを順次繰り出して行くしかないのです。
この時私はメタルジグを使っていて、海に向かってやや右手にキャストしていました。流れがゆっくりですが右から左に効いていて、回収時にはやや左手から戻ってきます。その流れに乗せるイメージでジグを縦に大きめに3回くらいジャークしてテンションフォール。着底したら再びジャーク…この繰り返し。良い時はフォール中にコツコツという繊細なバイトが出ます。既にこの作業を何度繰り返したか分かりません。今回投げたジグももうすぐ手前まで戻っています。最後のジャークのつもりでちょっと小さめにロッドを煽り、テンションフォールを入れた時でした。ツツッ!という明らかに生命感を伴ったバイト!そのままロッドを煽るとヒット!大きくはなさそうだけど、キビキビとしたこのファイトは間違いなくメッキ!
やっと出ましたメッキです!オニヒラアジのようですね^^
体長推定15cm足らず。しかし一尾は一尾。王道のメソッドで釣れたので本当に嬉しい。メタルジグでの釣りでは、このように誘って、繊細なバイトを掛けに行って獲った時が一番満足度が高いです^^
要領としては、エギングをイメージして頂ければ一番だと思います。小さなエギを操作しているイメージで、ジャークを数回入れてテンションフォール。これの繰り返し。フォール中についばむようなバイトが出ますので、そこで確実に合わせを入れればヒットします。アジングほどの繊細さはないので、慣れれば誰でも分かるようになると思います。
その後再び海は沈黙。今シーズンの湘南は連発がありません。数少ないバイトを確実に拾っていくしかないのです。
そうこうしているうちにAさん登場!本当にお久しぶりです。わざわざ飲み物と肉まんの差し入れをしてくださいました。ありがとうございます^^
皆で肉まんを食いつつしばし談笑。皆さんのお話を伺うと、やはり今シーズンは渋いみたいですね。私だけじゃなかったんだ!ちょっとホッとします^^;
しかし、時折数が釣れる日があったそうです。それは凪の日ではなく、むしろ少々荒れ気味の日なのだそうです。なのでこの日もちょっと期待したそうですが、いくらなんでも荒れすぎみたいですね…流石に厳しいか…
ところが、そこは湘南のメッキ王、周辺を何度か移動しつつ、ついにヒットさせました!20cm程度ですが、立派なメッキです!このあたりは流石!
Aさんは流れがより強く感じられる箇所を狙って獲ったみたいです。荒れていてもやはりそこがポイントになるんだ…私も真似してできるだけ流れが強い箇所の上流側に投げ込み、大きくジャークしてから波で翻弄されないようにロッドを寝かせてテンションフォール。するとフォールに入った瞬間にバイト!
これもオニヒラアジのようです。この魚も先ほどとほぼ同じ大きさ^^;
今シーズンのメッキは成長していないのでしょうか?大型のメッキが全然釣れませんね…
しかしです!今シーズン、複数尾のメッキを釣ったのは今回で2回目となりました!いやいやこんなことで喜んでいてはいけないのですが…ここまで長かったです^^;
イレギュラーな早起きは暖かくなってくるとただでさえ眠気を誘う上、その後も釣れませんorz
そんなわけで、14:30頃終了。
今回も褒められた釣果ではありませんが、とりあえず魚の顔が見られて満足です。
釣れなかったら今シーズンのメッキは終了にする予定でしたが、なんとか結果が出たのでもう少しだけ、湘南メッキを追いかけてみようと思います。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACT-Ⅱ50
SMITH/AKM48
SHIMANO/Soare metal vibe OV-50S
Metal-jig 5~10g
ライトアップがクリスマスモードになっていた。
ここ、メバルが釣れそうだな~…とつぶやいたら、「あんたここで釣りするつもりなの!?」と、仕事仲間にドン引きされた…
この風景には流石に年の瀬を感じた。
それにしてもしかしです!今年後半の私の釣果はあまりにもあんまりでしたorz
毎年夏の繁忙期から復帰したら、メッキを数釣ってその年を締めくくるのだけを楽しみに生きているようなものです。それが、ここまでの累計何と9尾orz
そもそも天候にも泣かされました。釣りに行ける段取りが整うと海は大荒れ。しかもホームの海岸線は台風の影響か、砂が溜まってブレイクが中途半端に近くなり、ちょっとしたうねりで凄い波が立ち上がるようになってしまいました。こうなると釣れる気がしなくなって釣り方が雑になります…ますます釣れない…負のスパイラルです。
本当はどうしてもホームで良い釣りをして締めくくりたかったのですが、ちょっと諦めかけていました。そろそろメバルの準備を始めようか…と。
しかし先日、明け方に鼻炎でくしゃみが出て目が覚め、時計を見ると4:45am そのまま目が冴えてしまったので急遽釣りに行く気になってしまったのです。何も考えていませんでした。なので今回メッキを釣ってみて、もし結果が出なかったら今シーズンのメッキは終了としよう。そう決めて出かけました。
良い天気です。見事な日の出でした。
しかし寒い!流石に師走ともなりますと、明け方は足元から冷え込みますね。車のフロントガラスが凍っていましたよ^^;
あまり物事を考えずに来てしまいましたが、よく考えたら大型の低気圧が通過したばかりで各地で大荒れという予報でしたが…湘南も思い切り荒れてますorz
到底サーフでは釣りになりそうにないので、最初から比較的波を被りにくい護岸で釣ることにします。そこまで歩いていくと…おおっ!湘南の達人集の一人Mさんが釣ってますよ!お久しぶりです!
お話を伺うと…案の定渋いそうです^^;しかしそれは想定済み。むしろ釣れないのが基本の今シーズンなので、全く驚きません。清々しく釣りを開始します。
ところが本当に釣れないんですorz
時折コツッ!という極めて小さなバイトが出るのですが、全くヒットに持ち込める気がしません。それほど繊細な当たり方なのです。そうこうしているうちにMさんはクサフグを釣り上げました。メタルジグのフックをしっかり口で食っています。何という貪欲なやつなんでしょうか。
この日の私は、最初はミノーからスタートしました。しかし全く当たらないので、次にメタルバイブレーションを選択しました。群れが溜まっている場所を発見して連日爆釣となった数年前、確実に魚を引っ張り出したファイナルウェポンです。すると時折繊細なアタリが出るようになりました。しかしヒットに持ち込むことができません。
最終的に選択したのはメタルジグでした。自家製のカブラを付けて、ジャーク&フォール中心に釣ります。しかしやはりバイトは出てもヒットに至らず…私のバイトもクサフグなのでしょう。メッキのように引ったくるような当たりでななく、かじりに来ているような感覚なのです。
すっかり釣れる気がしなくなった私たち。朝飯のサンドイッチを食ったら何だか眠くなってきました。このままでは確実に寝てしまうので、ちょっと沖の荒れ狂う波などを観察してみます。
沖はこんな状態。当然私たちの足元にもガンガン波が打ち付けるわけで、かなり引いた位置でないと釣りになりません。幸い風はそれほど強くないのでキャストはできます。今シーズンはベタ凪の日には全く結果が出なかったので、むしろ荒れた日の方が釣れるのではないかと半分期待していたのですが、そうは甘くないですね。
そしてしばらくすると、Mさんの電話に湘南のメッキ王の異名を取るAさんから連絡が!しばらくしたらこちらに来るそうです。Aさんと会うのも久しぶり^^
そのAさんを待つ間、かなり適当な釣りをしていました。Mさんは半分やる気を失ったみたいで座り込みます。でもやらなきゃ釣れないんだよね、と、再び釣り始めますがどことなく適当。ところがそんなMさんに、出し抜けに釣れました!あまりにも釣れないので足元でボトムバンピングみたいな真似をしたら釣れたそうです^^;小さいけど一尾は一尾。
Mさんが釣ったことで、一応魚が居ることが分かりました。しかし釣るためのメソッドはさっぱり見当がつきません。ミノー、メタルバイブ、メタルジグのローテーションを何度か繰り返していましたが、結局今までの経験上釣れたメソッドを順次繰り出して行くしかないのです。
この時私はメタルジグを使っていて、海に向かってやや右手にキャストしていました。流れがゆっくりですが右から左に効いていて、回収時にはやや左手から戻ってきます。その流れに乗せるイメージでジグを縦に大きめに3回くらいジャークしてテンションフォール。着底したら再びジャーク…この繰り返し。良い時はフォール中にコツコツという繊細なバイトが出ます。既にこの作業を何度繰り返したか分かりません。今回投げたジグももうすぐ手前まで戻っています。最後のジャークのつもりでちょっと小さめにロッドを煽り、テンションフォールを入れた時でした。ツツッ!という明らかに生命感を伴ったバイト!そのままロッドを煽るとヒット!大きくはなさそうだけど、キビキビとしたこのファイトは間違いなくメッキ!
やっと出ましたメッキです!オニヒラアジのようですね^^
体長推定15cm足らず。しかし一尾は一尾。王道のメソッドで釣れたので本当に嬉しい。メタルジグでの釣りでは、このように誘って、繊細なバイトを掛けに行って獲った時が一番満足度が高いです^^
要領としては、エギングをイメージして頂ければ一番だと思います。小さなエギを操作しているイメージで、ジャークを数回入れてテンションフォール。これの繰り返し。フォール中についばむようなバイトが出ますので、そこで確実に合わせを入れればヒットします。アジングほどの繊細さはないので、慣れれば誰でも分かるようになると思います。
その後再び海は沈黙。今シーズンの湘南は連発がありません。数少ないバイトを確実に拾っていくしかないのです。
そうこうしているうちにAさん登場!本当にお久しぶりです。わざわざ飲み物と肉まんの差し入れをしてくださいました。ありがとうございます^^
皆で肉まんを食いつつしばし談笑。皆さんのお話を伺うと、やはり今シーズンは渋いみたいですね。私だけじゃなかったんだ!ちょっとホッとします^^;
しかし、時折数が釣れる日があったそうです。それは凪の日ではなく、むしろ少々荒れ気味の日なのだそうです。なのでこの日もちょっと期待したそうですが、いくらなんでも荒れすぎみたいですね…流石に厳しいか…
ところが、そこは湘南のメッキ王、周辺を何度か移動しつつ、ついにヒットさせました!20cm程度ですが、立派なメッキです!このあたりは流石!
Aさんは流れがより強く感じられる箇所を狙って獲ったみたいです。荒れていてもやはりそこがポイントになるんだ…私も真似してできるだけ流れが強い箇所の上流側に投げ込み、大きくジャークしてから波で翻弄されないようにロッドを寝かせてテンションフォール。するとフォールに入った瞬間にバイト!
これもオニヒラアジのようです。この魚も先ほどとほぼ同じ大きさ^^;
今シーズンのメッキは成長していないのでしょうか?大型のメッキが全然釣れませんね…
しかしです!今シーズン、複数尾のメッキを釣ったのは今回で2回目となりました!いやいやこんなことで喜んでいてはいけないのですが…ここまで長かったです^^;
イレギュラーな早起きは暖かくなってくるとただでさえ眠気を誘う上、その後も釣れませんorz
そんなわけで、14:30頃終了。
今回も褒められた釣果ではありませんが、とりあえず魚の顔が見られて満足です。
釣れなかったら今シーズンのメッキは終了にする予定でしたが、なんとか結果が出たのでもう少しだけ、湘南メッキを追いかけてみようと思います。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACT-Ⅱ50
SMITH/AKM48
SHIMANO/Soare metal vibe OV-50S
Metal-jig 5~10g
- 2015年12月8日
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