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▼ ショートレングスロッドでメバルプラッギング
世の中は新型コロナウイルスの話題一色ですね…まさかこんなに酷いことになるとは思ってもみませんでした。花粉症の私はこの時期にマスクが買えないのは大問題であります。仕事にも影響が出始めました。1月後半から3月の半ばにかけては年度末のお約束も相まって、ほぼ休みなく働き続けてきましたが、この先の予定がことごとくキャンセルになってしまいました。全く暗い話ばかりだ!少しは元気が出るようなアクションは起こせないのか…そうだ釣りに行こう!…ってなわけで、急に暇になった先日、極楽とんぼさんを誘って出かけてまいりました。狙いは…このシーズン私がメインで釣っているメバルです。問題はどこで釣るかです。東伊豆方面の大メバルシーズンはとっくに始まっているはずだし、港湾部もハイシーズンを迎えているはず。しかし久しぶりの釣りなので無理はせず、お気楽に地元で釣ることにしたのです。釣り友のMさんにその件を連絡しますと、Mさんも同じポイントで釣りをする予定だったとか!現地で待ち合わせをすることになりました。
気づけば3月も後半になってしまいました。最後に釣りをしてから2ヶ月近く経過したことになります。釣りが出来ないストレスが溜まっていました。仕事の先が見えない不安もあります。…ですが、ヤケクソついでにタックルを新調してしまいました。tailwalk/SSD MICRO GAMER S64ULです。私の場合、地元の海や港湾部での釣りでは、それほど遠投する必要がありません。むしろ至近距離にある沈み根の周りやウィードの際を釣ることが多いので、キャストの精度が重要になります。また、夜の釣りがメインなのでライントラブルも多く、ロングロッドは操作性が悪いのです。バットの辺りを右手でつかめば左手でロッドティップまで届く長さで、極小ジグヘッドから小さなプラグを中心にキャストでき、少々ラフに扱えて価格的にも手ごろなもの…そんなショートロッドを探していたわけですが、某釣具屋で買い物をしていたら、現品限りでかなり値引きされたこのロッドを見つけたわけです。
この日はこの時期いつも行っている通りプラッギング主体の釣りを考えていたのですが、もう一つ試してみたい釣りがありました。ダウンショットリグです。メバルが障害物にタイトに着いている時、この釣り方は効果的ではないかと思うのですが、あまりこの釣り方を推奨される方がいませんね。何故なんでしょう?と言うことで、自分で実践してみる事にしたわけです。
潮止まりは19:00頃。日没は18:00近くになっています。なのでのんびり準備をして、目的地に比較的近い釣具屋でちょっと買い物をするつもりでした。そうしたら極楽とんぼさんも店に入って来た!みんな考える事は一緒です^^;
スナップとダウンショットリグ用のワーム…そうだ、地元の釣具屋で見つからなかったチェストライトもチェックするか…っで、この店に置いてあったんです、探していたやつが!
Hapyson×34のチェストライト。最大600ルーメンと言う強力なやつ!
ゴロタ磯などで釣りをする場合、移動の際はヘッドランプが必携となります。ですがヘッドランプは手元を照らす時に影が出やすいなど、ルアー交換やリーダーの入れ直しの際に使いにくさを感じていました。なので首から下げて手元灯に特化したランプが欲しかったのですが、拡散灯と集光灯の両方が付いていて、角度が変えられ、非常灯やレッドランプが付いているこいつは中々使い勝手が良いです。とても明るいのでオッサンの目にも優しく、価格も手ごろです。お勧め!
さて、極楽とんぼさんと雑談しながら買い物なんてしていたらすっかり夕マズメになってしまいましたよ!慌ててポイントに向かう私たち。ポイントに到着すると、ちょうど日没でした。
18:00にしてこの明るさ。ちょっと釣りをしていない間に、劇的に昼間の時間が長くなっています。思えば今週末は春分なのでした。
釣りを開始したらすっかり日が沈み、夕焼け空が奇麗でした。富士山の写真を撮ったら光量不足でピンボケ^^;
まだ明るいうちはジグヘッド+ソフトルアーで様子見です。この日は小潮。水位は低めで推移します。風はやや右からの微風。釣りやすいです。そしてそれほど寒さも感じません。すっかり春ですね。この日はかなりの澄み潮で、明るい時間は水底がくっきりと見えてしまっています。昨年は海藻の量が少なくて釣りやすかった半面魚の数も少なかったのですが、今年は既にみっしりと繁殖しています。これは釣りにくそう。海藻に向かってジグヘッドを投げ込んでみますが、干潮に近いこの時間は海藻が横に寝てしまって、海藻の中にルアーを通すのは不可能です。仕方なく、ちょうど海藻の帯と平行にルアーを引くイメージで斜めにキャストし、手前側の開けたところを釣ることになります。するといきなりコツコツッというバイト!そしてスウィープにさ引くとヒット!キビキビしたこの引きは間違いなくメバル。
15㎝くらいのチビちゃんですが、開始早々に釣れました^^
小さくても久しぶりの釣りでしっかり釣れたのでとても嬉しいです。しばらくすると、Mさんも到着したのでこちらに向かうという連絡が入りました。
私と極楽とんぼさんはそれぞれ好きなところを適当に釣っていました。私は最初に釣れたポイント界隈は潮が当たって魚が着いているはずと踏んで、その界隈をチマチマ移動しながら釣ります。
薄明るいうちにシモリが入っているのを確認しておいた場所で、そのシモリの際を通して釣った一尾。これまた15㎝くらい。このサイズの魚が産卵するかどうか分からないのですが、傷一つない非常に奇麗な魚体でした。メバルは口が小さいので、フックを外す時はフォーセップを使うのが便利です。
しばらくするとMさんがやって来ました。Mさんはベイトフィネスタックルです!フロートリグに極小ジグヘッドとワームの組合せ。なるほどこういう釣り方もあるのですね。
しばしアタリが出なかったので、Mさんと雑談しつつ適当に釣りをしていました。ジグヘッド+ソフトルアーで釣れることは分かりました。しかも巻きの釣りで釣れているので、ルアーはプラグに変更しています。そして毎度不思議に思うこと…気が抜けているとバイトが出ます。Mさんの横に並んでかなり適当にリトリーブしていると、突然ココンッ!というバイトと共にフッキングしました。
これまた15㎝くらいの魚でした。ヒットルアーはTAKAMIYA/FALKEN R ROBIN 45S。『釣り具のポイント』を展開する会社が作るオリジナルブランドのルアー。価格のわりに仕上がりが奇麗です。デッドスローではほとんどローリングもウォブリングもせず、スーっと横に流れるような動きですが、メバルは時としてそんな動きに良く反応することがあります。こいつは中々お値打ち品だったな~…なんて調子に乗っていたら、海藻に巻かれてしまったようです。最近は海藻に引っ掛けたと思ったら無理をせず、なるべく引っ掛けた場所まで近づいて、そしてメインラインをつかんでゆっくり引っ張るようにしています。フックが海藻にがっちり掛かっていなければ、意外にすり抜けてくるものです。なので今回もあまり心配せず、メインラインをつかんで引いてみると…
ブチッ!
凄く嫌な感覚が手に伝わって来たんですけど!案の定PEラインが変なところで高切れしていましたorz
元々ラインに傷が入っていたのか、あるいは引っ張った時にシモリに擦れていたのか…釣れるルアーに限ってすぐロストしますよ(泣
早々にリーダーの入れ直しです。このポイントで釣れる魚は大きくてもせいぜい20~23㎝程度なので、リーダーを現地で入れ直す際は“3.5”を採用しています。っで、オッサンの目にはこのリーダーの入れ直しが一番きつい!そこで最近はこいつが必需品です。
第一精工株式会社のピッカーズです。“3.5”や“トリプルエイトノット”をつくるのにとても便利。
ところがせっかくリーダーを結んだのに、余分なラインを切断したつもりが本線を切ってしまい、もう一度入れ直しorz…ああ嫌だ、歳は取りたくないね~。
散々苦労してようやくリーダーを入れ直し、釣り再開です。先ほどシンキングタイプで釣れたので、今度はMAGBITE/GRACY SSを投入。しかしさっぱりバイトが出ません。何かが違う。レンジが変わったのか?いろいろ想像しつつ、フローティングルアーを試したりしたけどバイトが出ず、再びシンキングタイプに変更。その時、あまり派手なウォブリングをしないSMITH/ SHIRASU MINNOWを選択。今回使ったこのルアー、一体何年前に購入したものかすっかり忘れていましたが、昔使っていた道具を家探ししていたら出てきたもの。カラーは既に廃盤になっています。昔はこんな色があったのですね。っで、このルアーが当たりでした。キャスト1投目からいきなりバイト!
いきなり連発!型は小さいけど小気味よい引きには癒されます^^
その後もポツポツ釣れ続けました。
この写真の最後の魚は、ショートバイトがあったがヒットしなかったのでそのままハンドルを3回ほど巻き、一瞬のフォールを入れた途端に食ってきました。思惑通りに釣れた会心の一尾。
今回はウォブリングの小さいスーッと横に流れるような動きに反応しているのか?そんな仮定の下、今度はトップウォータープラグを試してみます。DAIWA/GEKKA-BIJINN TADAYOI 40Fです。その1投目。先ほど来やっている通り、海藻の帯と並行で引くイメージで斜めにキャスト。デッドスローで引いて来ると、コンッ!という明快なバイトと共にヒット!ちょっと今までより良い引きですぞ!
でも17㎝くらいだった^^;
それでもトップで出せたのは嬉しい!
こんな感じで潮止まり直前までは順調に釣れました。ところが潮が止まると嘘みたいにバイトが出なくなりました。しばし辛い時間が続きます。そこで登場したのがダウンショットリグです。使うなら今でしょ!
リーダーにカイズ鉤を結び、先端にバス用のダウンショット…簡易にラインを引っ掛けられるタイプ…を付けてキャスト。ボトムを取ったら…あれ?ボトムに着かない?どうやら海藻に引っかかっているようです。ロッドの先を軽く煽るとストンと落ちるような感覚があったので、今度こそボトムに到着したか?と思ったら、分厚い海藻の絨毯の中にシンカーが埋まってしまったようです。外そうとロッドを煽ると、何だかフックからシンカーまでぐちゃぐちゃにひっ絡まっている感覚!仕方なくメインラインをつかんで引っ張ったら…
ブチッ!
またPEラインが高切れしましたよorz
そんなわけで、ダウンショットリグは完全な企画倒れでした。もう少し海藻の少ないポイントでまた試してみようと思います。
さて最後に釣れてから1時間半近くが経過しました。なんだか釣れる気がしなくなってきました。しかし潮が大分上がってきて、海藻も上を向き始めました。海藻の間をすり抜けるように釣りができる箇所がいくつか出てきたのです。そこで再びSMITH/ SHIRASU MINNOWを投入。デッドスローでシモリの際を引いて来ると…やっとヒット!
小さな魚ですがやっと出ました。しかしSMITH/ SHIRASU MINNOWではこの一尾だけ。スレたのか?なので目先を変えるつもりでAquaWave/Shallow Magic 50を投入。ここで使っているミノーの中では大きめの部類になりますが、アピール重視で大きめが良かろうとの判断です。するとバイトが連発するようになりますが、なかなかヒットまで持ち込めません。しかし海藻の切れ目を丁寧に通すとついにヒット!
しばし連発してくれました。このルアーもこの日の当たりルアーになりました。やはり動きが大人しいルアーに良く反応しました。
しかし、21:15を過ぎた頃から再び食いが止まりました。潮は効いてきたはずなのに何故?レンジが変わったのか?…実は、この日の釣行の直前に、YouTubeでレオンさんの釣り方を研究していました。師曰く、「意外にメバルもレンジが重要です。レンジが合っていないだけで全く食わなくなることがあります。」そんな風に仰ってました。そこで私は、メーカーも良く分からないシンキングペンシルに変更。ロングキャストし、少々カウントダウンを長めに取って、ボトム付近を狙ってみました。その1投目。海藻の切れ目と思しき場所でフルキャスト。5くらいカウントダウンしてリーリング開始…直後に根掛しましたorz
こいつは引っ張っても、いきなりラインテンションを抜いても、ウンともスンとも言いません。仕方なくメインラインをつかんで引っ張ると、
ブチッ!
本日何度目のブレイクなんでしょうかorz
素人の 下手な考え 休むに似たり
…思わず一句詠んでしまいました。やっぱりプロみたいに上手く出来ないや ^^;
こんな風にして無駄に時間だけが過ぎて行きました。22:30頃になり、さすがに疲れてきました。極楽とんぼさんもMさんも、そろそろ帰ろうと思っていたらしく、私も引き上げるつもりでした。ところがそんな風に気を抜くとバイトが出るから本当に不思議です。再びAquaWave/Shallow Magic 50に変更して適当に巻いていました。そろそろルアーを回収…と言うところでいきなりバイト!
最後の最後で一尾出てくれて嬉しい^^
結局23:00過ぎまで遊んでしまいました。Mさんのお話では、今シーズンはサイズは小さいけど、普段はもう少し釣れるそうです。潮廻りが悪かったので、今回は仕方がないですね。それでも13尾釣りましたので、私は結構楽しめました。
こうして振り返ってみるともっと色んな釣りを試してみればよかったと反省するのですが、現地にいると釣りたい一心で余裕がなくなります。もう少し我慢強くならないといけませんね^^;
今回、メバル釣りとしては初めて7ft未満のショートレングスロッドを使ってみたわけですが、やはり小場所で釣るには非常に使い勝手が良いです。先述の通り、バット付近を右手でつかむと左手でロッドティップが届くので、リーダーの入れ直しなどをする時は実に扱いやすいです。今回は何度かバイトの際に魚を弾いてしまいましたが、これは使い手の慣れだと思います。最初はソリッドティップのロッドを新調するつもりでしたが、プラグの扱いならやはりチューブラーの方が良さそうですね。特にキャストのフィーリングにその差が出ます。小場所で掛けに行く釣りをするなら、ショートレングスのチューブラーロッドは楽しいです。
久しぶりの釣りでしたが、釣果はショボくても友人たちと会話して、外の空気を吸うのは最高のリフレッシュでした。
【Tackle Data】
Rod :tailwalk/SSD MICRO GAMER S64UL
Reel :Shimano/16Vanquish 1000PGS
Reelstand/DRESS/CHEMI STAND
Line :PE#0.3
Leader:Fluoro carbon 4LB
Lure :ZIPBAITS/Rigge 35F
SMITH/STILL
SMITH/ SHIRASU MINNOW
nada./BEAGLE-F
MAGBITE/GRACY SS
DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40
DAIWA/GEKKA-BIJINN YOINAGI 50
DAIWA/GEKKA-BIJINN TADAYOI 40F
TAKAMIYA/FALKEN R ROBIN 45S
AquaWave/Shallow Magic 50
ounce tackle design/Manatee 38
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ECOGEAR/メバル職人MEBADART
reins/AJI BOUNDSTICK
Jig Head/0.5~1.5g
気づけば3月も後半になってしまいました。最後に釣りをしてから2ヶ月近く経過したことになります。釣りが出来ないストレスが溜まっていました。仕事の先が見えない不安もあります。…ですが、ヤケクソついでにタックルを新調してしまいました。tailwalk/SSD MICRO GAMER S64ULです。私の場合、地元の海や港湾部での釣りでは、それほど遠投する必要がありません。むしろ至近距離にある沈み根の周りやウィードの際を釣ることが多いので、キャストの精度が重要になります。また、夜の釣りがメインなのでライントラブルも多く、ロングロッドは操作性が悪いのです。バットの辺りを右手でつかめば左手でロッドティップまで届く長さで、極小ジグヘッドから小さなプラグを中心にキャストでき、少々ラフに扱えて価格的にも手ごろなもの…そんなショートロッドを探していたわけですが、某釣具屋で買い物をしていたら、現品限りでかなり値引きされたこのロッドを見つけたわけです。
この日はこの時期いつも行っている通りプラッギング主体の釣りを考えていたのですが、もう一つ試してみたい釣りがありました。ダウンショットリグです。メバルが障害物にタイトに着いている時、この釣り方は効果的ではないかと思うのですが、あまりこの釣り方を推奨される方がいませんね。何故なんでしょう?と言うことで、自分で実践してみる事にしたわけです。
潮止まりは19:00頃。日没は18:00近くになっています。なのでのんびり準備をして、目的地に比較的近い釣具屋でちょっと買い物をするつもりでした。そうしたら極楽とんぼさんも店に入って来た!みんな考える事は一緒です^^;
スナップとダウンショットリグ用のワーム…そうだ、地元の釣具屋で見つからなかったチェストライトもチェックするか…っで、この店に置いてあったんです、探していたやつが!
Hapyson×34のチェストライト。最大600ルーメンと言う強力なやつ!
ゴロタ磯などで釣りをする場合、移動の際はヘッドランプが必携となります。ですがヘッドランプは手元を照らす時に影が出やすいなど、ルアー交換やリーダーの入れ直しの際に使いにくさを感じていました。なので首から下げて手元灯に特化したランプが欲しかったのですが、拡散灯と集光灯の両方が付いていて、角度が変えられ、非常灯やレッドランプが付いているこいつは中々使い勝手が良いです。とても明るいのでオッサンの目にも優しく、価格も手ごろです。お勧め!
さて、極楽とんぼさんと雑談しながら買い物なんてしていたらすっかり夕マズメになってしまいましたよ!慌ててポイントに向かう私たち。ポイントに到着すると、ちょうど日没でした。
18:00にしてこの明るさ。ちょっと釣りをしていない間に、劇的に昼間の時間が長くなっています。思えば今週末は春分なのでした。
釣りを開始したらすっかり日が沈み、夕焼け空が奇麗でした。富士山の写真を撮ったら光量不足でピンボケ^^;
まだ明るいうちはジグヘッド+ソフトルアーで様子見です。この日は小潮。水位は低めで推移します。風はやや右からの微風。釣りやすいです。そしてそれほど寒さも感じません。すっかり春ですね。この日はかなりの澄み潮で、明るい時間は水底がくっきりと見えてしまっています。昨年は海藻の量が少なくて釣りやすかった半面魚の数も少なかったのですが、今年は既にみっしりと繁殖しています。これは釣りにくそう。海藻に向かってジグヘッドを投げ込んでみますが、干潮に近いこの時間は海藻が横に寝てしまって、海藻の中にルアーを通すのは不可能です。仕方なく、ちょうど海藻の帯と平行にルアーを引くイメージで斜めにキャストし、手前側の開けたところを釣ることになります。するといきなりコツコツッというバイト!そしてスウィープにさ引くとヒット!キビキビしたこの引きは間違いなくメバル。
15㎝くらいのチビちゃんですが、開始早々に釣れました^^
小さくても久しぶりの釣りでしっかり釣れたのでとても嬉しいです。しばらくすると、Mさんも到着したのでこちらに向かうという連絡が入りました。
私と極楽とんぼさんはそれぞれ好きなところを適当に釣っていました。私は最初に釣れたポイント界隈は潮が当たって魚が着いているはずと踏んで、その界隈をチマチマ移動しながら釣ります。
薄明るいうちにシモリが入っているのを確認しておいた場所で、そのシモリの際を通して釣った一尾。これまた15㎝くらい。このサイズの魚が産卵するかどうか分からないのですが、傷一つない非常に奇麗な魚体でした。メバルは口が小さいので、フックを外す時はフォーセップを使うのが便利です。
しばらくするとMさんがやって来ました。Mさんはベイトフィネスタックルです!フロートリグに極小ジグヘッドとワームの組合せ。なるほどこういう釣り方もあるのですね。
しばしアタリが出なかったので、Mさんと雑談しつつ適当に釣りをしていました。ジグヘッド+ソフトルアーで釣れることは分かりました。しかも巻きの釣りで釣れているので、ルアーはプラグに変更しています。そして毎度不思議に思うこと…気が抜けているとバイトが出ます。Mさんの横に並んでかなり適当にリトリーブしていると、突然ココンッ!というバイトと共にフッキングしました。
これまた15㎝くらいの魚でした。ヒットルアーはTAKAMIYA/FALKEN R ROBIN 45S。『釣り具のポイント』を展開する会社が作るオリジナルブランドのルアー。価格のわりに仕上がりが奇麗です。デッドスローではほとんどローリングもウォブリングもせず、スーっと横に流れるような動きですが、メバルは時としてそんな動きに良く反応することがあります。こいつは中々お値打ち品だったな~…なんて調子に乗っていたら、海藻に巻かれてしまったようです。最近は海藻に引っ掛けたと思ったら無理をせず、なるべく引っ掛けた場所まで近づいて、そしてメインラインをつかんでゆっくり引っ張るようにしています。フックが海藻にがっちり掛かっていなければ、意外にすり抜けてくるものです。なので今回もあまり心配せず、メインラインをつかんで引いてみると…
ブチッ!
凄く嫌な感覚が手に伝わって来たんですけど!案の定PEラインが変なところで高切れしていましたorz
元々ラインに傷が入っていたのか、あるいは引っ張った時にシモリに擦れていたのか…釣れるルアーに限ってすぐロストしますよ(泣
早々にリーダーの入れ直しです。このポイントで釣れる魚は大きくてもせいぜい20~23㎝程度なので、リーダーを現地で入れ直す際は“3.5”を採用しています。っで、オッサンの目にはこのリーダーの入れ直しが一番きつい!そこで最近はこいつが必需品です。
第一精工株式会社のピッカーズです。“3.5”や“トリプルエイトノット”をつくるのにとても便利。
ところがせっかくリーダーを結んだのに、余分なラインを切断したつもりが本線を切ってしまい、もう一度入れ直しorz…ああ嫌だ、歳は取りたくないね~。
散々苦労してようやくリーダーを入れ直し、釣り再開です。先ほどシンキングタイプで釣れたので、今度はMAGBITE/GRACY SSを投入。しかしさっぱりバイトが出ません。何かが違う。レンジが変わったのか?いろいろ想像しつつ、フローティングルアーを試したりしたけどバイトが出ず、再びシンキングタイプに変更。その時、あまり派手なウォブリングをしないSMITH/ SHIRASU MINNOWを選択。今回使ったこのルアー、一体何年前に購入したものかすっかり忘れていましたが、昔使っていた道具を家探ししていたら出てきたもの。カラーは既に廃盤になっています。昔はこんな色があったのですね。っで、このルアーが当たりでした。キャスト1投目からいきなりバイト!
いきなり連発!型は小さいけど小気味よい引きには癒されます^^
その後もポツポツ釣れ続けました。
この写真の最後の魚は、ショートバイトがあったがヒットしなかったのでそのままハンドルを3回ほど巻き、一瞬のフォールを入れた途端に食ってきました。思惑通りに釣れた会心の一尾。
今回はウォブリングの小さいスーッと横に流れるような動きに反応しているのか?そんな仮定の下、今度はトップウォータープラグを試してみます。DAIWA/GEKKA-BIJINN TADAYOI 40Fです。その1投目。先ほど来やっている通り、海藻の帯と並行で引くイメージで斜めにキャスト。デッドスローで引いて来ると、コンッ!という明快なバイトと共にヒット!ちょっと今までより良い引きですぞ!
でも17㎝くらいだった^^;
それでもトップで出せたのは嬉しい!
こんな感じで潮止まり直前までは順調に釣れました。ところが潮が止まると嘘みたいにバイトが出なくなりました。しばし辛い時間が続きます。そこで登場したのがダウンショットリグです。使うなら今でしょ!
リーダーにカイズ鉤を結び、先端にバス用のダウンショット…簡易にラインを引っ掛けられるタイプ…を付けてキャスト。ボトムを取ったら…あれ?ボトムに着かない?どうやら海藻に引っかかっているようです。ロッドの先を軽く煽るとストンと落ちるような感覚があったので、今度こそボトムに到着したか?と思ったら、分厚い海藻の絨毯の中にシンカーが埋まってしまったようです。外そうとロッドを煽ると、何だかフックからシンカーまでぐちゃぐちゃにひっ絡まっている感覚!仕方なくメインラインをつかんで引っ張ったら…
ブチッ!
またPEラインが高切れしましたよorz
そんなわけで、ダウンショットリグは完全な企画倒れでした。もう少し海藻の少ないポイントでまた試してみようと思います。
さて最後に釣れてから1時間半近くが経過しました。なんだか釣れる気がしなくなってきました。しかし潮が大分上がってきて、海藻も上を向き始めました。海藻の間をすり抜けるように釣りができる箇所がいくつか出てきたのです。そこで再びSMITH/ SHIRASU MINNOWを投入。デッドスローでシモリの際を引いて来ると…やっとヒット!
小さな魚ですがやっと出ました。しかしSMITH/ SHIRASU MINNOWではこの一尾だけ。スレたのか?なので目先を変えるつもりでAquaWave/Shallow Magic 50を投入。ここで使っているミノーの中では大きめの部類になりますが、アピール重視で大きめが良かろうとの判断です。するとバイトが連発するようになりますが、なかなかヒットまで持ち込めません。しかし海藻の切れ目を丁寧に通すとついにヒット!
しばし連発してくれました。このルアーもこの日の当たりルアーになりました。やはり動きが大人しいルアーに良く反応しました。
しかし、21:15を過ぎた頃から再び食いが止まりました。潮は効いてきたはずなのに何故?レンジが変わったのか?…実は、この日の釣行の直前に、YouTubeでレオンさんの釣り方を研究していました。師曰く、「意外にメバルもレンジが重要です。レンジが合っていないだけで全く食わなくなることがあります。」そんな風に仰ってました。そこで私は、メーカーも良く分からないシンキングペンシルに変更。ロングキャストし、少々カウントダウンを長めに取って、ボトム付近を狙ってみました。その1投目。海藻の切れ目と思しき場所でフルキャスト。5くらいカウントダウンしてリーリング開始…直後に根掛しましたorz
こいつは引っ張っても、いきなりラインテンションを抜いても、ウンともスンとも言いません。仕方なくメインラインをつかんで引っ張ると、
ブチッ!
本日何度目のブレイクなんでしょうかorz
素人の 下手な考え 休むに似たり
…思わず一句詠んでしまいました。やっぱりプロみたいに上手く出来ないや ^^;
こんな風にして無駄に時間だけが過ぎて行きました。22:30頃になり、さすがに疲れてきました。極楽とんぼさんもMさんも、そろそろ帰ろうと思っていたらしく、私も引き上げるつもりでした。ところがそんな風に気を抜くとバイトが出るから本当に不思議です。再びAquaWave/Shallow Magic 50に変更して適当に巻いていました。そろそろルアーを回収…と言うところでいきなりバイト!
最後の最後で一尾出てくれて嬉しい^^
結局23:00過ぎまで遊んでしまいました。Mさんのお話では、今シーズンはサイズは小さいけど、普段はもう少し釣れるそうです。潮廻りが悪かったので、今回は仕方がないですね。それでも13尾釣りましたので、私は結構楽しめました。
こうして振り返ってみるともっと色んな釣りを試してみればよかったと反省するのですが、現地にいると釣りたい一心で余裕がなくなります。もう少し我慢強くならないといけませんね^^;
今回、メバル釣りとしては初めて7ft未満のショートレングスロッドを使ってみたわけですが、やはり小場所で釣るには非常に使い勝手が良いです。先述の通り、バット付近を右手でつかむと左手でロッドティップが届くので、リーダーの入れ直しなどをする時は実に扱いやすいです。今回は何度かバイトの際に魚を弾いてしまいましたが、これは使い手の慣れだと思います。最初はソリッドティップのロッドを新調するつもりでしたが、プラグの扱いならやはりチューブラーの方が良さそうですね。特にキャストのフィーリングにその差が出ます。小場所で掛けに行く釣りをするなら、ショートレングスのチューブラーロッドは楽しいです。
久しぶりの釣りでしたが、釣果はショボくても友人たちと会話して、外の空気を吸うのは最高のリフレッシュでした。
【Tackle Data】
Rod :tailwalk/SSD MICRO GAMER S64UL
Reel :Shimano/16Vanquish 1000PGS
Reelstand/DRESS/CHEMI STAND
Line :PE#0.3
Leader:Fluoro carbon 4LB
Lure :ZIPBAITS/Rigge 35F
SMITH/STILL
SMITH/ SHIRASU MINNOW
nada./BEAGLE-F
MAGBITE/GRACY SS
DAIWA/GEKKA-BIJINN LAIZY SOLID 40
DAIWA/GEKKA-BIJINN YOINAGI 50
DAIWA/GEKKA-BIJINN TADAYOI 40F
TAKAMIYA/FALKEN R ROBIN 45S
AquaWave/Shallow Magic 50
ounce tackle design/Manatee 38
ECOGEAR/メバル職人MINNNOW SS
ECOGEAR/メバル職人MEBADART
reins/AJI BOUNDSTICK
Jig Head/0.5~1.5g
- 2020年3月19日
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