【ULTIMATE　PLUGGING　MACHINE　WEBLOG】スポーツの秋です

カイタはこの春

新学期を迎える際に

新居への引っ越しに伴い

同じ町内だけど

違う小学校に転校しました。

子供たちの世界

特に男の子の世界は

ボク等もかつて経験したように

とても面白い世界です。

転校して早々に

学年で一番足の速い子が

カイタのところにやってきて

「お前、足速いらしいけど、ちょっと走ってみせろ」

と凄んできたらしいです。

カイタは前の学校で

全校リレーの選手に選ばれていました。

何処からそんな情報が流れてきたのか解りませんが

同学年で一番速い彼が

ライバルとも言える隣の学校の全校リレーの選手が転校してきた事に反応するのは至極当たり前の事かも知れません。

渋々彼の要求に応え

彼の前で走ってみせたところ彼は

「なんだ、たいした事ないな」

と嘯いたらしいです。

カイタもカチンときたらしいですが

如何せん転校してきたばかりの完全アウェーの状態だったので、分が悪いと考えトラブルにまではならなかったらしいのですが、カイタのプライドに火が点いたのは言うまでもありません。

前の学校では最後まで追いつけなかった

ライバルの存在がいました。

一年のときも

二年のときも

マラソン大会で

彼の背中を見ながら辛酸を舐めさせられた二位

彼は

抜群の運動神経と負けん気の強さを持つ

典型的な

学校一のスポーツマン

頑張っている野球でも将来を期待されている存在。

カイタは親のボクの血を受け継いでいるので

決して恵まれた運動神経を持っているとは思えませんが

泥臭くコツコツと練習を続けてから

強くなっていくタイプ。

マラソンだって

柔道だって

努力しながら少しずつですが確実に前進しています。

そんな新しい学校でも

初めての運動会が近づいてきました。

新学期早々

柔道の練習で左手親指を脱臼してしまい

先週は体育の授業も出来なかったので

今週になってリレーの選手を決める

徒競争の授業が相次ぎました。

正直、新しい学校には陸上部なるものが存在し

カイタのクラスにも毎日トラックを走り汗を流す子供たちが数名おります。

これまでは

自らの身体能力のみでリレーの選手を勝ち取ってきたカイタも

おそらく専門に練習を積んでいる子供たちに勝てる保証など全くなく

本人は絶対リレー選手になると息巻いてますが

正直、無理なのかなと思っておりました。

柔道を習っていない子がカイタに柔道で勝つ事はまず無理な話と同じです。

で

今週になって

カイタが体育の授業に参加できるようになって

何故か

しきりに

彼の時間割を確認するボク

「ほう、５時間目、１４時くらいか。」

仕事の合間に少しだけ抜け出し

密かに

運動場が見える木陰から・・・

カイタの走りを覗き見

市原悦子状態

しかし意外な事に

カイタは常に徒競争は一位でゴール！

陸上部の選手にも負けず

トップでゴールしてます。

親としても予想外の結果です。

そしていよいよクラスで一番速い子を決めるレース

前半は遅れるも後半の追い上げで

陸上部に所属するクラス一位の子と並びゴール。

同着だったので

もう一度決勝レースと

二人きりのタイマン勝負を・・・

しかしやはりカイタ後半追い込んで

同着で決着つかず

最終的に全校リレーの選手を決めるのは

月曜日の体育の授業となりました。

カイタの思いもしない頑張りに気を良くしたボクは

陸上競技の知識など皆無なのですが

先日、お子さんが陸上競技で活躍されている

もんじゃ五平さん

からのありがたきアドバイスや

ネットで速く走る方法等を検索し

突貫で訓練しました。

まあ、要は最後まで諦めずに

腕を速く振り

スライドを大きくして

ゴールのさらに５メートル先まで全力疾走！

それを念頭に月曜日の最終レースに挑ませたいと思います。

とはいうものの

明日は鹿児島の鹿屋で

鹿屋市長旗杯柔道大会が開催されます。

団体戦オンリーの市長旗争奪戦です。

カイタは我が道場の

３．４年生の部Bチームの先鋒として出場します。

脱臼がまだ完治していないので

しっかりとテーピングして

怪我のないよう挑ませます。

３年生のカイタにとって

対戦する選手は４年生の可能性が非情に高く

リスキーな闘いとなりそうですが

仲間と共に

勝利を信じ

頑張りたいと思います。

リレー選考レースも

柔道団体戦も

カイタ、一生懸命ガンバレ！

追伸

そんな理由で

本日開催されます

シーパラダイス串間2011

残念ながら参加できません。

これからカイタ、セイカイの成長に伴い

ますます釣りイベント等の参加が難しくなってきそうな気配です。

しかし親として子供を最後まで見守る事に誇りを持っておりますので、そのあたりご了承くださいませ。

シーパラダイス串間のイベントの成功をお祈りいたします。