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飯田 修一

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デカヒラは居た!

  • ジャンル:日記/一般
房総での磯の釣りは今年で4シーズン目と成った。
正直右も左もまだまだ判らない事だらけで、いろんな意味でのほんとのエキスパートと成るには、あと軽く10年やそこらは掛かりそうな気はする。
現に、釣果に関しても長年この釣りをやってきている達人たちには到底かなうものではない。
でも、求める気持ちは経験とは関係なく負けはしない。
ビギナーはビギナーなりにあれこれ考えながらやってきてはいる。

向かい風強風などの悪条件下こそ好条件になりやすいこの釣りだけに、飛距離の出せるルアーは必須ではある。
シマノのアサシン等のよく飛ぶミノーの使用は釣果を明らかに増やしてくれた。
ただ、シャローが広がる大場所ではそれでは足らず、ジグミノーやジグの使用を強要される。
シンペンは水噛みが悪く横風に弱いので意外とロングキャスト向きでは無い。
スイミング系のジグの使用は一部の使い慣れた人にはかなりの有効なルアーではあるのだろう。

自身は地元の江ノ島の磯場や三浦半島の小磯での釣りでジグオンリーの釣りも経験しているのでメタルジグに違和感は全くないが、正直ひとひねりしてもっと有効な手段を探したかった。
そんな思いから行き着いたHEAVY SOUCEへの大型タングステン製のスプーンの開発依頼から既に1年が過ぎた。
年明けには商品として出荷されており、現在一般市場に流通している。
自分もこの春はタックルケースに必ず入れており、使用する機会も多く成った。
普段はミノーやシンペンを主体に使用しており必要性は全く無いが、悪条件下で全てをやりつくした後に反応を取れない時はより沖の根をジグとローテーションを組んで探ったりしている。

シーズンはまだ中盤だが既に狙った結果は出て来ているので、フックセッティング等も含めて掘り下げて行きたいと思う。

 

4月21日 房総半島 磯

昨日に続いての房総磯だが、家庭の事情があり一度帰宅しての再遠征である。
だいぶ好き勝手やらせてもらってはいるが、家庭優先と思っては居て最低限の線は守っている積りだ。
家族の協力もこの釣りをやっていく上で最も重要な事だと思っている。

風邪をひいた様で体調が一昨日から優れない。
奥さんには言えないので葛根湯と解熱剤を飲み続けてなんとか持たせていた。
釣りに行けるチャンスは少なく、好条件な時に当たる事はもっと少ないから、寝てる訳にはいかない。
幸い熱も微熱で納まっているので何とかなってはいたが、磯場で寝るのには塩梅悪い。

先行は秋田さん、関ちゃん、秋田兄、と昨年の伊豆沖磯以来の組み合わせで今回は挑んだ。
仮眠してからアクアを渡り少し遅れての合流となった。
ポイントに入ると潮位が低めではあったが、波は十分にあり結果を期待出来る状況ではあった。


日が昇るのが日毎に早くなる。
4時過ぎから空の色が変わりはじめ5時には完全に明るくなる。
視界が利くのを待ってからのキャスティング開始、夜撃ちはしなかった。
沖には鳥が飛び良い感じである。
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潮が低いせいもありサラシ場が遠い。
払い出しの流れまで、とてもミノーでは届かないので早速のCORDE HEAVY40gの投入となる。
ロングキャスト後にラインスラッグに風を受けさせドリフトさせて行く。
広範囲探るが反応は無い。


なかなか反応が取れないので、風に対しての角度を変えるために1つ沖根に泳いで渡り立ち位置を変える。


沖のブレイクを狙い、より遠くへ!


今度は狙い通り1投目からバイトが出た!


2投目に集中。


ロングキャスト後、スプーンはいい流れを掴んでドリフトして行く、巻き速度はミノーのスロー並。


そして予想通りいいバイトが出てフックアップに成功した。


オーバーホール無しで3シーズン目に入った10ソルティガは快調だ!
ロッドは絞り込まれながらもバンバン巻いて間合いを詰める。
先日小さいながらもヒラマサを釣っているだけにファイトには余裕がある。

手前のブレイクで潜ろうとするのをロッドでリフトアップするとでかい尾びれが見えた!

”いいサイズだ!”っと思いながらもそのままランディングの動作に入る。

逃げる間合いを与えさせない。

次の波に乗せて立ち位置の磯に打ち上げさせた。

獲れた!

自分が釣りたかったのは赤目の様な体型をしているランカーヒラ。

サイズは82cm、6.2kgとそれほどのものではないのだろうが、自分は手に出来ていなかった。

サイズが全てでは無いが嬉しい事は間違いない。

赤目の様な体型はこの幅が物語っている。




大型に備えて今回はテールシングルのみ。
大型フックが見事にした唇に掛かっていた。

感動に浸る性質ではないので、ストリンガー後継続して攻め7ヒット3キャッチ。

82、70弱、55と3キャッチに成功した。

バラシた物の中にはキャッチしたランカー以上のパワーの物も2本ほど混ざっていたが、十分満足する事が出来た。

何よりも、これを獲る為のてけさんへのCORDE HEAVYの開発依頼から1年、結果としてそれに報いる事が出来たのが嬉しかった。

 

シーズンはまだまだ中盤、イワシもだいぶ安定して来ているのでここから2から3週間は勝負時だと思っている。

更なる大型ヒラや大型ヒラマサに合わせてヒラメや真鯛も狙って行きたいと思う。

次は来週、再び頑張りましょう!


【タックル】
ロッド         バリスティックヒラ11 
リール         10ソルティガ4000H
ライン          UVFベイジギング6ブレイド#2
ショックリーダー    VARIVAS 40LB 
ルアー         CORDE HEAVY40g+SJ38#2

【ウェアー】
スーツ         Coltex

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