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今吉 孝治

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がんばろうTOHOKU 東北ライジングサンプロジェクト

リターンズ2015秋 エイに刺されちゃった話

  • ジャンル:日記/一般
  • (雑記)

久々です(笑)
戻ってきました(笑)秋に釣られて戻ってきたみたいですが、個人的には真冬の釣れないナイトゲームの方がハイシーズンと思っています(笑)キーンと張り詰める空気、寒空に舞う白い息、目に飛び込んでくる星空、孤独感、出るか出ないかのあの緊張感そして釣れなかったという残念感、気分がハイになります(笑)

 

秋冬釣りやるならそろそろ見て回るかと8月末から頻繁に釣りに行くようになり、睡眠不足が続いてくると自分の中で眠っていたものが目を覚ましたかのように気持ちが高潮してくる。

2年ちょこちょことしか釣りを出来てなかったので、最高に楽しい毎日を送れています。
 

体調を崩したらまた家で大人しくしないといけない日々がくるのかもしれないけど、自分に関わる全てが充実している今こそ人生の歯車が合ってきている証拠だと思う。

嫁から見ると歯車は狂ってきているのだと思う。

何から書こうかと考えたけど、まずはエイにやられた話。
 

だいぶ体の調子も良くなってきたからと今年の1月6日に初釣りにいった。
徐々に変化していく流れを感じながら潮位と共に距離を詰めていく。ベイトも薄く狙いを変えるか迷ったが、シーバスからの反応が出たので通すルアーが深みからはみ出さない位置でしつこく通した。90UPの鱸に気持ちが高ぶった。

 

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調子に乗って次の日も行った。

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これもでかかった。
2月は釣れなくてもいいからここで夢を見ようと考えていた。


次の日は用事かなんかで確か休んだ。

1月9日、サンドバー前の深みを一通り攻めた後に上流へと歩いて沖のテトラを粘って撃ったが撃沈した。

明日も仕事だし上流にいた上宮さんに声を掛けて川を遡って岸を目指した。

しばらくエイはいない感じだと話を聞いていたが、上げ潮が効き始め川のラインと底質でエイがいる可能性も考えてすり足で歩いた。
 

目指していた岸まであと50~60mのところで足の先が何かに触れた後、その触れた何かが自分の目の前で暴れだし左の踝に擦れながら逃げて行った。
 

大きな生き物が逃げていったなと思ったと同時に、踝あたりに打撃の様な衝撃的な痛みが走った。バットで思いっきり打ん殴られた様な感覚で、刺された様な感覚はなかったが、それがエイによるものだと直ぐに察知した。「あっ!デカかった!」間髪入れずに「いたーーっ」と叫んだらしい。

静かな寒空に自分の声が大きく響いたのは覚えている。
 

少し離れた場所にいた上宮さんが察知して冷静に助けに来て肩を借しつつ119番に連絡してくれた。

足首にヒビが入った経験があるが、それと同じ感じで足を地に着けるのが辛く歩くことがままならなかった。

近いエリアに入っていたアングラーさんも2人助けに来てくれて、道具を持ってもらい抱えられながら岸に上がった。あの時いたアングラーさんと上宮さんがいなかったら今ここにいないかったかもしれない。それぐらいの出来事だった。
歩くのをあきらめる趣旨の言葉も発していたらしい。

激痛で考える余裕すらなかったが、ウェーダーを脱がしてもらうと刺された時の穴から浸水した大量の川の水に血が混じったものを見て、何が起こっていたのかを整理し始めた。

今年は30回踏んだとか言って笑っている場合じゃなかった。
ついにやっちまったかと。

 

救急車の中では、寒さもあってか大きな震えが止まらず呼吸困難に陥り時に声を上げ痛がっていたが、嫁に何と言えばいいかを考えていた。

「ご結婚されていますか?」と隊員の方が質問してきたのでそれに答えると「血圧が60まで下がってきています。奥様に電話できますか?」と迫られた。

「・・・」

激痛に歪めた顔で「それは勘弁してください。」と返した。

刺されてから1時間過ぎてやっと病院に着いた。

上宮さんが看護師に措置について説明している声が聞こえた。

いつもなら笑うところだったのだが、激痛に耐えるのが精いっぱいでつっこめなかった。足をお湯に浸すと痛みが治まっていき楽になった。

そこに何故か嫁が娘を抱えてやってきた。無言の威圧感は半端じゃなかった。朝4時の出来事だった。

足をお湯に浸していて痛みは和らいでいたところだが、そこは必死に演じた。痛い、痛いと顔を歪めながら。

娘が夜中に熱が上がっていきぐったりし始めていたらしい。その件に関しては会話が成りたっていた。
 

とんでもなく長い夜だった。
 

助けてくださった方々、そして嫁には僕ぐらいの感謝じゃしても足りないだろうが本当に感謝してます。

そして今も釣りをさせてくれてありがとう。
 

ついでの話だが、最近嫁と飲んだ時に質問するとあの時は怒ってはなかったらしいとの事だった。
推測だが馬鹿野郎に呆れて、会話する価値すらもなかったとしか答えが見つからない。

 

入院にはならなかったが、直接刺された部分の痛みよりもアキレス腱の痛みが酷くまともな歩行が出来なくなった。
エイ毒はたんぱく毒でお風呂よりちょっと熱めのお湯に浸けると固まっていくらしいのだが、1時間以上経過していたからかアキレス腱付近まで侵されてしまったのだろう。
筋肉繊維をぐしゃぐしゃにされなければ、早い対処が出来ると比較的楽なんだろう。
帰宅後もズキンズキンと響く痛みがあったがコタツに足を入れている間は痛みはなかった。

4月後半には普通に歩けるがアキレスの伸び縮みで激痛が走る。
断食なるものが体内の毒を浄化するという情報をダメ元で試した。そのおかげとは言い切れないけど断食を終えるころには痛みがまったくなくなり花粉症までもがかなり楽になった。

しかしだ。
まともに動いてなかったので5月から少しずつトレーニングを始めたが、トレーニングがハード過ぎたのか6月は小便をするとちんこの痛い日々が始まり嫁に何と言って病院に行こうか考えていたある日、今日は小便が出ないな~と思っておもいっきりいきんで小便したら痛みと共に血尿が出てきました(笑)
病院に行くと疲労とかストレスで抵抗力が弱まって何やらの菌にやられてしまったとか。
39度超えの熱が1週間続き6月いっぱい38度前後の熱が続くという災難に見舞われました(笑)風邪を引いた時の熱と違い、体はだるいけど頭痛もなかったので定期的に点滴をしながら仕事も何とか乗り越えられた。


現在は異状なしの健康体となりました。ほぼ全ての症状に対して医者からストレスと言われていたけど、本人はストレスを感じてません(笑)

釣りに関しては備えるべき事はやって、これからもエイ達と共存する所存です(笑)
ちなみに今は外付けのエイガードを装着しています。
摺り足でも歩きづらくはないですが、摺り足だと足裏部分の止め紐がいずれ切れるだろうってのと親指・小指付近に死角があります。摺り足だと足の甲をガードする部分が若干パカパカ開きます。被害に合う確率は減るけど、運任せです(笑)
ソックスタイプを買う予定が、この一年でロッド4本にそれに見合うリールを買い予算がありません。仕事をいっぱいして早めに買いたいところです。



 

 

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