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今吉　孝治

鹿児島県

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がんばろうTOHOKU 東北ライジングサンプロジェクト

▼ 小顔美人

僕には小顔美人な嫁がいる。
まさしく新婚ホヤホヤってやつで、もうすぐ子供も産まれそうだ。
周りの友人達が羨ましがるくらいの美人と結婚に至ったのは、出会ってすぐの電光石火の出来事だった。
照れくさいが、成り行きをば。

僕は、この子を見た瞬間にビビッときた。
今では死語だが、これがよく芸能人が結婚する時にコメントしていたアレか・・・


この子と生涯を共にするかもしれないのかと少しドキドキした。


初めて会ったばかりでお互いの事など何も知らない。


この子の目を見つめていると、「あたしの事どう思ってますか？」と今にも口にしそうな気がした。

夜中に8丁目を歩いていたら、偶然目が合っただけなのに。
こんな出会いもあるもんかと思った。
暗闇の中でもわかる程の小顔で、とても美人だった。


酒が回っていれば絶対にデレデレしてしまうと思った。
　　

酒が回ってなくても酔ったフリしてデレデレしたいと思った。


この顔の引締りようは、体型からするとあまりにも不自然な気はするが、頑張って頑張って小顔マッサージして、かわいいお嫁さんになりたいと、来る日も、来る日も努力したに違いない。


体は少しポッチャリしていて愛くるしい。
どんな子に会っても可愛く見えてしまうのは仕方がない事だ。
僕は「君の事を知りたい。突然で失礼なのはわかってるし、怖いかもしれない。友達からでもいいから繋がりを持ちたい」というと、以外にも彼女は首を縦に振った。




そして、この町一番の小顔美人と、その場で付き合う事になった。



見る度に、この小顔にうっとりしてしまう。




常に刺激的な姿であるのは暗闇でもわかっていた。
でも、電気をつけたかったんだ。
いやがる彼女を尻目に電気をつけた時、信じられない事実を目にした。





あれっ？孕んでない？？









「正直に言ってくれよ。
そのくらいで心変わりする様な俺じゃないのに。
いいよ。何も言うな。
それもお前の全てだ。
俺も一緒に子育てするよ・・・やっぱ気になる。これだけ教えてくれ。お腹の子は俺も知ってるヤツか？」

「恥ずかしくて言えないけど、私は・・・・・。
・・・・正直に言います。
・・・・グループ交際をしていたの。誰の子かさえもわからない・・・ふしだらな女でごめんなさいっ。おまけに何年か前までは男だったのよ！やっぱりこんなの駄目かも！」

「・・・・俺の決心を無駄にしないでくれ。いずれわかるから、ついて来てほしい。」

こんな成り行きで、僕らは結婚したんだ。
今では、この町で・・・

もうやめときます。


以上、かなり気持ち悪くて、かなり間違ってる釣りログの書き方でした。



「アンタ！急に連絡が取れなくなるなんてひどいじゃない！アタイと約束してたじゃない！アタイの心が好きって言ったじゃない！いいわよ、背鰭の棘で刺してやるわ！」




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