【エンパシー】日中にスローに巻いて、ドンッ

6月の終わりの夕方、大雨で増水したあとの潮のゆるーい下げ始めの湘南河川。

ベイトは、高い水位により辺り一面のあらゆるブッシュ、ストラクチャーに身を潜め、潮の下げ幅もゆったりしたタイミングのため、時合いとよべる水位になるにはあと3-4時間といったところか。

自分は割と自由に釣りに行かせてもらってる手前、今日は夕飯までには帰りたい。

30分一本勝負。

条件的に、ベイトを追ってる個体ではなく、時合いまで身を潜めてる個体を狙うしかない。

前日、同じ時間に同じポイントに入り、安定のスーサンで2投で帰宅できたこともあり、表面上は生命反応が薄いが、いつも通り表層の高速トゥイッチを主体としたゲームを展開する。
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(前日の40センチ。)

が、反応無し。

教科書通り、扇状にキャストを繰り返すも反応なく、ラパラCD7のただ巻きやK太サスペンド、オグル、x80、ワンダーと、トゥイッチ入れるルアー、ただ巻きルアーを交互に織り交ぜてコントラストの高いローテを組み立てたが何の反応も得られない。

残り5分とちょっと。

自分の中ではこのローテでこのポイントなら充分であり、今日はこの一帯には魚が付いてない、そう確信が得られるまで叩いた。

ふと、最後、いつもの組み立てと違ったルアーを使って終わりにしようと、2軍ボックスを開け手に取ったのはエンパシー。

高速トゥイッチしては芸がないので、それはもう嘘!?というくらい夜向きのデッドスローで流す。

エンパシーの可変アクションを信じて。

置く、よりは気持ち巻いてる程度、25分間散々高速トゥイッチで叩いたそのポイントの3投目。

グンッッッ

!!!!!!!

あまりにも明確なバイト。
直後のエラ洗いでリアフックしか掛かってないことがわかったので、強引なやりとりからのネットイン。

シーバス始めて25年。まだわからないことだらけ。まだ発見がある。

だから辞められない。
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