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村岡昌憲

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プロアングラーとは?

ルアマガソルト、アウェイの洗礼in熊本天草編のDVDがただいま発売中のシーバス王に付録になっている。

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内容や結果は見て頂くとして、2年ぶりにこの企画に出て思う事が多々あったので書いてみようと思った。



それは、プロアングラーとはどうあるべきか?という問いへの答えである。





それを語る前に、前提条件を書いておく。

プロアングラーって?



釣りというジャンルにプロテストというものはない。

ゴルフや野球のようにプロテストがあれば、プロとアマチュアを分けることは簡単である。

ある一定の試験があって、初めてプロを語れるというのは納得性が極めて高い。


だけど、それが無い場合、何をもってプロとアマの境目とするか、釣りが上手いかどうか、お金をもらっているか否か、有名であるか否か、答えは全部違うと思っている。

俺はメーカーや関係者と、ある期待値をもって契約を結んだ時点でプロアングラーになると思っている。

これはそもそもどんな仕事でも同じであろう。

プロフェッショナリティの発生がプロの定義である。




ゴルフのアマチュア資格はこう定義している。

「直接的にも間接的にも、いかなる報酬、金銭的利益を受けないこと。」

愛好者であるうちだけがアマチュアなのである。




話は逸れるが、

そうすると、世の中、プロアングラーだらけである。

ピンからキリまでいるけど、そういう人がたくさんいるのは良いことではあると思う。

プロアングラー気分というのは、業界の裾野を広げる上でも非常に大事な要素であると思うし。


趣味の延長という枠を越えず(プロとしてメシを食っていこうとはまったく思わない)、プロアングラーになる人はマナーの啓蒙や初心者の育成に非常に貢献する立場になるので、釣り業界においては本当に必要な存在である。


だが、プロアングラーで生きていこうと腹をくくっている人間にとっては、彼らとの差別化に成功しない限り、その大勢にひとくくりされてまったく出てこられない。


シーバス業界もトッププロがもう10年近く同じ顔ぶれという状況を作っている。

個人的にはシーバスのトッププロになるのはたいした壁ではないと思うけど、20代ではまだ井上友樹くらいしか出てきていない。

釣りが何よりも好きです、なんて書いている20代プロアングラーは結構見るけど、もっと死ぬ気でやってみないかぎり、まったく出る芽はないだろう。

まず釣りに行ってないし、それを発信していない。

というか、自分の人生すら真剣に考えてない。

それでいいならいいのだけど、人生80年なんてあっという間。本当にもったいないぜ。


ということで、これでメシを食っていきたいプロアングラーに下記の内容を書いておく。






プロアングラーは腹をくくるべし

釣りの世界は男社会だ。

その男社会の中で華やかな舞台に立つプロアングラーは、嫉妬と羨望のど真ん中に立つ。誹謗中傷も受けやすい。

差別化に成功して輝けば輝くほどそれはエスカレートする。

精神的にきついので、ほとんどの人は途中で嫌になって投げ出してしまう。

この道で喰っていくんだという覚悟がなければつとまらない。

俺は若いうちに一気に有名になったので、まあ2chとかでも散々あること無い事書かれたけど、書かれなくなったらお終いだと思っていつも話題を提供するよう頑張っていた。

それに気付いたのは歌手板だった。

当時、浜崎あゆみや宇多田ヒカルのスレッドがたくさんあって、板の名前の数とCDの売れ行きは完璧に比例していた。

特に他のトッププロよりも話題になっているかがいつも気になっていたけど、いつだって一番だった。

そのおかげで今もこの立場で立たせてもらっていた。

むかつくこともあるんだけど、それ以上に自分に多くのものをもたらしてくれたので本当に感謝している。

今も有名になり出すと、すぐに2chで叩かれてどうのこうのと若いプロは嘆いているけど、俺は最高の応援団だと思うんだよね。

プロアングラーが最も恐れるのは無関心である。誰からも話題にされなくなったらプロは終わりなのである。







プロは結果にこだわれ。

俺の知る限り、全てのトッププロは超が付くほど負けず嫌いである。

その時、その場で最も多く釣る。

そこにこだわらないでトップになれた人間はいない。

大人げない、というレベルで一度はそんな期間を過ごさないといけない。

もちろん、釣りは運の要素も多分にあるので毎回そうはいかない。だけど、それに向き合い、自分を高めていった人だけがトップに立っているのである。








プロはイメージが命


圧倒的な経験と技術があれば、いつだってプロがプロらしい釣果を出せるのかというと、答えはノーだ。

技術や経験で勝るトップアングラーが今日初めてやるようなアマチュアに負けてしまう事が起こりうる世界。

それが釣りの世界である。

こういう世界はあまり他に無いように思う。




タイガーウッズが、初心者の女の子とゴルフを回ればまず負けることはない。

1ホール負けることはあるかもしれないが、その日のラウンドで負けることは100回やったって1度もないだろう。

それはF1のシューマッハやテニスの錦織が初心者とやったって同じ結果だと思う。

錦織が1ポイント落とすことはあっても試合に負けることはない。




ところが、釣りという世界は結果に対する時間軸が長いのである。

同じ形で例えれば、

釣りのプロが1日の釣果は初心者に負けることがあっても、一ヶ月の釣果で負けることはない。

という感じになる。

長い時間を通せば、プロとアマの経験と技術の差は圧倒的なものになるだろうが、その日、その時、という時間軸でいえばプロが釣り負けてしまうことなんて、しょっちゅうあるのだ。

そこは精神的に非常にタイトであるが、そこを乗り越えてナンボである。


そんな初心者に負けるような人はプロではない、なんて書いていた人もどこかにいるけど、それはプロに対する願望であり、夢物語である。

釣りを知れば知るほど、そうなるのは不可能であるということを知る。









イメージを持つこと。イメージを伝えること。


となると、アウェイの洗礼という企画。

この企画は賛否両論であるけれど、俺はプロがプロであるためにとても良い企画だと思っている。

企画の趣旨は、釣果が出しづらい情報無しのアウェイの状況の中で、釣り人がどう組み立てているのか、何を考えているのか、何にすがるのか?

をあぶり出していく企画である。




そのイメージの量や深さがプロとアマを分ける決定的な要因であると思っている。




釣りっていう遊びは、究極のところ、イメージの遊びなのである。

いつ、どこに、何を、どうやって、を考え込んで、そのイメージどおりに釣ることが至福の瞬間を作り出す。



釣りのプロは、
イメージのプロであるべきなのである。



イメージの沸き方、描き方、実行の仕方、そしてその伝え方。

それが上手い人がプロになるべきであり、初心者には決して描けない大きな差なのである。






自然の女神様は優しいので、一所懸命にランガンしているアングラーに突如チャンスはやってくる。

夢のような連発劇。

自然の女神様に微笑まれる幸福感と優越感。

だけど、それに浸って良いのはアマチュアだけである。





行ってみなくちゃ釣れるか分からない。

投げてみないと釣れるか分からない。

そんなのは釣りじゃない。

少なくともプロのやる釣りではない。





ちなみに誤解されそうなので書いておくが、今回の取材で釣れなかったからこんな事を書いているのではない。きちんと結果は出した。


今回の企画の取材中に、プライドと苦しみの中で、自分がどうあるべきか、プロとして何をしていくべきか、を考えながらの取材でそんな事を考えていた。


なぜこの場所を選んだのか、他の場所を選ばなかった理由は何か。

なぜこのルアーを投げるのか、なぜこの時合いを選んだのか。

風や潮や光や透明度やベイトといった様々なファクターの中で、しっかりとした理由をつけてそれをイメージとして伝えていく。

それを伝えることができるのが、プロアングラーなのだと思った次第である。

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そんな視点でDVDを見てもらえたら嬉しいと思う。


それを見た人の心に響いて、釣りがもっと好きになったり、釣りに行きたくなったりしたら、それはプロとして最も嬉しいこと。




予告映像




 

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