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村岡昌憲
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▼ 北海道遠征 その2
- ジャンル:日記/一般
- (area-釣行記-)
こちらは続編です。
その1はこちらからお読みください。
PCの方はBGMをどうぞ。
忘れ物を探しに行く旅がある。
捜し物を忘れに行く旅がある。
昨年の挑戦から1年。
僕はまたこの地に戻ってきた。
忘れ物を取りに。
北海道初日に一仕事を終えた僕らは、札幌からひたすら北へと走った。
深夜に到着した旅館の大広間で寂しいような、期待一杯なような食事。
翌朝は開発テスト。
今回のメインタックル。風神ADポデローサ100M。
今回の主目的の一つ。
BlueBlueの開発中ミノー。
シーバス用というのではなく、どこでも通用するオールラウンドミノー。
北海道のぶ厚い北西風を切り裂いてこそ、出せると考えている。
一日ほとんどテストに費やしたが、今回のものでは、まだまだということが判明。
試行錯誤は続く。
翌朝はさらに車を走らせる。
そして、原野を奥へ奥へと歩き続ける。
北海道のスーパーナイスガイにして、スーパーアングラー、赤塚健一氏。(通称ケンさん)
今回なんとSWAP香川に参戦!
そして、最近、超弩級のSに目覚めつつある本部スタッフAi。
この人も香川初参戦!
Mの人は上目遣いで絡むべし。
道北の川。
たった10cmの上げ潮。
だけど、原野には広大な沼が広がっている。
だから、流れはある。
そして、地形の読み方はスズキ釣りと一緒だ。
イトウはスズキと同じように流れに付くのだろうか。
答えを出すのは簡単ではない。
正解か、不正解かもわからない。
そして、あまりにも簡単に、あまりにも無情に、一日が終わる。
夜は疲れを取りに街へ。
カニって、うまいよな。
君のそんな笑顔初めて見たよ。
どんな事も熱いケンさん。
同じ感覚、同じステージで闘っている人はそうはいない。
心強くもあり、刺激的な存在。
3日目。
移動先からはビコウさんも合流。
竿を降り続けること、10時間以上。
魚がいるのかいないのかもわからない。
とても静かな水の中から、初めての生命感が伝わった。
魚道110MDをくわえて上がってきたのは小さいアメマス。
だけど、素直に嬉しい。
魚はボトムに定位しているのかわからないけど、レンジは明らかに下。
流木で激しく根掛かりしやすいので、慎重なレンジキープ。
それを10何時間。
もはや神経の消耗戦。
何とか上のレンジに反応しないものかと思って、メガバスX-120SWをトゥイッチしていたら、ゴンとヒット!
一瞬期待したが、40cmほどのアメマス。
トゥイッチに反応するとなれば色々できるかな、と思って一度攻めて良い感じだったワンドや馬の背(ではないかと)のような場所を改めて探っていく。
そしてまた一回り大きいのが1本。
そして、見つけた鮭の亡骸。
命というものを考える数分間。
海にいる無数の命が成長する鮭に食べられ、命を紡いでいく。
そして、その無数の命はある年の秋、川を上り、野山の川中で無数の命となる。
そして野山の命はそれを食べ、命を紡いでいく。
鮭は命を運ぶ。
鮭は命を循環させる。
鮭がいないと、野や山は命を紡げない。
そして、イトウは姿を現さないまま、一日が終わった。
明日は帰らねばならない日。
札幌まで400kmとか500kmの半分は一般道だ。
夜の酒は楽しく時間を忘れる。
明日の朝 夜が明けて2時間だけ。
2時間だけ釣りをしよう。
そして、速攻で荷物をまとめて帰ろう。
そう決まった。
夢を追いかけるのをあきらめてはいけない。
誰の目も真剣だった。
その3へ続く。
- 2011年11月7日
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