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村岡昌憲
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▼ 強く生きるための考え方
- ジャンル:日記/一般
- (elegy-つぶやき-)
先日、fimo会員の方からメールを頂いた。
「村岡さんを批判したり、中傷する人がいますが、そういう人がいても、どんどん前進していけるのはなぜですか?自分はそれができません。」
というような趣旨だった。
答えとしてはいくつかを書いたのだけど、それ以来それについてずっと考えていて、考えがまとまってきたので改めて書いてみようと思った。
まず、自分のことを批判や中傷する人は自分の人気のバロメーターであって、活動の上で非常に大事な要素であると気付くことがとても重要なのだと思う。
人間、100%の人に好かれる人はいない。
いるとしたら赤ん坊だけである。
赤ん坊は基本的に主張しない。
価値観でぶつからないなら、誰にでも好かれる要素はあるのかもしれない。
だけど、大人になったらそれは無理な話。
嫌われないように、中傷されないようにと、肩身狭くひっそりと生きていくこともできるだろう。
だけど、それではただ、生きているだけだ。
一度っきりの人生、そんな人生はまっぴらごめんだ。
となれば、自分のなりたい何かになるために、前に進まないといけない。
そのために言葉を発し、時に行動で示していく必要がある。
その際に自分が最も恐れているのは、関心を持たれないことである。
「村岡昌憲?知らない。どうでもいい。」
これが一番きついことだ。
これはプロアングラーもそうだし、歌手や芸術家でも一緒だと思う。
関心を持ってもらえない。
話題にもならない。
プロと言われる職業で、こんなにきついことはないのだ。
現状だって、釣り人全体で考えれば村岡昌憲についてそういう人が一番多いのである。
「あ、知ってるよ−。」
程度でも本当に感謝しないといけないのである。
でも、多くの人は村岡昌憲について関心が無ければ情報についてはスルーである。
ましてや俺のことについて書く事なんてあり得ない。
どうでもいいんだから。
自分の身になって考えてみたらすぐに解ることだ。
俺がネット上に他の何かについて書くことは全て関心があることだけなように。
関心を持ってもらう。
そのために言葉を発し、行動するのである。
その時、その言動が100%好かれるということは絶対にない。
経験的には2〜5%の人には絶対に受け入れられることはないと思っている。
「なんか好かない。」
「嫌いだ。」
そういう反応は出てくるだろう。
だけど、そう書かれた時点でしめた物だと思っている。
だって、関心を持ってもらえた上に、書くという行動までしてもらったのだから。
数件、そういう反応があれば、確実に100人近い人にそれは響いていると思うのだ。
実際、そういう人は俺について無関心な人よりはるかに詳しい(笑)
で、プロも影響力がない、人気が無いうちは、そんな批判も中傷も出てこない。
100人ファンがいて初めて数人のアンチが出てくるのだ。
一方、ファンの人は関心といっても気持ちが好意的でマイルドだからそんなにネット上の言動にも出てこない。これも出てくるのは数パーセントかな。
大多数の人は沈黙しているように見えるのである。
だから、見えやすいのはネガティブな反応の方という話。
批判、中傷は影響力、人気のバロメーターなのである。
そう思ったのは15年以上前の2ちゃんねるである。
他のどのプロよりもスレッドに名前が出ているよう、ネタを提供できるよういつも頑張っていた。時に過激に時に感動的に。
あと、批判と中傷の考え方について。
批判の中には事実誤認のものもあるけど、まあそれは放っておけばいい。
一方、的を得ている意見もけっこうある。
これはどんどんと取り入れて、自分のものにしていけたらいいのである。適切な批判者は最高の教師である。
感謝以外のなにものでもない。
もう一つ、中傷については感情的な行為だから仕方が無い部分があるのだけど、これは人間についてどんどんと知っていくと、中傷という行為の本質に気付くことができ、受け手としては何にも思わなくなるのである。
いや、その人をかわいそうとは思うようになる。
中傷する人は価値観の違いによって発生する。
こればかりはどうしようもないと思っている。
なんでこんなことするんだろうと思うけど、価値観が根本的に違うのだから理解できるはずがない。
絶望的にならざるをえない。
例えば、あいつは金儲けのことしか考えてないとか、そういう話。
お金に関わる事を言う人は、お金に非常に執着している人である。
お金に対して非常に関心が高い人。
お金に関心が高いという人は関心が無いよりいいことだ。
だけど、お金に関する価値観が違う。
思うに、こういう事書く人は極めて自己中心的な人が多いのだと思う。
お金を稼げる→全て自分のために使いたい→それが最高
という価値観で生きている。
あいつはお金を稼いでいる→自分だけ良い思いしているに違いない→けしからん
という考えになっちゃうんだろうなぁと。
でも、違うのである。
実はお金を稼ぐ人ってのは
お金を稼ぐ→自分と周囲のために使う→感謝と笑顔に包まれる→もっと包まれたいからもっと稼ぎたい→もっと頑張る→もっと稼ぐ→もっと周囲に使う
という人の方が比較的多いのである。そういう人にはさらにお金が集まる。
俺は20代の若い頃にそういう人に出会って、その周囲の一人として多くを恵んでもらった。
で、その人達はその感謝と笑顔でますます稼ぐのである。
それを見ていて、そうあるべきだ、と思った。
まあ、そうではない人もいるにはいるけどね。
もし、俺がそんな価値観だったら、
消臭と脱臭の会社やってりゃ済む話。
でも、俺はそうはなれなかった。
だから、俺は周囲と自分のためにどんどんと使う。
自分に使うってのは高級車を何台も持つとかそういうことではない。
自分の夢に使うって事だ。
消臭と脱臭で稼ぐ→fimo作る→BlueBlue作る。
そうやって、多くの人に役に立って喜ばせて、と。
きれい事でそう書いてあることはよくあることだけど、それを本当に実行できるかどうか。
ちなみにfimoはまだ赤字である。
金だけで生きているならとっくに止めてるだろう。
だけど、fimoの人をつなげていく活動の先に俺は夢を見ているから止めない。
黒字にする方法については、俺では限界を感じたので杉原リーダーに任せている。
だけど、俺はfimoでかけがえのない財産を手に入れた。
全国にいる仲良くなった友人達。
これが自分の人生をどれだけ豊かにしているか。
これが今の自分にもし無いと思うと、ちょっとゾッとするレベルである。
人生としては大幅な黒字なのである。
搾取という言葉を使う人も同じだね。
これもその心理を掘り下げていくとわかってくること。
もし自分がそんな強い立場になったら搾取したい人なんだよ、本当は。
強い力を持つ→弱い人から搾取したい
という発想がベースにあるから、
メーカーのテスターやモニターになる→搾取される
とか
メーカー→搾取していてけしからん
みたいな発想になる。
多くのプロアングラーはええ!?って思うんだよね。
搾取されてるなんて思ったことないぜって。
中傷する人はそれを呑気な考えと笑うけど、そんな価値観がない人にとっては搾取なんて思ったこともないわけで。
笑顔と感謝の関係だよね、メーカーとテスターは。
俺は色々なメーカーと契約してきたけれど、一度も搾取されてるなんて思ったことない。
全ての契約メーカーから俺は本当に多くのものを得たんだよね。
俺の活動で多くの稼ぎを得たかもしれないけど、俺も莫大な経験とそれなりのお金と知名度やブランドといったものを作ってもらった。
だから、自分から契約を辞めたメーカーは一つもない。
今の自分の総合的な力は、そうやって付き合ってきた彼らからもたらされたものだからね。
もう一度人生やり直しても同じ事やるけどな。
この考えは名誉欲や権力、女なんかのことでも全部当てはめられる考え。
テスターなりたい→なれない、羨ましい、悔しい
って人が
テスター→けしからん
そう考えると、世の中の色々な動きや対立も見えてくるのではないかな。
だって、そういう嫉妬心が自分の心の中に少なからずいるのを自分なら知っているはずだから。
その行為の本質にある心は理解できるはずなのだ。
ってことで、自分のことを中傷してくる人についても、少し愛着を持って見ていけるのではないかな。
無理か。(笑)
「村岡さんを批判したり、中傷する人がいますが、そういう人がいても、どんどん前進していけるのはなぜですか?自分はそれができません。」
というような趣旨だった。
答えとしてはいくつかを書いたのだけど、それ以来それについてずっと考えていて、考えがまとまってきたので改めて書いてみようと思った。
まず、自分のことを批判や中傷する人は自分の人気のバロメーターであって、活動の上で非常に大事な要素であると気付くことがとても重要なのだと思う。
人間、100%の人に好かれる人はいない。
いるとしたら赤ん坊だけである。
赤ん坊は基本的に主張しない。
価値観でぶつからないなら、誰にでも好かれる要素はあるのかもしれない。
だけど、大人になったらそれは無理な話。
嫌われないように、中傷されないようにと、肩身狭くひっそりと生きていくこともできるだろう。
だけど、それではただ、生きているだけだ。
一度っきりの人生、そんな人生はまっぴらごめんだ。
となれば、自分のなりたい何かになるために、前に進まないといけない。
そのために言葉を発し、時に行動で示していく必要がある。
その際に自分が最も恐れているのは、関心を持たれないことである。
「村岡昌憲?知らない。どうでもいい。」
これが一番きついことだ。
これはプロアングラーもそうだし、歌手や芸術家でも一緒だと思う。
関心を持ってもらえない。
話題にもならない。
プロと言われる職業で、こんなにきついことはないのだ。
現状だって、釣り人全体で考えれば村岡昌憲についてそういう人が一番多いのである。
「あ、知ってるよ−。」
程度でも本当に感謝しないといけないのである。
でも、多くの人は村岡昌憲について関心が無ければ情報についてはスルーである。
ましてや俺のことについて書く事なんてあり得ない。
どうでもいいんだから。
自分の身になって考えてみたらすぐに解ることだ。
俺がネット上に他の何かについて書くことは全て関心があることだけなように。
関心を持ってもらう。
そのために言葉を発し、行動するのである。
その時、その言動が100%好かれるということは絶対にない。
経験的には2〜5%の人には絶対に受け入れられることはないと思っている。
「なんか好かない。」
「嫌いだ。」
そういう反応は出てくるだろう。
だけど、そう書かれた時点でしめた物だと思っている。
だって、関心を持ってもらえた上に、書くという行動までしてもらったのだから。
数件、そういう反応があれば、確実に100人近い人にそれは響いていると思うのだ。
実際、そういう人は俺について無関心な人よりはるかに詳しい(笑)
で、プロも影響力がない、人気が無いうちは、そんな批判も中傷も出てこない。
100人ファンがいて初めて数人のアンチが出てくるのだ。
一方、ファンの人は関心といっても気持ちが好意的でマイルドだからそんなにネット上の言動にも出てこない。これも出てくるのは数パーセントかな。
大多数の人は沈黙しているように見えるのである。
だから、見えやすいのはネガティブな反応の方という話。
批判、中傷は影響力、人気のバロメーターなのである。
そう思ったのは15年以上前の2ちゃんねるである。
他のどのプロよりもスレッドに名前が出ているよう、ネタを提供できるよういつも頑張っていた。時に過激に時に感動的に。
あと、批判と中傷の考え方について。
批判の中には事実誤認のものもあるけど、まあそれは放っておけばいい。
一方、的を得ている意見もけっこうある。
これはどんどんと取り入れて、自分のものにしていけたらいいのである。適切な批判者は最高の教師である。
感謝以外のなにものでもない。
もう一つ、中傷については感情的な行為だから仕方が無い部分があるのだけど、これは人間についてどんどんと知っていくと、中傷という行為の本質に気付くことができ、受け手としては何にも思わなくなるのである。
いや、その人をかわいそうとは思うようになる。
中傷する人は価値観の違いによって発生する。
こればかりはどうしようもないと思っている。
なんでこんなことするんだろうと思うけど、価値観が根本的に違うのだから理解できるはずがない。
絶望的にならざるをえない。
例えば、あいつは金儲けのことしか考えてないとか、そういう話。
お金に関わる事を言う人は、お金に非常に執着している人である。
お金に対して非常に関心が高い人。
お金に関心が高いという人は関心が無いよりいいことだ。
だけど、お金に関する価値観が違う。
思うに、こういう事書く人は極めて自己中心的な人が多いのだと思う。
お金を稼げる→全て自分のために使いたい→それが最高
という価値観で生きている。
あいつはお金を稼いでいる→自分だけ良い思いしているに違いない→けしからん
という考えになっちゃうんだろうなぁと。
でも、違うのである。
実はお金を稼ぐ人ってのは
お金を稼ぐ→自分と周囲のために使う→感謝と笑顔に包まれる→もっと包まれたいからもっと稼ぎたい→もっと頑張る→もっと稼ぐ→もっと周囲に使う
という人の方が比較的多いのである。そういう人にはさらにお金が集まる。
俺は20代の若い頃にそういう人に出会って、その周囲の一人として多くを恵んでもらった。
で、その人達はその感謝と笑顔でますます稼ぐのである。
それを見ていて、そうあるべきだ、と思った。
まあ、そうではない人もいるにはいるけどね。
もし、俺がそんな価値観だったら、
消臭と脱臭の会社やってりゃ済む話。
でも、俺はそうはなれなかった。
だから、俺は周囲と自分のためにどんどんと使う。
自分に使うってのは高級車を何台も持つとかそういうことではない。
自分の夢に使うって事だ。
消臭と脱臭で稼ぐ→fimo作る→BlueBlue作る。
そうやって、多くの人に役に立って喜ばせて、と。
きれい事でそう書いてあることはよくあることだけど、それを本当に実行できるかどうか。
ちなみにfimoはまだ赤字である。
金だけで生きているならとっくに止めてるだろう。
だけど、fimoの人をつなげていく活動の先に俺は夢を見ているから止めない。
黒字にする方法については、俺では限界を感じたので杉原リーダーに任せている。
だけど、俺はfimoでかけがえのない財産を手に入れた。
全国にいる仲良くなった友人達。
これが自分の人生をどれだけ豊かにしているか。
これが今の自分にもし無いと思うと、ちょっとゾッとするレベルである。
人生としては大幅な黒字なのである。
搾取という言葉を使う人も同じだね。
これもその心理を掘り下げていくとわかってくること。
もし自分がそんな強い立場になったら搾取したい人なんだよ、本当は。
強い力を持つ→弱い人から搾取したい
という発想がベースにあるから、
メーカーのテスターやモニターになる→搾取される
とか
メーカー→搾取していてけしからん
みたいな発想になる。
多くのプロアングラーはええ!?って思うんだよね。
搾取されてるなんて思ったことないぜって。
中傷する人はそれを呑気な考えと笑うけど、そんな価値観がない人にとっては搾取なんて思ったこともないわけで。
笑顔と感謝の関係だよね、メーカーとテスターは。
俺は色々なメーカーと契約してきたけれど、一度も搾取されてるなんて思ったことない。
全ての契約メーカーから俺は本当に多くのものを得たんだよね。
俺の活動で多くの稼ぎを得たかもしれないけど、俺も莫大な経験とそれなりのお金と知名度やブランドといったものを作ってもらった。
だから、自分から契約を辞めたメーカーは一つもない。
今の自分の総合的な力は、そうやって付き合ってきた彼らからもたらされたものだからね。
もう一度人生やり直しても同じ事やるけどな。
この考えは名誉欲や権力、女なんかのことでも全部当てはめられる考え。
テスターなりたい→なれない、羨ましい、悔しい
って人が
テスター→けしからん
そう考えると、世の中の色々な動きや対立も見えてくるのではないかな。
だって、そういう嫉妬心が自分の心の中に少なからずいるのを自分なら知っているはずだから。
その行為の本質にある心は理解できるはずなのだ。
ってことで、自分のことを中傷してくる人についても、少し愛着を持って見ていけるのではないかな。
無理か。(笑)
- 2015年7月25日
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