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村岡昌憲

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9月16日   神々しい何か

- Stage16 - ~ 2004年9月 スイス出張2004 ~
 
 
 
 
 
自由って何だろうって思う。
 
今の日本は気をつけないと不自由な自由に陥りやすい。
 
選択肢を提示され、どれを選ぶのもあなたの自由ですよ、と。
 
しかし、選択肢を提示されている時点で不自由だと気付くべきだ。
 
ファミレスのAs you likeで、選んでいるつもりの日本人。
 
就職誌で職探しして、自分の人生を自分で選んでいるつもりの日本人。
 
 
 
それは自由ではない。選ばされているだけだ。
 
選択肢の数が無限にある。それこそが自由なのだ。
 
 
 
しかし、到底そんなものは世界中のどこに住もうとあるわけはないと気付くだろう。
 
人は死ぬまで自由にはなれないのだ。
 
喪失感の中でふと思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今年で6回目を迎えたスイス出張。
 
今回は自分たちのビジネスを強く推進してくれる各地のエージェントをご招待しての旅。
 
今までの海外出張の様な挑んでいくものとは少し違う。
 
いわば関係の強化、そして更なる発展を願う旅。
 
 
 
 
 
 
 
スイス中央にあるルッツェルンの街並みは今日も美しかった。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
早朝は釣り好きな人を誘って釣り。
 
スイスは完全なライセンス制度なので、下手すると両手を後ろに回されてしまう。
 
釣り人に色々と聞きながら、なんとか慣れない英語で湖のアウトレットの橋の上ならライセンスが無くてもいいと
 
聞いた。しかし、危ないのでルアーやスプーンのキャストは禁止なんだそうだ。
 
ということで、他の地元のおっさん達に混じる感じで、置き竿。
 
ウグイの小さなものを釣って、それを泳がせでパイクやマス類を狙えるそうだ。
 

 
 
 
 
事実、最終日の朝は地元の中華系のおっさんが、それで見事にパイクを仕留めていた。
 
日本チームはウグイすら釣れなくて完敗。
 
 
 
 
 
 
 
表敬訪問や歓迎パーティーなどメインの、僕にとっては最も気の疲れるイベントが毎日のように過ぎていく。
 
その最中に出会った日本人の女の子とメールアドレスを交換してくれと頼まれる。
 
スイスで会う女の子に、しかもスイスには今後も来ることがある、とわかった途端に彼女らの目は輝きを増す。
 
日本ではあり得ないほどにもてるのだ。
 
 
 
きっと日本からの買い出しを期待してのことか。
 
事実、今回の僕のスーツケースの中身は煎餅や海苔や味噌などがたっぷりと入っていたように。
 
まあ遠い国だ。
 
知らない、気付かない方が幸せなこともある。
 
素直にぬか喜びしていよう。
 
 
 
 
 
5日目に昨年に訪れたグリンデルワルドへ。
 
スイスを象徴する一つのこの景色をぜひ見てほしかった。
 
しかも今回は勝手がわかるので、宿は街ではなく、最も標高の高いところ。
 

 
 
グリンデルワルドから45分。標高2061mのシャイデックへ。
 
新田次郎の遺品が眠る記念碑があった。






 
たった一軒しかないホテル。天に刺さるアイガーを見上げる形。
 
クラシックな山小屋風の情緒あるホテルにみんな喜んでいた。
 
 
 
 
 
後はありきたりだけど、トレッキングをしたり。
 

 
 
 
 
 
 

 
 
標高が高いところで飲むビールは一瞬で酔いが回る。
 
小瓶2本でいい気分。ある意味お得だ。
 
 
 
 
 
 
 
早朝、ほんとうにゆっくりと明るくなってくるスイスの空にアイガーの影がのしかかるように存在する。
 
やがて日が差し始めた途端に、山頂に傘雲がかかり、それが光と重なって虹となる。
 
 
 

 
 
ひたすら美しい。部屋からこの眺めをずっと見ていた。
 
 
 
 
 
グリンデルワルドは雲の下。
 
今日、雲の上にあるのはたった一軒、このホテルだけ。
 
そこにヴェッターホルン、シュテックホルン、アイガー、メンヒ、ユングフラウと4000m級の山々が雲から突き出ている。
 
 

 
果たして人間がここにいて許されるのかと思うほど、神々しい何か。
 
 
 
 
 
そしてさらに上へ。
 

 
 
悠久なる時を刻む氷河が、雲の中へと流れていた。
 
 

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