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村岡昌憲
東京都
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▼ 無常観
- ジャンル:日記/一般
浜松から東京に戻った足で準備して、今度は山形へ。
山の中にポツリと立っている精神病棟を目指す。
今日の山形は雲がほとんど無い青空で、まさに夏の空。
鮮緑なる山々が連なる様に胸一杯に美味しい空気を吸い込んだ。
ふと思い出したのは松尾芭蕉の名句。
国破れて山河あり、城春にして草青みたりと笠打敷て時のうつるまで泪を落し侍りぬ。
夏草や つわものどもが 夢の跡
奥の細道の最もクライマックスであっただろう、その句であった。
日本人は北という方角への畏敬の念を抱く民族である。
魂や想いは常に北へ向うと信じ、そこに日本人は無常感を見いだしてきた。
精神病棟は壮絶だった。
人間であるのに人間ではないような、その世界に慣れていない人間にはとてもきつい。
糞便を壁になすりつけ泣きわめく姿に、テレビ画面におでこをくっつけ凝視しながら笑っている姿に、僕は人の無常なるものを感じずにいられなかった。望んでなった姿ではないだろう。不可抗力によって、逃避によって、色々な理由があるだろうけど・・。
ふと死に場所というものを考えた。
人は、特に男は、死に場所を探すために生きている、と書いたのは三島由紀夫だった様な気がするが、その考えを最近理解する事ができる自分がいる。
死に場所といえば
広島東洋カープの前田智徳。満身創痍の天才打者。
彼の打席に男の美学、武士の、滅びの美学を見いださずにいられない。
野球選手として、どう死ぬか。
そんな風に思っているように見えるのは僕だけだろうか。
そして、僕の死に場所はどこにあるんだろう。
そして、あんたの場所も。
- 2003年7月17日
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