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村岡昌憲

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  • カテゴリー:日記/一般

最近、寂しい話がちらほら。

本業の会社で、またしょうもない裏切りというか、何というか。

社員全員の生活と命を守る身分についてから、なおさら大事にしているのは、日頃の誠意と仁義である。
 

そして感謝を忘れないこと、驕らないことだろう。

若い頃に、それと正反対の世界にいた。

欲望のままに生きる餓鬼と修羅の世界にいた反動は、後に自分を相当な期間にわたって苦しめた。

その間に、多くを犠牲にし、多くを失った。迷惑を掛けた人は数知れず。

だけど、今となってはそれを学ぶために、そこにいたのだと思っている。

 

フェアという名の仁義なき非道が広がる資本主義経済。

取引相手が仁義を捨てたとき、一度目は寛大に扱うことにしている。

それが先代の経営者から学んだ人生を穏やかにするための知恵。

しかし、二度目は無い。それが30歳以降の自分のルールだ。

仏の顔も三度までだが、自分は仏ではない。

 

相手が仁義を捨てるならば、こちらも容赦なく、鬼となろう。

仁義なき相手に仁義では戦えぬ、より強大な力で圧倒せぬ限り、勝利はないのだ。

が、そうやって生きてきたが、一時でも、鬼となり、修羅となった反動は大きい。

心をしっかりと保たないと、正気の世界に戻ってこられない気がする。

だからこそ、毒気の血しぶきを浴びるのは、自分だけでいい。

 

これからの時代に本当に必要なのは、真実の豊かさを知っている人間である。

日本人の多くは、豊かになったが、それは物質的であり、精神的には決して豊かではない。

むしろ戦前の人に比べて、精神的な豊かさを大きく失ってしまったと考えている。

物質的に豊かで、精神的に貧乏な人が多いこの日本でも、わずかながら、そのどちらも豊かな人間がいる。

そういう人間がうちの会社には割合として多い。

彼らこそが、新しい日本を切り開いていくのだという気がしてならない。

そのための自分なのだ、と最近は良く思う。

 

          

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