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村岡昌憲

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QRコード

Area2  ~南の烈風、熾烈 ~

Area2 - Stage29 ~ 南の烈風、熾烈 ~

2009年11月1日 荒川
 



何回か前のAreaに今の自分は秋のために生きている、と書いた。

この場合の秋とは、秋のスズキを差す。



多くの命が冬の訪れを前に、燃えさかる紅葉にも負けないほどの輝きを見せる。

スズキも決して例外ではない。

スズキがいる川も磯も港湾もサーフも多くの命が賑わい、そしてやがて生命の営みの中で最も厳かな産卵活動へと入っていく。



僕は食べるためではなく、ただ釣りたいが為に、川の中に立ち込む。

スズキを釣り、そして逃がす。

釣ったスズキの一部は傷つくこともある。目がつぶれてしまうこともある。

それでも致命傷でなければ逃がす。



ただ闇雲に魚を傷つけているだけではないか。

世間的にはそういう声が聞こえてもおかしくない。



しかし、多くは都市化されたこの世の中で、自分の中の野生を感じる数少ない瞬間。

今はその瞬間に浸っていたいと心から思う。

だから、少しでも魚を傷つけない工夫をし、ゴミを拾い、自然の中の自分の立ち位置にバランスを取ろうとしている。

見えないヤツ、感じないヤツはそんなことしないでもいい。

だけど、僕は目のつぶれたスズキを持って、笑えないだけだ。







10月の後半になって、秋の最盛期に向けた準備をした。





まずラインを全て巻き替える。

秋は忙しいので、ラインの管理ができない。

リールは全てイグジスト。未だ持って信頼性最高のリール。

3012が2台と2508が2台、2506が1台。





白いラインはシーバスPEパワーゲーム。

この秋に多くの会社から新ラインが発表されたが、飛距離全盛の時代に突入しつつある湾奥、いや日本のシーバス界で今もなお最高の性能を誇るこのラインにはどこも追いついていない。

一つだけ投げ釣り用のPEラインを巻いてある。

これは飛距離の計測用。

秋は本気の釣りの季節でもあるが、ロッド開発、ルアー開発の仕事は続く。

感覚で飛んだ飛ばないではないきちんとした飛ばすロッド、飛ばすルアーの開発のためには必須なのだ。
 
AkKG8UyDvMNi4n39P67x_480_480-224c6526.jpg 
 
 
 
 
 
ライフジャケット、タックルバッグも新しくした。
 
ライフジャケットはアピア風神、アイマなどからニューモデルが発表されており、僕はテスターなので供給も受けたけど、数回使った結果、結局マヅメのライフジャケットを自分で買った。
 
使い勝手が全然違う。
 
きちんと使う人のために、アングラーのために開発をしていれば、こうなるはず、それをマヅメはきちんとやっている。
 
 
 
フィッシンググリップのホルダー然り、ペンチホルダー然り、だ。
 
 
 
アピアもアイマも本当に良いブランドなんだから、きちんとやるべきだ。
 
ライフジャケットは専門じゃないから、というのなら出すべきではない。
 
 
 
 
 
 
 
今年はエイがとにかく多いので、登山用のストックをエイストックに使うことに。
 
LEKIのモデルは軽くて、水に浮くのでいい。フローティングロープをつないで釣りをしている間は手を放していられるようにした。
 
 
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決してそれ用ではないのだけど、マヅメのライフジャケットはストックを差すことができる部分がある。
 
ポイントまで長々と歩くことが多いのでこれは重宝する。
 
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ピンオンリールはアメリカ製。ヒモでバックルに結びつけるタイプ。
 
日本の釣りメーカーのものはみんな留め金が針である。
 
あれ曲がらないかい?付けたときは良くても一年間曲がらないで使えた試しがない。
 
気付くとどこかで落としたってケースが多い。ここに爪切りばさみとハサミとスナップをたくさん付けておく。
 
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マヅメのバッグの方は一部改良。金具部分が曲がらないよう縫いつけ。
 
このベルトは平らなうちはかっこいいんだけど、使ってるうちに半分に折れやすくなって、そうなるとプラスチックの金具が90度ずれて変なことになる。
 
前作より改良を加えてあるけど、もう一息欲しかったかな。
 
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10月30日は港湾部へ。大潮4日間の初日。
 
 
 
 
 
昼間にスイスから帰ってきたばかりで状況がまるで解らない。
 
 
 
が、GETBOOKを見る限りではかなり良い感じということで朝方の上げに合わせて出撃。
 
 
 
秋の港湾部は断然潮位が高いときの方がいい。
 
上げ潮のパワーががっしりと岩壁に当たる埠頭で常夜灯の下にライズ発生。
 
 
 
周囲には数人のアングラーがいて、ここ数十分の間に2回ほど攻められていたポイント。
 
スズキ釣りもブームになって久しいが、この秋は例年にもまして人が多い。
 
こういうポイントでは、誰かがやったかもしれない釣りは最初から外す。
 
例えば、スーサンとか(笑)
 
 
 
 
 
ヤルキスティックを常夜灯の明かりのはるか向こうに沈めて、超デッドスローで明かりの中を通してくる。
 
風が弱いので水深5mラインくらいを通せている。
 
 
 
バイト出るかな?と思ったところを通り過ぎて脳裏に失望感が漂った瞬間にこつんとバイト。
 
 
 
サッとロッドを立てて合わせるとすごい引き。
 
ストラクチャーから引きはがす為に最初はガチンコ勝負。
 
引きはがした後はドラグを1回転弱めてドラグ主導で少し弱らせる。
 
2度の突っ込みを交わして浮いたところをランディング。
 
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サイズは70無いくらい。でっぷりしていた。
 
 
 
 
 
 
 
続いてもう1本。
 
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翌日は静かな夜。
 
下げ狙いの旧江戸川。狙っていたポイントに人がいたので、その上流側からエントリー。
 
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ここは川の全体的なカーブの内側に当たるので大潮の時は流れが外側に行ってしまい、いまいち良い流れが差さない。
 
その一瞬差したところを、とやれば決まる釣りなんだが、魚の反応がない。
 
下流側にいた人が上がった下げ8分過ぎに入れ替わる形で入る。
 
目に付きやすい瀬はもう流れが差してない状態だったが、30m先に瀬がある。先にいた人がそこを撃っていなければチャンスはあり。
 
とはいえ、普通にやってしまえば瀬の上をルアーが流れてしまうので、しっかりとした攻めをしていなければ出ない魚以外は残ってないだろう、と。
 
 
 
ちょっと無理して瀬の上流側に立ち込んで、完全ダウンで撃っていく。
 
まずはブーツ110で瀬の頭で撃ち込んで、ロッドを立てて超超超デッドスロー。
 
ほとんど巻かないで流れに任せながらドリフトさせたり、V字を書いたりする。
 
 
 
5投目だったかにバフッとバイト。
 
ほとんど水面に出ていたので水柱が立つが、ブーツも水と一緒に飛ぶのが見えた。
 
その次の一投、前の一投よりティップを少し下にして慎重に慎重に瀬に入れていくとゴン!
 
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サイズは潮止まり寸前なのでこんなもの。
 
 
 
 
 
 
 
その後、瀬の中からカウンターで60センチ級。
 
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ブーツ140スリムにしてフッコ。
 
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その後は良い流れも終わってしまったので、上げ始め狙いに切り替えて休憩。
 
岸際でお茶を飲んでいると最下流から上がってきたアングラーが。
 
 
 
下げの半ばに90センチを釣ったそうで、おめでとうございますなんて話をしていたら、
 
「もしかして小沼さんですか?」と。
 
「いや、えぇ!? いや、違います。」
 
「あ、それは失礼しました。」
 
「いえいえ、光栄なことです。」
 
 
 
「でも、DVD見たことありますよ。雑誌に付いていた・・・」
 
「ああ、ソルストですね。そうですか、ありがとうございます。」
 
 
 
「でも、じゃあ、オヌマンじゃないとしたら、大野さん?」
 
「いや、まあ・・・そんなもんです。」
 
「いつも応援してます。」
 
(ええっ!?顔も知らないのに?!)と思いつつ、
 
「はい、ありがとうございます(笑)。」
 
 
 
ってことで、自分の中ではかなりウケル話をした後に別れ際に、
 
 
 
「あ、すいません。 さっきの90センチってどんなルアーで釣ったんですか?」
 
「スーサンです!」
 
 
 
「ええっ!?ああ、スーサン・・。はい知ってますよ!」
 
 
 
スーサン、すっかり自分から離れていってくれて開発者としては嬉しい限り。
 
末永く使って頂戴ね、という言葉を背中に投げかけて見送った。
 
 
 
 
 
 
 
肝心の上げはじめは、上げ3分過ぎに良い流れが瀬に差してきたところでキャスト開始。
 
30分ほど待つ時間があったが、ここで出ないと・・・と考えていたタイミングでブーツ140スリムにドンとヒット。
 
ヒットするなりエラ洗いもなく上流に走っていく。
 
これはデカイ!
 
 
 
20m程走って豪快にエラ洗い。頭の大きさから80後半。
 
 
 
一転して沖の方へ走っていく。
 
と思ったら、根ズレする感触が。
 
まずいまずい、とロッドを立てるもラインブレイク。
 
 
 
やってしまった。
 
 
 
今年はラインブレイク無かっただけに残念。
 
 
 
時合だったが釣りも終わりとした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次の日11月1日。
 
満を持しての大潮2日目。
 
 
 
先に書いておくが、この日の釣りはまともな釣りではない。
 
自己責任と、自分の判断でできる人のみやって欲しい。
 
 
 
 
 
自分の中で、この日と決めていた日。
 
ところが、春一番みたいな南の暴風が吹き荒れる。
 
普段なら釣りには行かない日。
 
だけど、この日と決めていたのである。体調もスケジュールも全部ここに合わせてきた。
 
川は風と流れが逆で逆波になるから釣りにならないと思ってシャローに入る。
 
 
 
 
 
普段は静かなシャローに大きな波が次々と打ち寄せてくる。
 
まともな神経では立ち込むところではない。
 
が、これだけの波が打ち寄せるシャローは、その波と共に入ってくる大量の水を払い出す流れが発生する。
 
そのカレントにシャロー中の魚が集まる。
 
 
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おへその下くらいまで立ち込む。
 
 
 
カレントの位置はよく判ってるので何とかそこまで辿り着いてキャスト開始。
 
風に逆らうように、クロスキャストする。
 
 
 
波の高さは目線くらい。たまに頭より少し高い波が来る。
 
ウェーダー浸水は仕方がない。
 
 
 
数分で頭から全身ずぶ濡れ。
 
ウェアを着ているので上半身だけ乾いているものの、ウェーダーの中は少し浸水したようだ。
 
 
 
30分ほど頑張ったが全然ダメ。
 
心も折れてあきらめようかと思ったが頑張る。
 
潮が引いた分前に出て、常にギリギリの波の位置をキープする。(流されない、というギリギリね)
 
やがて南の烈風が少し収まってきた。
 
 
 
風に翻弄されていた流れがしっかりとまとまった瞬間にヒット!
 
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まるまる太ったスズキ!
 
 
 
 
 
ここからはじまる世界を僕は何度も体験したことがある。
 
残念ながら超弩級がかかるパターンではない。
 
たまに釣れることはあっても、それは運であり、狙って獲るものではない。
 
しかし、荒れ狂う海の中にも生命が凝縮する場所とそうでない場所があり、そのまっただ中に自分はいて。
 
その時に感じる己の野生が自分のスズキ釣りの原点なのだ。
 
 
 
 
 
 
 
風はちょっとずつ収まる感じで、予報通り北に変わろうとしている。
 
風向きが変わればこの爆発力も終わる。
 
 
 
僕は最後の残雪が溶けるのを惜しむかのような気持ちで投げ続けた。
 
 
 
 
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ドハマリしたのはコモモカウンター。
 
 
 
レッドが間違えて塗ってくれたブルーブルー(メッキ、ほんとはアルミ)がこれでもかと当たる。
 
 
 
だけど、パターンとしては難しい釣り。
 
 
 
横風を受けないように低い弾道でキャストし、着水後すぐにラインスラッグを取ってルアーのバランスを決める。
 
そこからカレントの流れに対して頭を上にして泳がせながらU字を書く。
 
 
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リトリーブはほとんどできない。
 
風がラインをあおるので、その風にリトリーブをさせているような感じ。
 
が、ラインが弛みすぎたらアタリが判らない。
 
その弛まず張らずのバランスを取りながら、カウンターというリップレスのレンジをキープする。
 
 
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何本掛けて何本バラしたかわからない。
 
50センチ以下は写真も撮らなかった。
 
 
 
 
 
この日に掛けてきた自分の中では満足する釣り。
 
しかし、自分の中にある、この日は訪れなかった。
 
その条件が揃う日は残りあと2日。
 
今年はそこに全てを掛けよう。








使用タックル
ロッド icon アピア 風神号91MLナイトホーク
リール icon ダイワ イグジスト3012
ライン icon 東レ シーバスPEパワーゲーム 1号
プラグ

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ゴミ icon ペットボトル

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