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村岡昌憲

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Area8-4 ~シーバス 長崎市内 その2~











X-110SWをフルキャストする。

川の流れは右から左、風もそよそよと右から左。

瀬の上流にポトリと落ちる。
 
右にロッドをあおりラインスラッグを取る。

そのままロッドを左に倒し、順手でジャークを入れる。

豪快なまでのヨレの中をバシッバシッと速いジャーキングで流す。
 
水は澄んでいるし、月明かりもかなり明るいが、渦巻く流れの中とスライドダートで見させない。

ヨレから出た後は、スロージャーキングで回収。





出ない。

もう一度キャスト。



ワンテンの着水とほぼ同時に、10m程下流でゴッバァ!と水柱が立つ。







そっちにいるのか!

下流側にロッドを倒し、少し流しつつ、ジャーキング。





ググッ!

食っ・・。





乗らない・・・。

小さい?


水柱を立てたのはデカかった。70はある。

食ったのはフッコのような感じだった。

やはり複数いるようだ。


腰が痛い。

いつの間にかかなり前かがみになっていた。

後ろの光を気にしすぎていた。

一度、腰を伸ばして、もう一度前かがみの戦闘態勢に入る。







デカイ水柱が立ったとこまで、届かせたい。

魚がいるのはおそらく瀬の落ち込み。そこに何とかプラグを持っていきたい。

ワンテンより飛ぶハンマーか?一瞬頭をよぎったが、X-110SWのまま継続。







息を殺してジリジリと前に進む。

この緊迫感。まさに生きている実感だ。




さっきよりヨレの中の波の立ち方が少し弱くなっている。

まずい。もうすぐ時合が終わってしまう。






少し焦った。

左足を前に、更に進む。

左足に冷たい感触。ブーツの中に浸水してきた。

そこで足を止める。





狙い澄ましてキャスト!

水面とほとんど平行、低い弾道でX-110SWがヨレの中へ吸い込まれていく。
 
着水直前で、ベイルを戻し、ラインスラッグを取った状態で着水させる。

そこからジャーク。

ググッ!




乗った。

魚が走る。テンションが掛かるのを待ってバッドまで絞り込む様にアワセを入れる。
 
 
 
 
 
ザバババッ!

水面から魚が飛びだした。

あ、小さい。

ああ残念。でも慎重にファイト(笑)
 
ところがバレてしまう。
 
40センチぐらいだった。スズキとフッコが混在している。

片っ端から釣れればいいけど、そんないい話はない。

ルアーサイズを上げるかどうか悩んだが、12センチだってこのシャローのフッコは食ってきそうだ。





パッシュ!

そこにまた真空音。
 
 
 
 
 
まだいる。






気持ちを決め、もう5歩、足を進める。

また左足に浸水する。そこから風の合間を縫ってキャスト。

着水ざまにジャーク。スライド幅50センチぐらいの稲妻ダート。
 
出ない。






もう一度キャストするが出ない。

ハンマー13センチに替える。

風神ゼータのブランクスをぶん曲げてフルキャスト。

瀬の上にどぼんと落ちる。

ジャークしようか迷ったが何もしないで流す。


出ない。


再度キャスト、また出ない。

5投ほどしたが、出ない。








投げすぎた。追わせて食わせきれなかったかも






一番嫌いな展開だ。変え時を誤った。

ルアーケースを取り出す。

レアのBlueBlueに目が行く。俺を出せ、そう言っているようにも聞こえたが・・。

ここはX-110SWに替える。






一度、腰を伸ばす。

大きく振りかぶって高切れ覚悟で思いっきり振り抜く。

川面と平行にX-110SWが風を切って飛んでいく。一番飛んだ。完全に瀬尻の中に吸い込まれた。

着水、ただ巻きしてラインスラッグが無くなり、X-110SWが泳ぎ出す感触が伝わってきてから、ジャーキングを入れる。

3回目のジャークの直後、一瞬ラインの張りを感じた。PEラインだから感じられるこの違和感。

直感で食ったと判断する。





そのまま、もう一度ラインスラッグを取ってジャーキングを入れる。

こっちが期待した通りにティップが入っていく。

そのままリールを巻きながら、ロッドを立てた。

風神ゼータのブランクスがきしみをあげて、曲がりきった。
 
 
 
 
 
瀬の裏側だけに最初で負けると後がきつい。

かかとを上げ、大きくロッドを上にあおって魚を浮かす。

ドッバァ!
 
 
 
 
 
うおわおうわぁぁ!





また、でかいっす!






一転して、魚は下流に向かって20m以上走っていく。

自分の下流に水面に浮かぶブイが見えた。まずい。

X-110SWはフックが6番だ。切られるよりは、フック伸びを選ぶべきか。

ドラグを1回転閉め、右方向、川の上流側にロッドを倒してテンションを掛けまくる。

自分も川の中に少し進む。右足の中にも浸水してきた。

絶対に獲ってやる!






魚は一瞬止まったが、豪快なトルク感で更に下流へ走る。

ドラグが悲鳴を上げ、風神ゼータのガイドがきしむ。



その瞬間、テンションが消えた。


□△★!



声にならない悲鳴を上げて、川を蹴り上げる。






またやっちまった。

6番フックじゃ獲れないって。


ブイがあるのは分かっていた。ファイト方法を誤った。強引にやりすぎた。

未熟・・・。





しかし、X-110SWのダートは一撃必殺だ。

二軍に落とすには惜しいプラグだ。何とかしてくれ。メガバス。



頭に来て、河原の石を蹴りあげる。つま先に激痛!

これで少し頭を冷やした。頭上の満月を見上げた。

時計を確認する。0時20分。
 



あ~あ。

1m近くはどう見てもあった気がした・・。









その時だった。


バッシュッ!

はっ!

と背後を振り返った。

まだ魚がいる。

しかもデカい。





ヨレがほとんど消えかかっている。

急いで元に位置に戻る。

水面を見る、さっきX-110SWを食った位置。

そこにいるのか?

ライズを待つか?

いや、勝負しよう。






キャストしようと人差し指にラインを掛けて気が付いた。

X-110SWのフックを見る。

2本がリングごと引きちぎられている。1本も完全に伸ばされていた。

これじゃダメだ。

僕も落ち着いてない。





ルアーケースを取り出す。

X-110SWを替える。

ちなみに前のカラーはスターダストイワシ、後のはサンセットクルージング(だったっけ?)

ど派手なピンク色だけど、この状況ではカラーは関係ない。







ブーツの中はもう水でグチャグチャだ。

何が、繁華街に飽きたビジネスマンの新しい夜遊びだ。

(単なる水遊びではないか、と)








でもいいのである。

楽しいのだ。






川の中に進む。両足に浸水する。

絶好の位置に立ってX-110SWをキャスト。

これ以上無いところへ落ちた。

ラインスラッグを取ってジャーク。


食えっ!
 





神懸かれ!

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