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村岡昌憲

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QRコード

Area3 ~村岡昌憲、最終章~

Area3 - Stage15
 ~ プロアングラー村岡昌憲、最終章 ~ 
2009年12月25~30日 シーバス






24歳の時にプロアングラーになる決意をした。

25の時にメガバスと契約したことから始まるブレイクアウトによって、今日という日まで本当にエキサイティングな日々を過ごすことができた。

X-80SW、X-110SW、シーバスPE、ネオンナイト、イブラン、ヨルクル、クロスインパクト、ヤルキスティック、シーバスPEエフゼロ&パワーゲーム、スーサン、ナイトホーク、AXA・・・。

2ちゃんねるでもおかげさまでいつも注目されている地位を保つことができたし、(叩かれまくったけど、名前が挙がらない方がよっぽど最低だと思ってた。)このTSNも900万アクセスなんてサイトまで成長したし、自分が思う色々なことを様々なプロダクトとして発表できて、多くのヒット商品に恵まれることができた。


このサイトではキャラ上、きついことや厳しいこと、偉そうなことも一杯書いてきたけど、それに恥じない生き方をしようとしてきたからこそ今の自分になれたと思っている。


改めて、今まで支えてきてくれたファンの皆様に厚く御礼を申したい。




本当に、本当に、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
そして、今年いっぱいでプロアングラーとしての活動を終了させようと思った。
 
その理由として、本業の会社のこともあるけど、実のところプロアングラーになろうとした動機のほとんどを成し遂げたということがある。
 
その動機はStyleに書いてあるので割愛するが、まだ完全ではないにしろ、自分なりにこの業界の発展に貢献できたことは大きいと思っている。
 
そして、大野ゆうきをはじめとする次世代のプロアングラーが僕らが創った文化を更に育てていってくれると思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、これからどうするか。
 
このTSNをどうするか。
 
そんなことを考えたフィッシングショーの時。
 
TSNでまだやり残したことがある。
 
それを何とかできる方法をある日突然ひらめいた。
 
そしたら、それを僕の最後の大仕事にしよう。
 
そう思って準備を進めてきた。
 
ところがあまりにも計画が膨れあがって、副業とか言ってるレベルではなくなってきた。
 
どうするか。
 
どうする俺?
 
年末に一つの決断をした。
 
いっそのこと、本業を2つ持ってしまえ。
 
名付けてFI計画。
 
今の段階では言えないけど、一つの壮大な計画を考えている。
 
5年後、10年後に、このArea3のstage15を振り返ったとき、ここから始まったのか、と。
 
きっとそう思えるよう、頑張ろう。
 
鬼神の如き一点集中でやり抜くのだ。
 
そして、多くの人に多くの協力をお願いして回らないといけない。
 
だけど、それができたとき、僕の夢は完成を迎えるのである。
 
 
 
春に発表しよう。
 
それまでもう少し待ってて。
 
 
 
 
 
 
 
という感じで(どんな感じだ?)慌ただしく進む年末。
 
22日の夜にウェーディングに。
 
 
 
 
 
潮が悪いので、この秋に一度も行かなかったB級ポイントへ。
 
でも、ここで僕の仲間がTSSTクラシックで優勝した。
 
その時のパターンを話しに聞いて、僕も体得しておこうと。
 
 
 
 
 
入るなり、50センチほど。
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スーサンで続けてもう1本。
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クラシックもスーサンで取った魚だそうで。
 
ありがたい限り。
 
 
 
 
 
 
 
で、ブーツで70センチ後半。
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更に60後半をkomomoカウンターで。
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陸に上がって、仲間内で釣り納めの話題が交わされる。
 
そうか、そんな時期か。
 
僕のプロアングラーとしての最後がいよいよやってきたんだな。
 
そう思いながら一日一日が過ぎていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、開発途中の商品はそのまま続いていく。
 
ナイトホークもほぼ完成。発売はずっと先だけど相当期待していていいと思う。
 
そしてスーサンのタングステンバージョン。仮称「チョーサン」
 
そして12センチのスーサンである仮称「ニーサン」
 
サンばっかりじゃつまんないので、ニーサンは名前変えると思う。
 
これを冬の間に仕上げないとね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それから少し書いたことあるんだけど、
 
 
 
ヤルキスティックの抱き枕がいよいよ完成した。
 
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限定50本なのでお早めに。次は絶対にないからね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
使い方を考えてみた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
釣りしてる最中に車の中で待ちくたびれた彼女に対してヤルキ注入。
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もう15分ほど待ってもらうことに成功。  そして別枠でもヤルキUP!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
携帯ストラップとして強引に装着し、ヤルキ注入。
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彼女の声が明るくなったとかならないとか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もちろん、会議室でこっそり寝るときもヤルキ注入。
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30分の睡眠で8時間寝たのと変わらない睡眠効果、というのはさすがにない。
 
 
 
 
 
 
 
ちなみにフローティングでアイも付いてる。
 
ヤルキスティック抱き枕のご購入はこちらから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
27日は千葉に置いてある船で仲間と釣り。
 
 
 
大好きな島に釣りに行った。
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来る度に本当に美しいなと見とれる。
 
いつかロッククライミングでよじ登ってやろう。





釣果はイナダとかカワハギとか。
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もちろん沖から上がってさすけ食堂へ。
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クーラーを持ち込んで5分で刺身になるママの手際の良さにはいつも感心。





イナダはヅケにしても美味しい。
 
「ママ、ご飯おかわり!急いで!」と叫ぶのは僕ですがダメですか?
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締めはカジメラーメン。
 
いよいよ味も仕上がってきて真骨頂。
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話は遡って、その前の週末。
 
道さんのところに行く。
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なんだろう。子供を育てる一つの理想がここにはある。
 
子供はすごくのびのびと育っている。近所の子も次から次へとやってきてみんなで遊んでいる。
 
 
 
僕の車もあっという間に占領される。
 
本当に綺麗な目。その瞳のまま、大人になって欲しい。
 
そう願わずにいられない。
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何をしてもらったかというと、後部座席を改造してもらった。
 
8人乗りシートの3列目を取り外して、そこに棚板と衣裳ケースを4箱。
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いいでしょ。
 












帰りにお父様から小松菜をたくさんもらった。
 
とても夫婦で喰いきれる量じゃないので、近くの親戚、友人宅へ配りまくった。
 
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家に着くと、群馬の土屋さんから下仁田ネギが。
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すき焼きにして食べて大満足。




















29日。夕焼けはしびれるほど美しい。
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房総へ遠征した。











まずは金谷のさすけ食堂へ。
 
 
 
アジフライとカワハギなめろうのミックス定食。
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そんなメニュー無いけど、僕の名前を出せばきっとやってくれる。
 
ちょっとぶっ飛ぶ美味さだよ。










内房の港内にいたイワシは完全に抜けている感じ。

仲間内では完全に終わっているなんて話だったけど、そうではない。

イワシがいなくなっただけ。






スズキは他のベイトを食っている。

バイブレーションのスローな釣りで大型が連発。
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スズキ釣りは奥が深い。
 
簡単なときだけ釣って、飽きたなんて言葉を聞くと腹が立つ。
 
 
 
 
 
まだまだ産卵前。
 
ここの魚が捕れたらたいしたもの。

途中、多くのアングラーが立ち寄ったけどミノーを10分ほど投げて帰ってしまう。

魚はいる。イワシはいない。11月の釣りをいつまでもやってたって進歩はない。











湾奥に戻るとプリンスの車発見。



中を覗くと、ヤルキ注入中。
 
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かわいぃねぇ。





















そして30日。釣り納めの日。








昼間から吹いた南西の暴風。

仲間3人で夕方に集合。

今日がプロアングラーとして最後だ。

僕にとってとても重要な日。














迷わず立ち込んだ。








釣り場は大荒れ。
 
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容赦なく波しぶきが襲いかかってくる。
 
 
 
その中で3時間。ひたすらにキャストを続けた。
 
 
 
川の流れと風が逆で、表層の流れが弱い。
 
 
 
波の下のレンジが一番流れが速いのでそこを、裂波やナバロン、K2F、サルディナあたりでレンジキープして回遊を待った。















しかし、魚からの反応はなかった。






上がると決めていた22時30分が近づいてきた。



僕はキャストをやめて、ひたすら風が吹いてくる方向を見ていた。



波しぶきが顔に掛かっても目もつぶらずに、ひたすら沖を、ひたすら風上を見ていた。




僕は興奮していた。



来年自分が始めることを思うと興奮せずにいられなかったのだ。


それを始めることで何が起きるかわからない。



そう、先の事なんて誰にもわからない。



だけど、僕にとって、過去に手がけてきて成功させたどんなプロジェクトよりはるかに大きいことをまた挑戦するのである。



それに立ち向かう心境はまさに今の暴風に立ち向かっているようなもんだ。



先は何も見えない。



だけど、こんな時代だからこそチャンスは転がっている。









プロアングラーをやめることで多くのものを手放すことになる。



しかし、空いたその手でまたもっと大きなものを掴んできた。



僕はいつだってそうやって生きてきた。


そうやって、数多くのものを手に入れてきた。



両手を開けるために、もっと明るい未来を掴むために、もっと自分の可能性を高めるために。











僕は振り返って、そして叫んだ。



「帰ろう!」




2009年、釣り納め。





最後、海に向かって祈祷。


来年も安全に、そして良い釣果を得られますように。















 

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