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村岡昌憲
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▼ Area4-2 ~シーバス 江戸川 その2~
- ジャンル:釣行記
- (area-釣行記-)
リリースをして、また水の中へ戻る。
満潮からもうすぐ3時間、流れはいよいよ最高流速を迎えようとしている。
風が水面から潮を押す。
レアをしばらくキャストするが、反応が無くなったのでハンマーに変える。
次にビリケンに変える。
シャローに上がりきったコノシロの群れが、ブレイクラインの上で時々水面を荒げる。
スズキサイズが来ているんだろうか。
この間感じた、ランカーの気配を未だに今日は感じていない。
そのせいか、ビリケンもむなしく泳ぎ続ける。
コノシロに囲まれて30分ほど。
コノシロに囲まれて30分ほど。
やがて手にしたのはレアだった。
先ほどのヒットに、何か要因が?
流れの中に定位したスズキはもう何でも食ってくる。
流れの中に定位したスズキはもう何でも食ってくる。
だからフックも浮力も大きいルアーをキャストし、なるべく小さいサイズを乗せないように、そしてでかいフックでばらさないように。
これが超弩級を獲る理念と哲学だ。
ところが、そこにパターンというものが常に、何かと介入してくる。
ところが、そこにパターンというものが常に、何かと介入してくる。
何でも、というわけにはいかない日がしばしばある。
そんな日。そう、まさに今日はそんな日だった。
今日のスズキは捕食対象を吟味して選んだ。
回りくどく書くのはよそう。
本当は「今日は」ではない。正しくは「今は」なのだ。
本当は「今日は」ではない。正しくは「今は」なのだ。
スズキはシャローに上がり込んで捕食しているうちはルアーを見切る。
流れの中から出たスズキはルアーを見るのだ。
今はベイトがシャローの上にいるからスズキも流れのないシャローに入って捕食してくる。
だから出せない。水面直下、U字、引き波、色々やっても出せない。
ところが潮が引けば、コノシロはシャローからブレイクラインの下に降りざるをえない。
流れの中でスズキは狂う。きっと壮絶なボイルが起きるだろう。
「でも、今は」
「でも、今は」
この答えが欲しかった。
答えとしての突破口はおそらく2つ。
一つは流れの中でのU字前での勝負。
もう一つはペンシルタイプの揺らめきアクション。
この2つが潮位のある時のシャローを制するんではないかと思ってる。
そこで選んだのは後者。レアリップレスだった。
そこで選んだのは後者。レアリップレスだった。
フルキャストして、一度は流れの本流に入れる。
着水点はやや上流側。
そこからややスローでリトリーブ。
正面あたりでブレイクラインに差し掛かるようにU字を描く。
流れのないブレイクラインに入ったら、ロッドを少し立てて流れの中の揺らめきアクションを最大限に出す。
この行程で大きなU字を描く。
1投ごとに少しずつ下流へ降りていく。角度も色々と変えてみたり。
5分ほどやってただろうか。
5分ほどやってただろうか。
レアがブレイクラインに差し掛かるかどうか、の時。
ドッコーン!
ドッコーン!
と高さ1mはありそうな水柱が立ち上がる。
背筋が凛と凍った。
やっぱり秋はこれだよな。
背筋が凛と凍った。
やっぱり秋はこれだよな。
柔らかくも鋭く、アワセを叩き込む。
魚は水中で何度か首を振った後に、上流側に走り出した。
ドラグをジリジリと粘り強く出していく。10mほどは出しただろうか。
一転して、フッとラインテンションが無くなる。
降りてくる。
魚が下流に向かって猛ダッシュをしたかに感じた。
魚が下流に向かって猛ダッシュをしたかに感じた。
両腕を上げ、ロッドを目一杯天に突き上げる。
やがて叩き付けるようなラインの衝撃に両腕のストロークと体で衝撃を吸収する。
そこからドラグが滑り出す。
そこからフル加速。
これは間違いなくでかい。
これは間違いなくでかい。
一気に20m近くラインを出して止まる。
流れのないシャローに誘導する。
数m出されては数m巻き取るという一進一退の攻防。
バレんなよ。
しかし、3分ほどでやっとバテてくれた。一気に勝負に持ち込む。
しかし、3分ほどでやっとバテてくれた。一気に勝負に持ち込む。
浅い河原に何とか誘導して勝負あり。
スズキ界のフカキョンとでも呼びたいとこです。理由は今度。
全長で85センチでした。 狙うべき点から出るべき魚に出てもらって感謝。
秋シーズン最初の80UP。
さすがに体力もきつかったんで、その後はもう1投もしなかった。
土手に上がって河原を振り返る。
その神々しいほどの川の流れはただただ流れていくだけだった。
秋シーズン。GETBOOKも他のHPも好釣果で賑わってる。
「目標は80UP。」みんな声をそろえて言う。
でも、その気持ちは本当かい?
その為に考えてやっているかい?
ランカーを掛けに行くのと、掛かるのを願うのでは全然違うんだ。
気持ちもそうだし、タックルが大きく変わる。
そうしている人は東京湾奥でも、普通に年間10本以上は獲ってる。
荒川でも、旧江戸でも、多摩川でも江戸川でも10本は獲れるのだ。
50,60を数多くヒットさせるのもすごく楽しい。
でもそれはいつでも楽しめる。
60センチの活性が高くて80センチの活性が低いなんてありっこない。
スズキの中で一番数が多い40~60が元気な時、80も90も100センチもみんな活発にエサを追ってることを忘れちゃダメなんだ。
ランカーを掛けに行くのと、掛かるのを願うのでは全然違うんだ。
希望は無いよりあった方がいい。
しかし、希望だけでは話は動かない。
手を挙げるんだ。すれば話は動き出す。
釣りの場合の絶望はたいしたことじゃないさ。
使用タックル | ||
ロッド | ミラクルワークス ジャンキースティック70Xpi | |
リール | シマノ ステラ4000 DH | |
ライン | 東レ シーバスPE 1号 | |
プラグ |
ミラクルワークス ドカポップ12cm・阿修羅 アロウズ レア アイマ コモモ |
|
- 2002年9月26日
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