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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

筑後川シーバス 4月 土砂降りの夜

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季節は春、4月からの仕事でこの日まで釣りをする余裕は無かったけれど、疲れた身体に少し無理をして雨が振り出す前の筑後川へ向かった。

筑後川下流部、春のバチ抜けのシーズンと初夏のアリアケヒメシラウオのシーズンの間に少し難しいタイミングがある。

22時過ぎ単独でポイントに入るが、週末の夜なのに貸切状態。
最近釣れていないって事なんだろうか?と考えながら釣りを開始する。

それから1時間ほどで、正月の釣行以来の釣り仲間である、Blog:筑後川有明鱸通信の「筑紫次郎氏」が合流する。

ここ数年、彼と共にこの釣場を楽しんできたけど、お互いに仕事の関係もあり、釣行日数は以前に比べて減っている。

何処で何をすれば答え「釣果」に近づく事が出来るのか?はある程度把握はしているものの、暫くぶりの釣行である。


潮は良い感じなのに、魚からのコンタクトは無いまま、ゆっくりと夜は流れて行く。

それが釣れない時間だとしても、久々に仲間との釣りは楽しいものである。色々と情報交換していると、また違う角度からこの釣りが見えてくる。

やがて、時刻は午前2時を過ぎて、干潮時間になる。

「まあ、春はこんなものよ」と「筑紫次郎氏」は先に釣場を後にした。


そして何時ものとおり、ここからはソロの時間になる。

この時点で僕が釣りをする所も釣り方も決まっている。

片付けをしている「筑紫次郎氏」に一言、「釣行ログ用に一本釣って帰ります」と分かれた後は、何時もの単独の釣行である。

ポイントに再度立った時には、我慢仕切れなくなった春の夜空から大粒の雨が降り出した。


水面は雨で慌しくなるが潮は完全に動きを止めてしまい、センターの僅かな流れだけにチャンスがありそうである。


雨は止む気配は無く、徐々に強さを増している。

それでも、レインを着る事も無く、長年愛用している草臥れたウィンドブレーカーを一枚。防水効果は殆ど見込めないから、体温が奪われて辛くなるまでを制限時間として、キャストを続ける。

先日届いたばかりの新色Blooowin!140Sにて反応を探りに行くがノーバイト。レンジは合っていそうだが、今日のフィールドでのベイトサイズには少しボリュームが大きい様だ。

そして、トレイシー25gを投入する。

一発目で反応が出たがフッキングミスで逃してしまう。
フォール中にアタリが出るというパターンである。

完全に油断をした瞬間のバイトで反応出来なかったのが敗因だ。

70mのフルキャスト直後に素早くラインスラッグを回収してセンターの僅かな流れにドリフトして行く。

ボトムに触れた瞬間に回収を掛けるスピードのファーストリトリーブでリアクションを狙う。

暫くして再びバイト!

狙ったタイミングで外す訳にはいかない。
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50cmくらいだろうか?土砂降りの雨の中、やっと獲った苦労の一本。
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続いて可愛いサイズを追加し雨脚の強くなったフィールドを後にした。
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本当に疲れが心地良い夜だった。
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ふと帰り道に考えてみれば、今シーズン初のシーバスだった。

そんな事も忘れているくらい日々の日常に追われている自分がいる。

少々無理にでも釣りをすることで少し気持ちが楽になった。

今年もどれだけ出来るのかはわからないけど、出来る事を少しずつ。

少しずつ積み重ねて行こう。

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